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イベント

【Live配信セミナー 10/16】透明セラミックス(透光性セラミックス)の特性,設計,薄膜化と接合,その応用

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化学・エレクトロニクス:セミナー  / 2025年08月09日 /  化学・樹脂 電子・半導体 光学機器
イベント名 透明セラミックス(透光性セラミックス)の特性,設計,薄膜化と接合,その応用
開催期間 2025年10月16日(木)
2025年10月16日(木) 10:15~16:45
会場名 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
会場の住所 東京都
お申し込み期限日 2025年10月15日(水)15時
お申し込み

<セミナー No 510204>

【Live配信】

透明セラミックス(透光性セラミックス)の

特性,設計,薄膜化と接合,その応用

 

★高純度化,焼結収縮の制御,大面積化,異方性・粒界制御,機械的強度向上などの課題への対応

★光学防護,照明・ディスプレイ,医療・バイオ,発電エネルギー分野などの,新しい用途の動き

 

■ 講 師

【第1部】東ソー(株) 先端材料研究所 主席研究員 博士(工学) 山下 勲 氏
【第2部】豊橋技術科学大学 教授 博士 (工学) 武藤 浩行 氏
【第3部】京都大学 大学院 人間・環境学研究科 相関環境学専攻 人間・環境学研究科

              相関環境学専攻 教授 博士(工学)  田部 勢津久 氏
【第4部】日本電気硝子(株) 研究開発本部 研究部第二グループ 主任研究員 岡田 悠佑 氏


■ 開催要領
日時:2025年10月16日(木) 10:15~16:45
会場:Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
聴講料:1名につき66,000円(消費税込み,資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につ60,500円〕
〔大学,公的機関,医療機関の方には割引制度があります。詳しくはお問い合わせ下さい〕

 

■申し込み時のお願い

本セミナーは【Live版】か【アーカイブ版】の何れか,選択制となります。原則として申し込み後の変更は出来ませんのでご留意願います。ご不明の際は本セミナーの企画担当までお問合せ願います。

 

■セミナーの受講について

・下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
 → https://zoom.us/test
・開催数日前または配信開始日までに視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
 セミナー開催日時またはアーカイブ配信開始日に、視聴サイトにログインしていただきご視聴ください。
・出席確認のため、視聴サイトへのログインの際にお名前、ご所属、メールアドレスをご入力ください。
 ご入力いただいた情報は他の受講者には表示されません。
・開催前日または配信開始日までに、製本したセミナー資料をお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
 お申込みが直前の場合には、開催日または配信開始日までに資料の到着が間に合わないことがあります。
・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
 複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・アーカイブ配信セミナーの視聴期間は延長しませんので、視聴期間内にご視聴ください。

 

プログラム                                                                                                   
【10:15~11:15 】
第1部 透明・透光性セラミックスの光透過特性

 

●講師 東ソー(株) 先端材料研究所 主席研究員 博士(工学) 山下 勲 氏
 
【講座の趣旨】
 透明・透光性セラミックスの光透過特性を説明し,特にセラミックスの残留気孔 や微細構造が光透過特性に与える影響を,これまでに開発してきた透光性アルミ ナ,透明・透光性ジルコニア等を事例に紹介する。

 

【セミナープログラム】
1.イントロダクション
  1.1 透明,透光性セラミックスの歴史および用途
  1.2 透明性と透光性の違い
  1.3 透明・透光性セラミックスの一般的な製法

2.透光性アルミナ
  2.1 残留気孔,粒界散乱のモデル化
  2.2 Mie散乱,FDTD法によるシミュレーション
  2.3 材質設計の例

3.透明・透光性ジルコニア
  3.1 透明ジルコニアの紹介
  3.2 残留気孔の影響
  3.3 La添加透光性ジルコニアの紹介
  3.4 透光化・高強度化メカニズム

 

【質疑応答】

 

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【11:30~13:00】
第2部 透明セラミックス厚膜を成膜するための粉末衝撃固化技術(AD法)

~成膜機構,複合化,成膜効率の向上~

 

●講師 豊橋技術科学大学 教授 博士 (工学) 武藤 浩行 氏

 

【講座の趣旨】
 セラミックスの緻密化には,高い焼結温度を要することが知られている。一方, 粉末原料を基板に吹き付けて衝撃固化させることで,室温で透明な厚膜を作製するAD法が, 近年注目されている。本講演では,AD法の概要,成膜機構,機能化のための複合膜作製例, および成膜効率の向上に関する取り組みに関して話題提供する。

 

【セミナープログラム】
1.AD(エアロゾルデポジション)法
  1.1 概要
  1.2 利点と欠点
  1.3 活用例

2.AD法による透明機能性セラミック膜
  2.1 原料粉末設計
  2.2 粉末集積技術
  2.3 透明機能性セラミック厚膜(断熱性,導電性)

3.成膜機構と成膜効率の改善
  3.1 原料粉末の選定
  3.2 成膜機構の検討
  3.3 成膜効率改善を目指した粉末設計

 

【質疑応答】

 

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【14:00~15:30】
第3部 青色蓄光可能な透光性セラミックス長残光蛍光体の開発その可能性

 

●講師 京都大学 大学院 人間・環境学研究科 相関環境学専攻 人間・環境学研究科 相関環境学専攻 教授 博士(工学)  田部 勢津久 氏

 

【セミナープログラム】
1.蛍光体材料において透光性セラミックが求められる背景

2.蛍光体材料における光学遷移
  2.1 輻射,無輻射遷移確率と蛍光寿命,量子効率
  2.2 蛍光減衰,測定法と解析法
  2.3 消光失活過程

3.蛍光寿命,量子効率,その温度依存性
  3.1 蛍光寿命と量子効率の関係
  3.2 エネルギー移動効率と蛍光寿命の関係
  3.3 交差緩和失活確率と温度依存性

4.高出力化に向けたセラミック蛍光体および結晶化ガラス蛍光体の開発
  4.1 材料構成について
  4.2 長残光性について

5.長残光セラミックスの透明化による新たなフォトニクス応用への展開

 

【質疑応答】

 

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【15:45~16:45】
第4部 結晶化ガラスの基礎と応用製品

 

●講師 日本電気硝子(株) 研究開発本部 研究部第二グループ 主任研究員 岡田 悠佑 氏
 
【講座の趣旨】
  結晶化ガラスとはガラス中に結晶を析出させた複合材料である。本講座では,結晶化ガラスに関する基本的な知識を解説し,透明結晶化ガラスや不透明結晶化ガラスについてその応用例と共に紹介する。

 

【セミナープログラム】
1.結晶化ガラス
  1.1 結晶化ガラスとは
  1.2 結晶化ガラスの歴史
  1.3 透明結晶化ガラス
  1.4 結晶化ガラスの製造方法例
  1.5 結晶化ガラスの開発プロセス例

2.NEGの透明結晶化ガラス
  2.1 ネオセラム N-0
  2.2 Cerapure

3.NEGの不透明結晶化ガラス
  3.1 ネオセラム N-11
  3.2 GCコア
  3.3 ネオパリエ

4.まとめ

 

【質疑応答】