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イベント

【Live配信セミナー 1/16】IPランドスケープの実践事例と戦略提言のポイント

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研究開発マネジメント:セミナー  / 2025年11月05日 /  医療・バイオ エネルギー 化学・樹脂
イベント名 IPランドスケープの実践事例と戦略提言のポイント
開催期間 2026年01月16日(金)
10:00~17:15
会場名 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
会場の住所 東京都
お申し込み期限日 2026年01月15日(木)15時
お申し込み

<セミナー No.601503>

 

【Live配信】
<書籍発刊記念セミナー2>
IPランドスケープの実践事例と

         戦略提言のポイント

 

★経営層、事業部門に刺さり、動かすIPL実践ノウハウを大公開!

 

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■講師
【第1部】(株)テックコンシリエ 代表取締役CEO 鈴木 健二郎氏
【第2部】NGB(株) 商標部 マネージャー 本田竜一氏
【第3部】トヨタテクニカルディベロップメント(株) 知財ソリューション事業部

                      PLG グループ長 諸岡 隆信氏
【第4部】よろず知財戦略コンサルティング 代表 萬 秀憲氏

 

■聴講料
1名につき66,000円(消費税込み、資料付) 
1社2名以上同時申込の場合1名につき60,500円(税込)
大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
詳しくはお問合せください。

 


プログラム                                                                                    

【10:00~11:30】
【第1部】未来を共に創るパートナーを探せ!
      ~特許情報で発掘するM&A・共創連携の最前線~

(株)テックコンシリエ 代表取締役CEO 鈴木 健二郎氏

【講演趣旨】
変化の激しい時代において、既存の事業資産を活かしながら成長戦略を描くには、「どの技術を持つ誰と組むか?」という問いへの答えが重要です。本講演では、特許情報を起点に、Inside-Out/Outside-Inの両アプローチから、M&A・アライアンスの有望候補を探索する最新手法をご紹介します。実際の分析フローや可視化例を交えながら、戦略立案や実務に活かせるヒントを提供します。

【講演項目】
1.共創時代のM&A・アライアンス戦略
  1.1 成長戦略における外部連携の比重増大
  1.2 なぜ「特許情報」が鍵となるのか?
  1.3 政府の支援事業が示す提案の新潮流
2.基本構造:2つの探索アプローチ
  2.1 Inside-Out:社内の技術を蔵出しし、活用してくれるパートナーを探す
  2.2 Outside-In:社内の課題を洗い出し、解決できる技術をもったパートナーを探す
3.Inside-Out型探索プロセス
  3.1 「他社の課題を自社の技術で解決しにいく」という発想
  3.2 自社の技術資産の構造化
  3.3 用途・市場の仮説構築(市場の課題との接続)
  3.4 協業可能企業の抽出
4.Outside-In型探索プロセス
  4.1 「自社の課題を外部技術で解決してもらう」という発想
  4.2 自社が抱える課題・ニーズの棚卸と言語化
  4.3 技術シーズの探索(異業種の技術との接続)
  4.4 協業可能企業の抽出
5.統合アプローチ:特許分類×非特許情報の“複眼探索”
  5.1 市場・企業情報との突合分析
  5.2 「課題⇔技術⇔市場」の三層構造マッピング
  5.3 “見えないプレイヤー”の発掘
6.提案設計:自社・相手の資源を融合したストーリー構築
  6.1 アライアンス提案書の骨子
  6.2 提案相手に“刺さる”材料提示のポイント
  6.3 連携交渉に効く「橋渡し資料」
7.ケーススタディと応用事例
  7.1 企業事例①:大企業 ×研究開発型スタートアップの連携
  7.2 企業事例②:中堅企業×大学研究者の連携
  7.3 実例解説:スライド資料を用いた“説得力の高い”提案設計
8.まとめと未来展望
  8.1 特許情報は「連携のインフラ」
  8.3 共創のエコシステムを支える知財マネジメントへ
  8.3 今後の発展:探索支援ツール、グローバル展開
【質疑応答】

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【12:15~13:45】
【第2部】商標ランドスケープの具体的な進め方と戦略策定への活用

NGB(株) 商標部 マネージャー 本田竜一氏

【講演趣旨】
IPランドスケープは、多くの場合特許分析が中心となっています。商標情報の分析はブランド戦略や市場動向を可視化する新たな知財分析アプローチとして注目されています。本講演では、商標データを活用した「商標ランドスケープ」の意義と具体的な分析手法、さらに活用事例を通じて、商標情報がどのように経営判断や事業戦略へ貢献するのかを解説します。また、商標担当者が課題と感じている商標ポートフォリオ構築についても紹介します。

【講演項目】
1.商標ランドスケープの基本理解
  1.1 IPランドスケープの概要と商標分析の位置づけ
  1.2 特許分析との違いと商標情報の特性
  1.3 商標ランドスケープが注目される背景
2.商標ランドスケープの分析手法
  2.1 商標出願データの基本指標と可視化手法
  2.2 競合企業の出願動向・分類別分析(ニース分類等)
  2.3 特許情報との連携による知財ミックス分析
  2.4 商標・広告・市場データの統合分析
3.商標ランドスケープの活用事例
  3.1 自社ポートフォリオの可視化と戦略見直し
  3.2 事業実施国での権利取得状況確認
  3.3 競合企業の新規事業領域進出の兆候分析
  3.4 競合とのブランド戦略比較(LEGO事例等)
  3.5 商標保有件数と広告宣伝費の関係分析
4.商標情報分析を成功させる組織体制
  4.1 商標データ活用の課題と実務上の留意点
  4.2 知財部門・事業部門・経営層の連携モデル
  4.3 データドリブンな商標戦略の社内定着
5.商標ポートフォリオの構築と運用
  5.1 商標ポートフォリオの構築
  5.2 自社商標の棚卸しと可視化
  5.3 事業展開との整合性を保つポートフォリオ設計
【質疑応答】

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【14:00~15:30】
【第3部】IPランドスケープによる新市場・新技術の探索手法

トヨタテクニカルディベロップメント(株) 知財ソリューション事業部

                  IPLG グループ長 諸岡 隆信氏

【講演趣旨】
企業を取り巻く環境が急速に変化する中、 持続的成長と競争優位性の確保には新市場や新技術の探索が不可欠です。 こうした中、企業の意思決定において経営・事業情報と知財情報を統合した分析結果を活用する IPランドスケープが注目されています。 新市場や新技術の探索においても、 IPランドスケープを意思決定に活用したいというニーズが高まっています。 本講演では、IPランドスケープによる新市場・新技術探索の一例を紹介します。 まずは、仮説構築と特許調査による検証を通じた意思決定を行うフレームワークをご提案します。 さらに、過去事例の類型化や特許分類の活用や 仮説構築から検証・再構築までのプロセスなど、 提案するフレームワークの具体的な活用方法や考え方をご紹介します。

【講演項目】
1.はじめに
  1.1 事業環境の変化と新市場・新技術探索の重要性
  1.2 IPランドスケープの概要と普及動向
2.IPランドスケープと新規事業参入のフレームワーク
  2.1 新規事業参入時の思考プロセス
  2.2 IPランドスケープの基本構造と実践手順
  2.3 実践時の留意事項
3.仮説構築に向けたアプローチ
  3.1 新規事業参入の過去事例と類型化
  3.2 仮説構築の着眼点と発想法
  3.3 特許分類(FI・Fターム等)の活用
4.仮説検証のための特許調査手法
  4.1 複数特許分類の付与とその意味
  4.2 調査観点の設定と検索式の工夫
  4.3 仮説検証から意思決定への展開
5.仮想事例による実践例
  5.1 3Dプリンタ技術を用いた新規事業参入のケーススタディ
  5.2 仮説構築・調査・再構築のプロセス
6.まとめ・質疑応答
【質疑応答】

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【15:45~17:15】
【第4部】経営層や事業部門に刺さり、動かす
                 レポーティング、プレゼンのポイント

よろず知財戦略コンサルティング 代表 萬 秀憲氏

【講演趣旨】
多くの企業でIPランドスケープ(IPL)の必要性が認識される一方、分析結果が経営判断や事業戦略に十分活かされていない場合が少なくありません。その原因の多くは、分析能力ではなく、経営層・事業部・研究部門などの受け手の意思決定に繋げる「コミュニケーションの失敗」です 。本講演では、IP担当者が単なる分析者から変革の触媒(カタリスト)へと進化するために不可欠な「伝える技術」に焦点を当てます 。分析結果を具体的な行動に移すためのデータストーリーテリングの実践 、一目で本質を掴む視覚化の原則 、そして経営層・事業部・研究部門それぞれに響くレポーティングとプレゼンテーションの技術 について、具体的なポイントを解説します。

【講演項目】
1.はじめに:なぜあなたのIPLレポートは「読まれない」のか?
  1.1 IPLの「必要性(8割)」と「実感(1割)」の深刻なギャップ
  1.2 失敗の原因:分析能力ではなく「コミュニケーション」の失敗
  1.3 ゴール設定:「何を分析したか」から「何が合意されたか」へ
  1.4 本講演のゴール:分析者(Analyst)から変革の触媒(Catalyst)へ
2.人を動かす「データストーリーテリング」の実践
  2.1 なぜ無味乾燥なデータは記憶に残らないのか?
  2.2 「データ優先」と「ストーリー優先」の決定的違い (事例: A社の特許推移)
  2.3 スティーブ・ジョブズに学ぶ「1,000曲をポケットに」の力
  2.4 実践的フレームワーク①:課題・解決策・成果 (Problem-Solution-Benefit)
  2.5 実践的フレームワーク②:「ギャップ」の活用(脅威や過去の失敗の提示)
  2.6 情報を編み込む技術:市場の「なぜ」→知財の「誰が」→自社の「どうやって」
3.一目で本質を掴む「戦略的」視覚化技術
  3.1 グラフは中立ではない:パテントマップが持つ「主張」を意識する
  3.2 戦略的メッセージ別・マップの使い分け(ランキング vs ホワイトスペース)
  3.3 「ワンスライド・ワンメッセージ」の原則
  3.4 失敗するグラフ:ノイズの除去と戦略的な「色」の使い方
  3.5 タイトルが勝負:「企業別件数」から「A社がコア技術で急速に追い上げ」へ
  3.6 戦略コンセプトの可視化:ホワイトスペース分析マップ(2x2)
4.相手に響くレポーティング戦略
  4.1 なぜ「ワンレポート・オールサイズ」は失敗するのか?
  4.2 対 経営層 (C-suite): 彼らの関心事(ROI, リスク, 成長)と言葉
  4.3 対 経営層向け構成:「結論ファースト」と戦略的示唆
  4.4 対 経営層向けアウトプット:エグゼクティブサマリーの構成例
  4.5 対 事業部門: 彼らの関心事(市場シェア, 競合脅威, 実行可能性)と言葉
  4.6 対 事業部門向け構成:競合比較と具体的インパクトの提示
  4.7 対 事業部門向けアウトプット:レポートの構成要素
5.「決断」を引き出すプレゼンテーション術
  5.1 「独演会」を「対話」に変える技術(問いかけ、議論のための「間」)
  5.2 最終ゴール:「検討します」を回避する「ネクストステップ」の提示
【質疑応答】


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