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イベント

【Live配信/アーカイブセミナー 7/4】マイクロ波加熱の原理と化学反応への応用

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化学・エレクトロニクス:セミナー 医薬品/医療機器・材料/食品/化粧品:セミナー  / 2024年05月06日 /  化学・樹脂 セラミックス 電子・半導体
イベント名 マイクロ波加熱の原理と化学反応への応用
開催期間 2024年07月04日(木) ~ 2024年07月16日(火)
【Live配信】2024年7月4日(木)10:30~16:30
【アーカイブ(録画)配信】 2024年7月16日まで受付(視聴期間:7月16日~7月26日まで)
会場名 ZOOMを利用したLive配信
会場の住所 東京都※会場での講義は行いません
お申し込み期限日 2024年07月16日(火)15時
お申し込み

 <セミナー No.407211>

 

【Live配信セミナー】【アーカイブ配信セミナー】

 

マイクロ波加熱の原理と化学反応への応用

 

★ 導入にあたって注意するポイント! エネルギー操作設計とトラブル対策!

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■講師

中部大学 工学部 准教授 博士(工学) 樫村 京一郎 氏

 

■聴講料

1名につき55,000円(消費税込・資料付き) 

1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)

大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくはお問い合わせください。

 

 ■Live配信セミナーの受講について

・本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。

・下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
 → https://zoom.us/test

・開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
 セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。

・Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
 Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。

・パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。

・セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
 お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。

・当日は講師への質問することができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。

・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。

・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
 複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。

・Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
 万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

 

プログラムあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

 

【講座の趣旨】
マイクロ波加熱技術の基礎と工学応用について、乾燥・化学合成をベースとして概観する。材料や化学分野の研究者がはじめてマイクロ波加熱を利用するために必要な基礎知識を理解する。マイクロ波プロセスで見られる様々な課題を紹介し、加熱工学・電磁気学の観点から対策法を紹介する。マイクロ波加熱プロセスの実用化へ向けた可能性の判断指標を示すとともに、持続可能社会への変革へ向けたマイクロ波プロセスの構築例を紹介する。


1.マイクロ波加熱の魅力と特徴
 1.1 加熱技術としてのマイクロ波
  (1)高速加熱
  (2)内部加熱
  (3)選択加熱
 1.2 製鉄反応の高速・低温プロセス化 ~高速加熱の応用例
  (1)研究背景 ~問題設定~ 
  (2)マイクロ波製鉄の原理
  (3)スケールアップ試験と装置概要 
  (4)マイクロ波製鉄の課題
 1.3 スレート瓦のアスベスト無害化 ~内部加熱の応用例
  (1)研究背景 ~問題設定~
  (2)マイクロ波によるアスベスト高速無害化法の原理
  (3)アスベスト無害化プロセスの改善点
  (4)マイクロ波ロータリーキルンと問題点と課題
 1.4 エネルギー操作による化学反応制御 ~選択加熱の応用展開へ向けた展望
  (1)マイクロ波吸収特性と選択加熱
  (2)選択加熱を利用した反応高速化の報告事例
 1.5 バイオマスの再生資源化への応用 ~マイクロ波加熱による反応高速化
  (1)電磁波に励起された分解反応と分解反応高速化
  (2)電磁波加熱における固液各相の温度分布

 

2.マイクロ波プロセスに関する基礎知識と諸問題への対応
 2.1 よくある問題とその概要
 2.2 熱暴走によるプロセス不安定性~加熱対象の温度が上がりすぎてしまう、など
  (1)ホットスポットと熱暴走
  (2)伝熱工学の観点からのホットスポット
  (3)ホットスポット対策事例
 2.3 マイクロ波によるエネルギー操作設計のアプローチ ~マイクロ波で加熱できない、など
  (1)マイクロ波加熱装置の問題
  (2)材料吸収特性と傾向
  (3)補助加熱とプロセス設計
  (4)マイクロ波照射系とるつぼ選定 ~空洞共振器をはじめとした事例
 2.4 放電現象 ~放電が生じてしまう、など
  (1)プラズマの性質と雰囲気ガス
  (2)電離電圧と真空度
  (3)雰囲気の改善による対策
 2.5 温度分布制御へのアプローチ
  (1)電磁制御による温度分布制御
  (2)熱制御による温度分布制御
  (3)物質移動による温度分布制
 2.6 様々な問題と対応策の紹介(事前の質問に対する回答)

 

3.マイクロ波加熱のプロセス応用
 3.1 マイクロ波加熱を検討するための準備
  (1)マイクロ波加熱の実用化事例
  (2)実用化への判断指標
  (3)迅速加熱・内部加熱とプロセス時間
  (4)改善例のコスト試算例
 3.2 各社が販売するラボ試験機の比較
 3.3 マイクロ波加熱炉の組み上げ(ラボ試験) 
 3.4 半導体発振器とマグネトロン発振器
 3.5 特許戦略について

 

4.マイクロ波加熱による新しい化学反応の報告
 4.1 マイクロ波効果
 4.2 Dudley-Kappe論争
 4.3 新しい化学反応と提案モデル
 4.4 マイクロ波加熱工業応用のこれから

 

【質疑応答】

 

セミナーの詳細についてはお気軽にお問い合わせください。