【Live配信 or アーカイブ配信】化粧品業界におけるPFAS規制の国内外動向と今後の対応
| イベント名 | 化粧品業界におけるPFAS規制の国内外動向と今後の対応 |
|---|---|
| 開催期間 |
2026年01月28日(水)
■Live配信日時:2026年1月28日(水)13:00~17:15 ■アーカイブ配信日程:2026年2月6日(金)まで申込み受付(視聴期間:2/6~2/16) ※お申し込み時に備考欄に、Live配信、アーカイブ配信、いずれの受講かをご記入ください |
| 会場名 | Zoomを利用したLive配信 or アーカイブ配信 |
| 会場の住所 | オンライン※会場での講義は行いません |
| お申し込み期限日 | 2026年01月27日(火)15時 |
| お申し込み |
|
<セミナー No.601116(Live配信)>
<セミナー No.602162(アーカイブ配信)>
化粧品業界におけるPFAS規制の国内外動向と今後の対応
【Live配信 or アーカイブ配信】
・REACH規制、米州法制、国内動向などPFAS規制の全体像を整理!
化粧品の製品設計・容器選定に必要な知識と対応策を解説!
≪このセミナーで学べる事≫
1部 ・PFAS規制
・化粧品に関するPFASの海外動向
2部 ・化粧品容器の材料
・容器包装に使用されている材料とPFAS系ポリマー
・PFASの国内外における規制動向
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■講師
【第1部】MERIEUX NUTRISCIENCES JAPAN(株) 代表取締役社長 吉竹 政子 氏
【第2部】西包装専士事務所 代表 西 秀樹 氏
■聴講料
1名につき49,500円(消費税込/資料付き)
1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき44,000円(税込)
大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくはお問い合わせください。
■セミナーの受講について
・下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
→ https://zoom.us/test
・開催数日前または配信開始日までに視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
セミナー開催日時またはアーカイブ配信開始日に、視聴サイトにログインしていただきご視聴ください。
・出席確認のため、視聴サイトへのログインの際にお名前、ご所属、メールアドレスをご入力ください。
ご入力いただいた情報は他の受講者には表示されません。
・開催前日または配信開始日までに、製本したセミナー資料をお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
お申込みが直前の場合には、開催日または配信開始日までに資料の到着が間に合わないことがあります。
・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・アーカイブ配信セミナーの視聴期間は延長しませんので、視聴期間内にご視聴ください。
プログラム
(13:00~15:00)
【第1部】化粧品のPFAS規制に関する海外の動向
MERIEUX NUTRISCIENCES JAPAN(株) 代表取締役社長 吉竹 政子 氏
【講座主旨】
近年、環境中に分解されにくく「永遠の化学物質」とも呼ばれているPFAS(有機フッ素化合物)への規制強化が世界的に進んでいます。欧州ではREACH規制をはじめとする包括的な規制案が検討されており、米国での州レベルでの化粧品中PFASの使用禁止など相次いでいます。これらの動きは、今後日本の化粧品産業にも大きな影響を及ぼすと考えられます。
本講演では、化粧品分野におけるPFAS規制の最新動向を中心に、欧米諸国をはじめとする海外での対応状況、対象物質範囲、各国当局の方針などわかりやすく整理していきます。さらに、分析面からみた課題や、海外市場に製品を輸出・販売する際の留意点なども可能な限り解説していきます。
【講座内容】
1.PFASとは何か:基本特性と環境影響
-PFASの化学的特徴、使用実態、環境中での残留性・生体蓄積性
-化粧品原料におけるPFAS の役割と代替のむずかしさ
2.各国におけるPFAS規制の現状と動向
-欧州(REACH規制、提案中の制限案)の概要
-米国(州別法令、FDA、EPA)
-カナダ、オーストラリア、韓国などの最新情報
3.化粧品分野における具体的な影響
-規制対象となる製品カテゴリーや成分
-表示義務
-海外輸出に関して
4.分析とモニタリングの課題
5.今後の見通しと企業の対応戦略
【質疑応答】
◆◆講師プロフィール◆◆◆◆
専門分野:食品分析、化学分析
学位:化学略歴・活動・著書など:
大学卒業後、大手化学メーカーで研究職としてキャリアをスタート。外資系分析関連企業で食品・化粧品などの安全性評価及び品質保証事業に従事。2025年2月よりMxNS Japan代表取締役社長として化学分析・規制対応事業を統括。
食品分析、食品容器包装、化粧品の海外分析など、幅広い分野で講演・執筆活動を行っている。
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(15:00~17:15)
【第2部】容器包装に使用されるPFASと国内外規制の最新動向
西包装専士事務所 代表 西 秀樹 氏
【講座主旨】
化粧品容器の材料としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレートが主に使用されている。ポリマー状のPFASとしては、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン等が自動車、半導体、化学工業、航空宇宙、医療医薬等に広く使用されている。しかし、PFASの人の健康や環境への影響に関しては、未だ不明確のことが多いのが現状である。このような状況下、EUでは2025年2月公布の包装・包装廃棄物規則により食品包装にPFASを使用禁止とした。米国は、3M社やデュポン社が訴訟で莫大な保証金を支払い、マクドナルドはPFASを含む撥水紙の使用を禁止し、EPAの水道水の規制は一気に厳しくなった。国際がん研究機関は、2物質を発がん性物質としたが、日本はデータ不足として承認せず、水道水の基準値も変えていない。日本と欧米のPFASに対する対応には、大きな違いが見られる。PFAS系のポリマーは、完全な代替品は難しく、仮に代替品の開発が可能であるとしても、数年から数十年掛かると見られている。本講では、国内外におけるPFASの規制と評価状況、容器包装での規制とその影響、及び今後の見込みに関し解説する。
【講座内容】
1.化粧品容器の主な材料と製品例:PE、PP、PET、AS等
2.化粧品容器の法規制:ISO、日欧、欧州化粧品工業会
3.PFASを含むポリマーの例と用途
4.PFASの国内外規制の概要
5.国際がん研究機構の報告;2物質の発がん性評価
6.EUにおける規制動向
・欧州化学品庁の規制案
・包装・包装廃棄物規則による食品包装用使用禁止
・水道水の基準値改正
・パブコメ例(欧州各国、日本フッ素樹脂工業会等)
7.米国における規制動向
・EPAのPFAS戦略的ロードマップ
・水道水訴訟とメーカーの和解金(3M社等)
・基準値改正の動き
・加州等の規制
8.日本におけるPFAS問題と基準値見直し状況
・横田基地等の問題
・食品安全委員会の審議と見解
・環境省の審議と見解
・欧米と日本の対応の違い
9.日欧米の対応の相違と考え方の違い
10.まとめ:容器包装への影響見込みと今後の展望
【質疑応答】
◆◆講師プロフィール◆◆◆◆
専門分野:樹脂の製品安全、環境問題
略歴・活動・著書など:
日本包装技術協会 包装管理士講座 講師
(一社)日本食品包装協会 包装学校 講師
日本包装専士会 元会長
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