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イベント

【Live配信/アーカイブセミナー 7/3】シランカップリング剤の効果的活用法

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化学・エレクトロニクス:セミナー  / 2025年05月10日 /  自動車 化学・樹脂 電子・半導体
イベント名 シランカップリング剤の効果的活用法
開催期間 2025年07月03日(木) ~ 2025年07月14日(月)
【Live配信】2025年7月3日(木)10:30~16:30
【アーカイブ(録画)配信】 2025年7月14日まで受付(視聴期間:7月14日~7月24日まで)
会場名 ZOOMを利用したLive配信
会場の住所 東京都※会場での講義は行いません
お申し込み期限日 2025年07月13日(日)15時
お申し込み

 <セミナー No.507211>

 

【Live配信セミナー】【アーカイブ配信セミナー】

    

シランカップリング剤の効果的活用法

 

~反応機構/選択・使用法/反応・表面解析評価法~

 

★ 『加水分解・縮合反応の制御』 『界面構造の最適化』 のポイント! 

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■講師

FAM テクノリサーチ 代表 博士(工学) 山田 保治 氏

 

■聴講料

1名につき55,000円(消費税込・資料付き) 

1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)

大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくはお問い合わせください。

 

 ■Live配信セミナーの受講について

・本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。

・下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
 → https://zoom.us/test

・開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
 セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。

・Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
 Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。

・パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。

・セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
 お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。

・当日は講師への質問することができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。

・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。

・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
 複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。

・Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
 万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

 

プログラムあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

 

【習得できる知識】
・シランカップリング剤の種類、選択基準、効果的使用法
・シランカップリング剤の作用機構
・ナノ粒子の調製と粒径制御法
・シランカップリング剤による固体表面修飾反応
・シランカップリング剤の表面処理効果、表面分析/解析法

 

【講座の趣旨】
シランカップリング剤は主として界面制御による接着・密着性や異種材料の親和性・相溶性の向上などに使用されていたが、近年飛躍的に応用分野が広がり多種多様な工業分野で使用されるようになってきた。従来の接着・密着性の向上に加え、新規機能材料として盛んに研究され、既に塗料やコーティング剤として実用化されている有機‐無機複合(ハイブリッド)材料の開発において、複合化に不可欠な薬品として使用され重要な役割を果たしている。このように、新規材料開発におけるシランカップリング剤の用途はますます拡大し重要となっている。
 本セミナーでは、シランカップリング剤を実務で効果的に活用するための基礎をわかりやすく説明し、有機‐無機ナノハイブリッドや機能材料へ応用するためのナノ粒子の調製と粒径制御、種々な材料への表面処理法や反応、処理表面の分析・解析などの具体的な実験例(マニュアル)を中心にやさしく説明する。


1.シランカップリング剤の概要
 1.1 シランカップリング剤とは
 1.2 シランカップリング剤の種類と化学構造
 1.3 シランカップリング剤の機能
 1.4 その他のカップリング剤(ジルコニウム、チタネート系カップリング剤)
 1.5 シランカップリング剤の効果的な使用量と使用方法

 

2.シランカップリング剤の反応、反応制御、作用機構および界面構造の制御と最適化 
 2.1 シランカップリング剤の反応
 2.2 加水分解・縮合反応と反応機構
 2.3 加水分解・縮合反応の制御
  (1)シランカップリング剤の反応性(反応速度)  
  (2)加水分解性基の影響
  (3)有機残基の影響
  (4)pHの影響
 2.4 無機材料表面への修飾反応と反応機構
 2.5 シランカップリング剤、反応条件の影響、界面構造の制御と最適化
  (1)pHの影響 
  (2)溶液濃度及び反応温度の影響
  (3)無機材料の影響
  (4)界面構造の影響
 2.6 ジルコニウム系及びチタネート系カップリング剤の活用

 

3.シランカップリング剤の選択基準、使い方と処理効果
 3.1 シランカップリング剤の選択基準-どんなシランカップリング剤を選べばよいか?
 3.2 シランカップリング剤の使い方-効果的な使い方は?
 3.3 シランカップリング剤の処理効果-シランカップリング剤処理でどんな効果が得られるか?

 

4.ナノ粒子の調製法と粒径制御およびシランカップリング剤による表面処理法-界面・分散性の制御
 4.1 ゾル-ゲル法の基礎と応用
  (1)ゾル-ゲル法の特徴
  (2)ゾル-ゲル反応の支配因子
  (3)ゾル-ゲル法の応用―ナノ粒子の調製と粒径制御(Stober法)
 4.2 シリカの表面構造と反応性
 4.3 なぜ界面の制御が必要か?
 4.4 有機-無機ハイブリッド材料の合成法
   [ゾルーゲル法、微粒子分散法(コア-シェル型ハイブリッド材料)]
 4.5 シランカップリング剤による表面修飾・改質技術
  4.5.1 表面処理法
   (1)固相法
   (2)溶液法
   (3)気相法
  4.5.2 シルセスキオキサン粒子の調製
  4.5.3 ラダー型ポリシルセオキサンの調製
  4.5.4 シランカップリング剤によるナノ粒子表面修飾処理の実験例(代表的な実験マニュアル)
   (1)ナノ粒子
   (2)カーボン材料
   (3)金属材料
   (4)ステンレススチール

 

5.表面キャラクタリゼーション―シランカップリング剤の反応状態、表面状態の分析法
 5.1 シランカップリング剤の反応解析、被覆率解析方法
 5.2 表面状態の解析・評価方法
  (1)構造分析(FT-IR、NMR など)
  (2)熱分析(DSC,TG-DTA など)
  (3)表面分析(XPS、原子間力顕微鏡(AFM))

 

6.シランカップリング剤の応用
 6.1 樹脂、エラストマーの架橋
 6.2 複合材料(有機-無機ハイブリッド)への応用
  6.2.1 有機-無機ハイブリッドの材料設計、
  6.2.2 有機-無機ハイブリッド材料の調製法
   (1)溶液混合法/溶融混練法
   (2)層間挿入法(層剥離法)
   (3)ゾルーゲル法、
   (4)微粒子分散法(In-situ重合法)
   (5)表面修飾粒子法(コアシェル構造型ハイブリッド材料)
  6.2.3 種々な有機-無機ハイブリッド材料の調製と特性 
   (1)汎用(熱可塑性)樹脂(PMMA、PC、PSなど)
   (2)耐熱性・熱硬化性樹脂(PI、エポキシ樹脂など)
  6.2.4 有機-無機ハイブリッド材料の構造・特性解析
 6.3 塗料・コーティング剤への応用
 6.4 高機能材料への応用


7.参考図書

 

【質疑応答】

  

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