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イベント

【Live配信セミナー 10/9】“新規事業テーマ”創出の仕組み作りと運営のポイント

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研究開発マネジメント:セミナー  / 2025年08月05日 /  産学連携 医療・バイオ 化学・樹脂
イベント名 “新規事業テーマ”創出の仕組み作りと運営のポイント
開催期間 2025年10月09日(木)
10:00~17:15
会場名 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
会場の住所 東京都
お申し込み期限日 2025年10月08日(水)15時
お申し込み

<セミナー No.510502>

 

【Live配信】
“新規事業テーマ”創出の

    仕組み作りと運営のポイント

 

★両利きの経営を支える組織体制、R&Dと事業部との連携、ワイガヤ、マーケティング…
 新事業を次々に生み出す組織体制と仕掛けの秘密に迫る!

 

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■講師
【第1部】AGC(株) エグゼクティブフェロー 神谷 浩樹氏
【第2部】メルクエレクトロニクス(株) 薄膜ソリューションズ

                  SOD開発部 部長 宗像 基浩氏
【第3部】本田技研工業(株) 知的財産・法務統括部

           四輪事業知的財産部 第四知財課 仲山 修司氏
【第4部】元・旭化成(株) 常執行役員 田村 敏氏

 

■聴講料

1名につき66,000円(消費税込み、資料付) 
1社2名以上同時申込の場合1名につき60,500円(税込)

大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
詳しくはお問合せください。

 


プログラム                                                                                    

【10:00~11:30】
【第1部】両利きの経営を支える組織体制と研究開発部門の役割、運用

AGC(株) エグゼクティブフェロー 神谷 浩樹氏

【講師略歴】
  1986年 旭硝子株式会社(現AGC株式会社) 研究開発部に入社 主にフッ素系高分子材料の開発に従事。
  2000年 同社 化学品事業本部事業部研究所に移動
  2007年 同社 化学品カンパニー開発部長
  2012年 AGCケミカルズアメリカズ社 President&CEO
  2018年 同社 技術本部企画部長
  2020年 同社 執行役員 技術本部先端基盤研究所長
  2025年 同社 エグゼクティブフェロー
  事業部の立場とコーポレートの経験がほぼ半々。専ら研究開発業務に従事。

 

【講演趣旨】
企業の研究開発部門におけるイノベーションは、最終的に新規事業創出に繋がるものであることが求められる。しかし、新規事業は、技術的な革新がけん引する場合が多いが、それは必要条件であって事業を成功するための十分条件ではない。一方で、既存事業の競争力強化に向けては革新的な生産技術などは、技術イノベーションが求められる。両利きの経営では、既存事業の成長と、新たな成長を担う新規事業の創出の両者をバランスよく実行することが企業としてのサステナビリティを高めると考えられている。両利きの経営を支えるAGCにおける研究開発の考え方について具体的に解説し、組織マネージメント、研究者のマインドセットなどを含めて考え方のポイントを整理する。

【講演項目】
1.AGC株式会社の紹介
  1.1 会社概要
  1.2 ビジョンと価値観
  1.3 ブランドステートメント
2.両利きの経営を支える研究開発の組織体制と考え方
  2.1 開発における両利き
  2.2 革新的生産技術、次世代商品開発、新事業開発
  2.3 既存事業と新規事業のマネージメント、技術マネージメント
3.事業貢献を見据えた研究開発マネージメント
  3.1 事業から見た研究開発の課題
  3.2 仮説指向計画法(DDP法)の活用
4.技術開発を進めるうえでの留意点
  4.1 研究開発者の心構えなど
【質疑応答】

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【12:15~13:45】
【第2部】コーポレートR&D部門と事業部R&D部門の連携によるイノベーションの創出

メルクエレクトロニクス(株) 薄膜ソリューションズ SOD開発部 部長  宗像 基浩氏

【講師略歴】
1968年 4月奈良県生まれ。1994年 3月 京都大学大学院 工学研究科 石油化学専攻(現 物質エネルギー化学専攻)修士課程修了後、三菱化成(株)(現 三菱ケミカル(株))に入社してポリエステル樹脂の開発に従事。2008年 4月 米国の関係会社勤務を経て、開発グループマネジャー。2010年 5月、三菱樹脂(株)に出向し、R&Dの企画管理業務を担当後、2012年 4月より新規事業部門の企画管理シニアマネジャー。その後、研究開発戦略および次世代事業企画のシニアマネジャーを経て、2016年12月からポリエステルフィルム開発センター長。2020年 4月 三菱ケミカル(株) 大阪研究所長。2023年 6月三菱ケミカル(株)を退職し、同年7月にメルクエレクトロニクス株式会社に入社し現職。

 

【講演趣旨】
企業におけるR&Dの推進はコーポレートR&D部門と事業部R&D部門が担っているケースが多い。企業の成長のキーの一つであるイノベーションはこれらR&D部門から創出されることを期待されているが、実際は思うように創出されていないケースが散見される。演者は30年以上にわたり化学企業においてR&D部門および新規事業部門で仕事をしてきたが、それぞれのR&D部門が適切に連携することが企業におけるイノベーション創出の可能性を増やすと考えている。そのために可能性を増やすための好ましい連携の在り方をよく検討して適切に実装および実行することが重要である。そこで、本講演では筆者の経験を基にイノベーション創出の可能性を高める連携の在り方について述べたい。

【講演項目】
1.企業におけるR&Dについて
  1.1 何故、R&Dをするのか?
  1.2 R&Dテーマの定義について
  1.3 企業におけるコーポレートR&D部門と事業部R&D部門の役割について
2.企業戦略とR&Dについて
  2.1 経営戦略と研究開発戦略について
  2.2 研究開発戦略での連携の定義の重要性
3.具体的な連携の在り方について
  3.1 失敗する連携について
  3.2 ステージゲートシステムでの連携について
  3.3 連携と情報共有について
  3.4 マーケティングとの関係について
【質疑応答】

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【14:00~15:30】
【第3部】YG Innovation Facilitatorによる新事業創出支援の仕組みと運用のポイント

本田技研工業(株) 知的財産・法務統括部 四輪事業知的財産部 第四知財課 仲山 修司氏

【講師略歴】
2002年に電機メーカーの知的財産部門からHondaに入社。 産業カウンセラー、キャリアコンサルタントとして15年程度活動。 2017年頃から新事業・新サービスのアイディア創出プラットフォーム「YG Innovation Facilitator」の開発に携わり、現在はHonda内に加え、大学や公的機関、民間企業にもYGIFワークショップを展開。

 

【講演趣旨】
多くの企業が新規事業の創出に取り組んでいるが、成果につながらないという声も少なくない。世の中には、新規事業創出をサポートするツールが存在するのに、なぜ成果に結びつかないのだろうか。 Hondaは、これまでワイガヤ文化で数々の新商品・新サービスを生み出してきた。さらに2017年頃からは、この“ワイガヤ”を行動科学で再構築した新事業・新サービスのアイディア創出プラットフォーム「YG Innovation Facilitator」を開発し、現在2,000名以上にワークショップという形で機会を提供し実践を重ねている。 今回は、実践から得られたYGIFによる新事業創出支援の仕組みと運用のポイントについて紹介する。

【講演項目】
1.Hondaのボトムアップ型の文化と“ワイガヤ”
  1.1 Hondaのボトムアップ型の文化
  1.2 Hondaの“ワイガヤ”とは
  1.3 ワイガヤの3つの難しさ
2.ワイガヤを行動科学で再定義 YG Innovation Facilitator
  2.1 ワイガヤが問う本質とは
  2.2 YG Innovation Facilitator の基本的概念
  2.3 体系的枠組み(行動科学に基づくワークショップ設計)
  2.4 “ワイガヤ”の場をつくるファシリテータ
3.事業創出支援の仕組みと運用のポイント
  3.1 ワークショップの目指すゴール
  3.2 ワークショップの企画
  3.3 事業創出支援の現場でおさえたいポイント
4.最後に
  4.1 生成AIの影響を考える
  4.2 まとめ「ほんとうに大切なこと」
【質疑応答】

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【15:45~17:15】
【第4部】マーケティング&イノベーションによる新規事業創出活動

元・旭化成(株) 常執行役員 田村 敏氏

【講師略歴】
1984年に旭化成(株)に入社。 旭化成エレクトロニクス(株)にて半導体部品事業に従事し、 2015年に同社・代表取締役社長兼社長執行役員。2019年より旭化成(株) 常務執行役員 兼マーケティング&イノベーション本部長として新規事業創出を推進。2021年に同社・ グリーンソリューションプロジェクト長を兼務し、全社カーボンニュートラル関係の 新規事業構想を立案。2022年より2025年6月まで同社・顧問。

 

【講演趣旨】
旭化成(株) 常務執行役員として、2019年から3年間に渡り全社の新規事業創出活動に専任として取り組んできました。 2022年に同社・顧問就任後の3年間は、社内外の新規事業創出に関わる仕事に広く関わってきました。 これらの経験と知見を踏まえて、新規事業創出の観点からマーケティングとイノベーションの重要性についてお伝えしたい。 更に、継続的に新規事業を生み出していくための組織体制構築や運営上の課題についてもいくつかのポイントに言及したい。

【講演項目】
1.マーケティング&イノベーションによる新規事業創出活動の概要
  1.1 ミッション・ビジョン・バリュー
  1.2 全体の仕組み・機能・ターゲット領域
  1.3 MAS (M&Iアクセラレーションシステム)
  1.4 支援プラットフォーム
2.新規事業創出におけるマーケティング&イノベーションとは?
  2.1 新規事業の事業価値の向上
  2.2 新規事業の事業化スピードの向上
3.組織体制構築と運営上の課題
  3.1 新規事業創出と組織体制
  3.2 新規事業創出活動の運営のポイント
【質疑応答】

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