【Live配信セミナー 11/17】 核剤(結晶核剤),造核剤の種類と使い方,高分子の結晶化制御,各種応用,その評価法
イベント名 | 核剤(結晶核剤),造核剤の種類と使い方,高分子の結晶化制御,各種応用,その評価法 |
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開催期間 |
2025年11月17日(月)
10:30~17:00 |
会場名 | Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません |
会場の住所 | 東京都 |
お申し込み期限日 | 2025年11月16日(日)15時 |
お申し込み |
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<セミナー No 511206>
【Live配信】
核剤(結晶核剤),造核剤の
種類と使い方,高分子の結晶化制御,各種応用,その評価法
★成形性,剛性,バリア性,耐摩耗性,耐熱性,透明性など,機能に応じた使い分け
★分散ムラ / 揮発・変色・臭気 / リサイクル樹脂への適用時の課題など
■ 講 師
【第1部】福井大学 学術研究院工学系部門 材料開発工学講座 教授 工学博士 佐々木 隆 氏
【第2部】北海道大学 大学院 工学研究院 応用化学部門 教授 博士(理学) 猪熊 泰英 氏
【第3部】(株)ADEKA 樹脂添加剤開発研究所 添加剤開発室 稲垣 陽平 氏
【第4部】新日本理化(株) 研究開発本部 研究開発部 主幹研究員 リーダー 博士(マテリアルサイエンス) 岩崎 祥平 氏
■ 開催要領
日時:2025年11月17日(月) 10:30~17:00
会場:Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
聴講料:1名につき66,000円(消費税込み,資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につ60,500円〕
〔大学,公的機関,医療機関の方には割引制度があります。詳しくはお問い合わせ下さい〕
■セミナーの受講について
・下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
→ https://zoom.us/test
・開催数日前または配信開始日までに視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
セミナー開催日時またはアーカイブ配信開始日に、視聴サイトにログインしていただきご視聴ください。
・出席確認のため、視聴サイトへのログインの際にお名前、ご所属、メールアドレスをご入力ください。
ご入力いただいた情報は他の受講者には表示されません。
・開催前日または配信開始日までに、製本したセミナー資料をお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
お申込みが直前の場合には、開催日または配信開始日までに資料の到着が間に合わないことがあります。
・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・アーカイブ配信セミナーの視聴期間は延長しませんので、視聴期間内にご視聴ください。
プログラム
【10:30~12:00】
第1部 高分子結晶構造の基礎知識と固体物性との相関
●講師 福井大学 学術研究院工学系部門 材料開発工学講座 教授 工学博士 佐々木 隆 氏
【講座の趣旨】
高分子固体材料の力学物性や熱的性質の制御を行う上で,結晶構造とその高次構造の解明は重要である。本講では高分子結晶の基礎知識として種々の結晶構造,高次構造の特徴,およびこれらが熱物性や力学物性に及ぼす影響を解説する。
【セミナープログラム】
1.結晶性高分子の構造
1.1 代表的な高分子の結晶構造
1.2 ラメラ結晶,球晶
1.3 構造解析手法の基礎
2.結晶性高分子の熱物性
2.1 結晶のサイズと融点
2.2 ガラス転移と剛直非晶相
2.3 結晶の融解挙動
3.結晶性高分子の力学物性
3.1 応力ひずみ特性
3.2 動的力学物性
【質疑応答】
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【13:00~14:30】
第2部 単分散ポリケトンの結晶構造解析,化学変換,機能性材料への応用
●講師 北海道大学 大学院 工学研究院 応用化学部門 教授 博士(理学) 猪熊 泰英 氏
【講座の趣旨】
有機合成により精密に長さを揃えた高分子を合成すると,どのような性質や反応性が現れるのか。本セミナーでは,単分散ポリケトンに焦点を当て,その分子鎖長に依存した結晶構造変化,化学変換,機能性材料への応用について解説する。
【セミナープログラム】
1. はじめに
2. ポリケトンの単分散合成と構造解析
2.1 分子設計
2.2 ポリケトンの単分散合成
2.3 結晶構造解析
3. ポリケトンの変換反応と応用
3.1 「ひも」に由来する分子操作
3.2 π共役色素の合成
3.3 イオン親和性分子
3.4 がん診断デバイスへの応用
【質疑応答】
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【14:45~15:45】
第3部 造核剤,結晶核剤,透明化剤とその使い方について
●講師 (株)ADEKA 樹脂添加剤開発研究所 添加剤開発室 稲垣 陽平 氏
【セミナープログラム】
1.核剤・透明化剤について
2.核剤・透明化剤の種類・用途例
2.1 α晶核剤のメカニズム
2.1.1 α核剤による力学的特性の向上
2.2 β晶核剤のメカニズム
2.2.1 β晶核剤による機械的特性の向上
3.透明化剤について
4.まとめ
【質疑応答】
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【16:00~17:00】
第4部 結晶核剤を添加したポリプロピレンの流動場での結晶化挙動
●講師 新日本理化(株) 研究開発本部 研究開発部 主幹研究員 リーダー 博士(マテリアルサイエンス) 岩崎 祥平 氏
【講座の趣旨】
結晶核剤を用いたポリプロピレンの研究は過去より行われているが、作用機構に対する解析や考察については静置場条件下でなされており、流動場の影響については考慮されていないことが多い。実際の成形加工においては、射出成形に代表されるように流動場で樹脂が固化するため、その影響を無視することはできない。本講演では、流動場を利用して、透明核剤であるソルビトール誘導体を用いて剛性を向上させる新しい手法を提案する。その他に新規結晶核剤RiKACRYSTAによる成形性改善について説明する。
【セミナープログラム】
1.ポリプロピレンと結晶核剤について
1.1 ポリプロピレンの種類と結晶構造
1.2 結晶核剤の分類と作用機構
1.3 代表的な成形方法
2.ソルビトール誘導体による剛性向上
2.1 ソルビトール誘導体の結晶化機構
2.2 射出成形品の構造解析
2.3 射出成形品の物性評価結果
3.新規結晶核剤「RiKACRYSTA」による成形性改善
3.1 新規結晶核剤 RiKACRYSTAについて
3.2 物性データ
【質疑応答】
※受講者の皆様の抱える疑問点や問題点について,セミナー開催3日前
までに 「事前リクエスト用紙」 (請求書に同封)や 「Eメール」 を御寄せ
頂けましたら,講演中に対応させて頂きます。
※セミナーの詳細についてお気軽にお問い合わせください。
※なお,「2名以上同時にお申込される場合、2人目以降の方の情報は
【弊社への連絡事項がございましたら、こちらにお書きください】欄に
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