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イベント

【Live配信 or アーカイブ配信】医薬品品質保証(QA)の基礎とGMPドキュメント管理

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医薬品/医療機器・材料/食品/化粧品:セミナー  / 2025年08月08日 /  化学・樹脂 試験・分析・測定
イベント名 医薬品品質保証(QA)の基礎とGMPドキュメント管理
開催期間 2025年10月03日(金)
■Live配信日時: 2025年10月3日(金)10:00~16:00
■アーカイブ配信日程:2025年10月15日(水)まで申込み受付(視聴期間:10/15~10/25)
 ※お申し込み時に備考欄に、Live配信、アーカイブ配信、いずれの受講かをご記入ください
会場名 【Live配信受講】もしくは【アーカイブ配信受講】いずれかのみ
会場の住所 オンライン※会場での講義は行いません
お申し込み期限日 2025年10月02日(木)15時
お申し込み

<セミナー No.510111(Live配信)>
<セミナー No.510163(アーカイブ配信)>

 

医薬品品質保証(QA)の基礎と

GMPドキュメント管理
【Live配信 or アーカイブ配信】

 

QA担当者としての知識と実務対応力を強化!
GMP省令改正やPIC/S対応の要点を押さえ、QAの全体像とドキュメント管理の重要点を体系的に習得!

 

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■講師
NPO-QAセンター 理事兼事務局長、エイドファーマ 代表 薬学博士 高平 正行 氏
■聴講料
1名につき55,000円(消費税込/資料付き)
1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円(税込)
大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくはお問い合わせください。
■セミナーの受講について
・下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
 → https://zoom.us/test
・開催数日前または配信開始日までに視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
 セミナー開催日時またはアーカイブ配信開始日に、視聴サイトにログインしていただきご視聴ください。
・出席確認のため、視聴サイトへのログインの際にお名前、ご所属、メールアドレスをご入力ください。
 ご入力いただいた情報は他の受講者には表示されません。
・開催前日または配信開始日までに、製本したセミナー資料をお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
 お申込みが直前の場合には、開催日または配信開始日までに資料の到着が間に合わないことがあります。
・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
 複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・アーカイブ配信セミナーの視聴期間は延長しませんので、視聴期間内にご視聴ください。

 

プログラム          
【講座主旨】
PIC/S GMP第1章品質マネジメントに、「医薬品製造販売業者は、医薬品を用途に適合し、販売承認要件に合致し、また安全性、品質及び効力の問題で患者をリスクにさらすことが無いように製造しなければならない。品質目標の達成は経営上層部の責務であり、そして社内の多くの異なる部署及び全ての階層、供給業者及び配送業者の参加と誓約を必要とする。品質目標を確実に達成する為、GMP及び品質管理と品質リスクマネジメントを取り込んで包括的に設計され、適正に実施されている品質保証システムが存在しなければならない。」とある。
更に、「品質保証システムは完全に文書化されその有効性がモニターされなければならない。品質保証システムの全ての部分について担当業務の遂行能力のある人員、適切かつ充分な建物、装置及び設備が装備されていなければならない。製造承認の保有者及びオーソライズドパーソン(QP)には追加的な法的義務がある。」と続いている。
日本のGMPは1974年にGMP通知として発出されて以降、PIC/S GMP加盟、ICH Qトリオ(Q 8,9,10)、Q 11(原薬の製造と開発)、及びQ 12(医薬品のライフサイクルマネジメント)など国際的な規制強化を経て現在に至っているが、医薬品の品質不良の氾濫そして欠品などによる医薬品の安定供給の危機が未だに後を絶たない。こうした中、医薬品GMP管理の不備に起因した品質問題を起こさせないため、医薬品品質保証(QA)への期待がいや増して加速されていることは論を俟たないところである。医薬品の品質保証の基本は、製造管理、品質管理、製造衛生管理、医薬品品質保証システム(PQS)、品質リスクマネジメント(QRM)、供給者管理、交叉汚染防止、変更逸脱管理、バリデーション、文書記録の管理、DI(DX)管理等々非常に広範且つ多岐にわたる。品質保証(QA)の業務範囲を明確にするとともに、QA基礎そしてそれらGMP管理の根幹となるGMPドキュメント管理のポイントつき解説する。
【講座内容】
■医薬品品質保証(QA)の基礎~QA員として身に着けておくべきGMPの基本■
1.はじめに
 1.1 医薬品とは
  1.1.1 医薬品の定義
  1.1.2 医薬品の種類
 1.2 GMPについての基本事項とQAの役割
  1.2.1 GMPの目指すもの
  1.2.2 GMP3原則とソフト・ハードの要件
 1.3 GMP体制の構築とGMP省令改正の徹底検証
  1.3.1 GMP組織の役割と責任
    (品質保証、品質管理及び製造部門の役割)
 1.4 GMP省令改正以降のグローバルGMP
  1.4.1 GMP省令改正、及びPIC/S GMP対応についての徹底検証
  1.4.2 製造業者等(上級経営陣)、責任役員の責任とは
  1.4.3 PQSの励行、PIC/S GL追加事項、承認書遵守、QA部署の役割、製販と製造業者との連絡、交叉汚染防止、DI(DX)について
2.QAの役割とGMPドキュメント管理
 2.1 製造販売業及び製造業における役割と責任(GQP/GMP)
 2.2 GQP/GMPの品質保証運用事例とQAの業務(PIC/S GMP)
 2.3 文書及び記録の管理 (GMP省令第20条)
  ・電子的記録等(電子文書・電子署名ER/ES指針)
  ・コンピューターの利用等と「文書・記録管理」の要点
3.品質保証(QA)の関与すべきGMP基本事項
  ―QAの業務とスキル構築
 3.1 製造部門及び品質部門
 3.2 医薬品製造管理者
 3.3 職員
 3.4 製品標準書と手順書について
  ・GMP省令改正後(GMP関連文書の作成・管理方法)
 3.5 構造設備
 3.6 製造管理
 3.7 品質管理
 3.8 製造所からの出荷の管理
 3.9 バリデーション
 3.10 変更管理
 3.11 逸脱管理
 3.12 品質情報(苦情)
 3.13 回収処理
 3.14 自己点検
 3.15 教育訓練
 3.16 文書及び記録の管理
 3.17 生物由来医薬品等の製造管理
 3.18 GMP関連用語の解説(2021年8月GMP省令改正)

■GMPドキュメント管理■
4.文書記録レビューとドキュメント管理
 4.1 GMPにおける文書・記録作成の必要性
 4.2 なぜ記録と文書レビューが必要か
 4.3改正GMP省令と国内規制が求める文書・記録の作成(製造・QC・QA部門)
  ・GMP省令改正と文書・記録の管理について
  ・GMP省令第20条「文書及び記録の管理」とデータインテグリティ
 4.4 3極法規制の要請する手順書、記録書類について
 4.5 監査の対象となる文書・記録類とは
  ・監査の対象となる階層的文書体系(改正GMP省令以降)
  ・GMP監査と文書・記録レビューの対象となる文書類とは
 4.6 文書・記録の作成とポイント
 4.7 文書監査におけるGMP指摘トレンド(文書管理及びSOP・記録)
  ・文書監査のポイント
  ・データインテグリティ(DI)指摘事例とQCラボ管理、DXの推進
  ・文書監査における3極指摘トレンド  
5.まとめ
(一部に変更の可能性があります。)
【質疑応答】

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◆講師プロフィール◆

専門分野 医薬品製造および品質管理、プロセス化学
略歴・活動・著書など 主な経歴:
1979年4月 塩野義製薬株式会社入社
1994年5月  同 金ヶ崎工場製造管理者、同 製薬研究所
2004年4月~2011年11月 同 信頼性保証本部GMP統括管理グループ長
2011年12月 塩野義製薬退社
医薬品原薬メーカー エースジャパン取締役
2016年6月  エイドファーマ代表
NPO-QAセンター顧問、CMプラス社 提携コンサルタント、エヌエスファーマシニアコンサルタント
2018年5月から現職

 

主な研究・業務:
医薬品製造および品質管理、プロセス化学、
品質保証ガイドライン策定、グローバル品質方針策定
国内外GMP規制当局のGMP査察対応、国内外企業のGMP監査(170以上の医薬品製造施設)
GMP関連テーマのセミナー、GMP/QMS監査、執筆活動多数を展開中
(セミナー)
GMP入門編、GMP/GQP省令、GQP/GMP/GDP要員育成、製造・QA・QC要員教育訓練、各種バリデーション、変更逸脱管理・OOS/OOT管理と手順書作成、リスクベースGMP監査・自己点検、GMP文書・記録の管理、治験薬GMP、適切なPQS運用、統計的製品品質照査、DI・DX管理、サプライヤー管理、ICH Q7,8-10,11,12の解説、医薬品の不純物管理等


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