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イベント

【Live配信 or アーカイブ配信】(蒸気・ガスなどを含めた) 気体の吸着分離における考え方,その技術と応用,その評価

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化学・エレクトロニクス:セミナー  / 2025年08月09日 /  環境 化学・樹脂 建設・プラント
イベント名 (蒸気・ガスなどを含めた) 気体の吸着分離における考え方,その技術と応用,その評価
開催期間 2025年09月26日(金)
【Live配信】2025年9月26日(金) 10:30~16:30 
【アーカイブ(録画)配信】2025年10月7日まで受付(視聴期間:10月7日~10月17日まで)
会場名 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
会場の住所 東京都
お申し込み期限日 2025年09月25日(木)15時
お申し込み

<セミナー No.509207>

【Live配信 or アーカイブ配信】

(蒸気・ガスなどを含めた)
気体の吸着分離における考え方,

その技術と応用,その評価

 

★目的の気体だけを精度良く分離するためのポイント
★吸着分離の良し悪しの測定評価法とは?
★気体分離膜,吸蔵材料,吸着剤薬品,分離・吸着塔など設備開発の動き,市場拡大の可能性は?

 

■ 講師
千葉大学 大学院 理学研究院 化学研究部門 教授 博士(理学) 加納 博文 氏

  【受賞歴】
    ・2022年11月 2022年度 日本吸着学会学術賞

  【学会・委員会活動】
    ・2017年度~2018年度 日本吸着学会会長

            ※その他,吸着分離に関する講演・執筆多数

 
■ 開催要領
日時:【Live配信】2025年9月26日(金) 10:30~16:30 
【アーカイブ(録画)配信】2025年10月7日まで受付(視聴期間:10月7日~10月17日まで)
会場:ZOOMを利用したLive配信またはアーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
聴講料:1名につき55 ,000円(消費税込,資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
〔大学,公的機関,医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

 

■申し込み時のお願い

本セミナーは【Live版】か【アーカイブ版】の何れか,選択制となります。原則として申し込み後の変更は出来ませんのでご留意願います。ご不明の際は本セミナーの企画担当までお問合せ願います。

 

■セミナーの受講について

・下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
 → https://zoom.us/test
・開催数日前または配信開始日までに視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
 セミナー開催日時またはアーカイブ配信開始日に、視聴サイトにログインしていただきご視聴ください。
・出席確認のため、視聴サイトへのログインの際にお名前、ご所属、メールアドレスをご入力ください。
 ご入力いただいた情報は他の受講者には表示されません。
・開催前日または配信開始日までに、製本したセミナー資料をお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
 お申込みが直前の場合には、開催日または配信開始日までに資料の到着が間に合わないことがあります。
・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
 複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・アーカイブ配信セミナーの視聴期間は延長しませんので、視聴期間内にご視聴ください。

 

プログラム                                          

【講座の趣旨】

   ガス吸着・脱着の現象を基礎とするガス吸着測定法は,物質のナノスケールの細孔構造を平均的に評価する上で優れた方法であるため,粉体や多孔体などの細孔パラメータ(比表面積など)を得るための測定法としてはなくてはならない手法である。また,天然ガスや水素などクリーンエネルギーの貯蔵や,地球温暖化ガスであるCO2の分離回収を実行するためには,ガス吸着の原理を理解する必要がある。本セミナーでは,そのような基礎と応用を理解するために,わかりやすく解説する。


【セミナープログラム】

1.吸着・脱着現象のいろいろ
  1.1 物理吸着・脱着,化学吸着・脱着,吸収,吸蔵
  1.2 可逆性と脱着機構
  1.3 応用分野における脱着特性の重要性

 

2.細孔体の種類
  2.1 ゼオライト系
  2.2 炭素系
  2.3 ナノ細孔性配位高分子

 

3.ナノ細孔体の特徴
  3.1 細孔の分類
  3.2 界面構造と機能
  3.3 材料としての性質
  3.4 キャラクタリゼーション方法

 

4.分子間相互作用と分子吸着ポテンシャル場
  4.1 蒸気と超臨界気体
  4.2 分散相互作用
  4.3 レナード・ジョーンズポテンシャル
  4.4 吸着等温線・脱着等温線の型 

 

5.気体吸着実験法と解析
  5.1 容量法吸着装置
  5.2 重量法吸着装置

 

6.平坦表面・マクロ孔への吸着
  6.1 単分子層吸着理論
  6.2 BET理論

 

7.メソ孔への吸着
  7.1 毛管凝縮
  7.2 吸着・脱着ヒステリシス
  7.3 ケルビン式
  7.4 細孔径分布解析

 

8.ミクロ孔への吸着
  8.1 スリット型細孔へのミクロポアフィリング
  8.2 比較プロット
  8.3 DR解析
  8.4 ミクロ孔解析 DFT法
  8.5 二酸化炭素吸着 水素吸着

 

9.蒸気吸着と超臨界ガス吸着

 

10.高圧吸着
  10.1 高圧ヘリウム浮力法による試料密度測定
  10.2 表面過剰量と絶対吸着量

 

11.さまざまなガス分離回収
  11.1 メタン
  11.2 水素
  11.3 二酸化炭素

 

【質疑応答】