イベント名 | 局所止血材の使用法と今後の開発ニーズ |
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開催期間 |
2025年12月03日(水)
11:20~16:05 |
会場名 | ZOOMを利用したLive配信 |
会場の住所 | オンライン※会場での講義は行いません |
お申し込み期限日 | 2025年12月02日(火)14時 |
お申し込み |
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<セミナー No.512101>
局所止血材の使用法と今後の開発ニーズ
★臨床現場に根差した課題と、術中ニーズの深い理解ができます!
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■講師
【第1部】昭和大学江東豊洲病院 産婦人科 准教授 石川 哲也 氏
【第2部】鹿児島大学 乳腺甲状腺外科学 助教 新田 吉陽 氏
【第3部】東京大学医学部 肝胆膵・人工臓器移植外科 講師 高本 健史 氏
【第4部】大阪公立大学大学院 消化器外科 講師 渋谷 雅常 氏
■聴講料
1名につき55,000円(消費税込、資料付き)
1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円(税込)
大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
詳しくはお問い合わせください。
■Live配信セミナーの受講について
・下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
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・開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
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Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。
・セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。
・当日は講師への質問することができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
プログラム
【11:20~12:00】
【第1部】婦人科領域での局所止血材の選択と効果的な使用法
昭和大学江東豊洲病院 産婦人科 准教授 石川 哲也
【講座主旨】
本セミナーでは実臨床で用いられている様々な局所止血材の特長と問題点を提起し、理想的な局所止血材の開発・研究に役立つ情報を提供したいと思う。
【講座内容】
1.産婦人科領域の手術内容
・産科:妊娠中-卵巣嚢腫、子宮筋腫、急性腹症
分娩時-帝王切開
・婦人科:良性腫瘍、悪性腫瘍
・骨盤臓器脱
・手術方法:開腹手術、腟式手術、腹腔鏡下手術、子宮鏡手下術
2.止血の実際と局所止血材の使用方法・使い分け
・臓器別(卵巣、卵管、子宮)
・疾患別(腫瘍、炎症)
・術式別
3.求められる局所止血材
産婦人科領域の特殊性をふまえて など
【質疑応答】
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【12:55~13:40】
【第2部】 乳癌手術における局所止血剤の使用と使い分け
鹿児島大学 乳腺甲状腺外科学 助教 新田 吉陽 氏
【講座主旨】
乳癌は世界でも罹患数の多い癌腫であり,日本人女性における罹患数第一位の癌腫である。ステージIII以下の根治を目指しうる乳癌患者に対しては,標準治療として手術療法を含む集学的治療が実施される。本節では乳癌手術における合併症と局所止血剤使用の効果について述べる。
【講座内容】
1.乳癌の疫学と治療の概要
2.乳癌手術と合併症について
2.1 乳癌手術について
2.2 乳癌手術の合併症
3.乳癌手術における局所止血剤使用
3.1 乳癌手術において局所止血剤に期待されること
3.2 乳癌手術における局所止血剤の成績
【質疑応答】
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【13:55~14:55】
【第3部】 肝胆膵外科や肝移植での局所止血材の実際と今後の開発ニーズ
東京大学医学部 肝胆膵・人工臓器移植外科 講師 高本 健史 氏
【講座主旨】
肝胆膵外科では、肝機能低下による凝固能低下など特有の課題があり、肝移植では常に問題となるため、迅速かつ確実な止血材が不可欠です。単なる止血効果を超え、患者の凝固能に依存しない即応性、術中・術後の安全性、操作性・再現性の高い使用感を兼ね備えた止血材が求められています。今後の開発には、臨床現場に根差した課題設定と、術中ニーズのダイナミズムへの深い理解が不可欠であり、これこそが真のイノベーションの源泉となると思います。
【講座内容】
第1章:肝胆膵外科の止血における特殊性
・重度肝機能低下(肝硬変)患者の凝固能低下への対処
・膵液瘻・胆汁漏による術後遅発性の動脈性大出血のリスク
・外から止血する発想だけでいいのか?
・肝移植レシピエントとドナーそれぞれが抱える止血の問題
第2章:現場が求める止血材の特性
・患者の凝固能に依存しない確実な止血効果。
・安全性(異物反応・癒着回避)と簡便な操作性(出血点にピンポイントに)
・輸血回避(周囲臓器で抑える止血)と臓器間癒着防止(術後臓器再生・創傷治癒)の両立は可能か?
・こんなとき、こんな止血剤があったらいいな(手術映像からシーズを育てて!)
・ロボット手術時代に求められる止血剤の特徴とは?
第3章:止血材の現状と未来
・現状→物理的・凝固促進型など、出血様式に応じた使い分けが不可欠。
・未来→ナノファイバー やハイドロゲルなどの新素材に期待
・展望→ラボで血が止まれば完成ではない。開発には、多様な止血剤ニーズの場面を見て、現場のニーズを深く理解するためのに、臨床医との密接な連携が鍵
【講座内容】
【質疑応答】
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【15:05~16:05】
【第4部】 消化器外科領域における局所止血材に関する現場のニーズ
大阪公立大学大学院 消化器外科 講師 渋谷 雅常氏
【講座主旨】
消化器外科手術においてエネルギーデバイスの進歩により出血は減少しました。しかし、静脈・膵実質・尿管・神経周囲などデリケートな部位での焼灼止血はためらわれます。そこで重要なのが局所止血剤です。本講演では、止血剤の適切な選択・使用法を解説します。また、ガーゼで押さえた際に止血剤が剥がれて再出血する、適切なサイズがないなど、現在の課題を提示し、今後のニーズについて考察します。
【講座内容】
1.消化器外科領域における止血の現状と課題
2.各種局所止血材の特徴と使い分け
3.適切なサイズや再出血などの課題とその対策
4.局所止血材に求められる現場のニーズ
【質疑応答】
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