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イベント

【Live配信 or アーカイブ配信】エポキシ樹脂のフィルム化と接着性の向上、分析・評価

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化学・エレクトロニクス:セミナー 研究開発マネジメント:セミナー  / 2025年11月11日 /  化学・樹脂 電子・半導体 試験・分析・測定
イベント名 エポキシ樹脂のフィルム化と接着性の向上、分析・評価
開催期間 2025年12月23日(火) ~ 2026年01月08日(木)
■Live配信日時: 2025年12月23日(火)10:30~16:30
■アーカイブ配信日程:2026年1月8日(木)まで申込み受付(視聴期間:1/8~1/18)
※お申し込み時には、Live配信、アーカイブ配信いずれかのお申込みであるかを、お申込みフォームの【弊社への連絡事項がございましたら、こちらにお書きください】欄欄に明記ください。
会場名 【Live配信受講】もしくは【アーカイブ配信受講】いずれかのみ
会場の住所 オンライン※会場での講義は行いません
お申し込み期限日 2026年01月08日(木)15時
お申し込み

<セミナー No.512236(Live配信)>

<セミナー No.512282(アーカイブ配信)>

 

エポキシ樹脂フィルム化

接着性の向上、分析・評価

 

★ 官能基密度、分子量、柔軟鎖導入量などの最適設計のヒントが得られる!
★ 架橋反応の制御へ! DSCによる反応熱解析、IRによるエポキシ量の分析!

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■講師

溶解技術(株) 代表取締役 博士(工学) 柴田 勝司 氏

 

■聴講料

1名につき55,000円(消費税込/資料付き)

1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円(税込)
大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくはお問い合わせください。


■セミナーの受講について
・下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
 → https://zoom.us/test
・開催数日前または配信開始日までに視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
 セミナー開催日時またはアーカイブ配信開始日に、視聴サイトにログインしていただきご視聴ください。
・出席確認のため、視聴サイトへのログインの際にお名前、ご所属、メールアドレスをご入力ください。
 ご入力いただいた情報は他の受講者には表示されません。
・開催前日または配信開始日までに、製本したセミナー資料をお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
 お申込みが直前の場合には、開催日または配信開始日までに資料の到着が間に合わないことがあります。
・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
 複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・アーカイブ配信セミナーの視聴期間は延長しませんので、視聴期間内にご視聴ください。

 

プログラム                     

 

【習得できる知識】

・エポキシ樹脂の基礎知識
・エポキシ樹脂を原料とするフィルムの合成と物性
・マスクイソシアナートを用いたエポキシフィルムの架橋

 

【講座の趣旨】

 エポキシ樹脂はこれまで主流であった土木建築、接着剤、電気絶縁材などの用途に加えて、自動車用、航空機用などにも用途が広がり、世界での生産量も拡大している。
 本セミナーでは、これらの新分野へ展開できる可能性のある技術として、エポキシ樹脂のフィルム化技術について解説する。現状ではベンゼン環と水酸基を併せ持ち、十分なフィルム形成能を有する高分子は少ない。ベンゼン環によって耐熱性、機械的性質などに優れ、水酸基によって接着性、熱硬化性などが付与できる。フィルム形成後の三次元架橋反応についても詳述する。これに接着性を付与すれば、プリント配線板の基材として利用できるほか、様々な電子材料に利用できると考えられる。また、水酸基を極性の異なる化合物で修飾できれば、耐熱性、耐溶剤性を有する分離膜などにも利用できると考える。また、エポキシ樹脂について豊富な知識をお持ちでない方にもご理解いただけるように、前半ではエポキシ樹脂の基礎知識として硬化剤、硬化促進剤、分析法、評価法についても説明する。

 

1.緒言

 1.1 エポキシ樹脂の定義
 1.2 エポキシ樹脂の歴史
 1.3 世界の需要
 1.4 他の樹脂系との比較
 1.5 エポキシ樹脂の特徴
 1.6 エポキシ樹脂配合の特殊性

 

2.エポキシ樹脂の基礎

 2.1 エポキシ樹脂
  2.1.1 汎用エポキシ樹脂
  2.1.2 特殊エポキシ樹脂
 2.2 硬化剤
  2.2.1 アミン系
  2.2.2 酸無水物系
  2.2.3 フェノール系
  2.2.4 ポリチオール系
  2.2.5 潜在性硬化剤
 2.3 硬化促進剤
  2.3.1 硬化剤と硬化促進剤の違い
  2.3.2 アミン系
  2.3.3 イミダゾール系
  2.3.4 リン系
  2.3.5 紫外線(UV)硬化用
 2.4 分析法、評価法
  2.4.1 赤外分光法 (IR)
  2.4.2 核磁気共鳴法 (NMR)
  2.4.3 高速液体クロマトグラフィ (HLC)
  2.4.4 ゲル浸透クロマトグラフィ (GPC)
  2.4.5 示差走査熱量計 (DSC)
  2.4.6 粘弾性解析 (VEA)
  2.4.7 熱分解ガスクロマトグラフィ質量分析 (Py-GC-MS)
  2.4.8 機械的性質
  2.4.9 電気的性質
  2.4.10 耐燃性

 

3.エポキシ樹脂のフィルム化

 3.1 概要
  3.1.1 エポキシ系フィルムの利点
  3.1.2 熱硬化性エポキシフィルムの設計
  3.1.3 エポキシ重合体の基本特許
  3.1.4 二段法による合成
  3.1.5 溶媒中での二段法による合成
 3.2 エポキシ重合体の合成 – エポキシ樹脂の選択
  3.2.1 共重合モノマーの選択
  3.2.2 溶媒種類
  3.2.3 触媒種類
  3.2.4 各種フェノール類
 3.3 エポキシフィルムの物性
  3.3.1 粘度
  3.3.2 分子量
  3.3.3 引張試験
 3.4 架橋エポキシフィルム
  3.4.1 架橋剤 – エポキシ樹脂
  3.4.2 架橋剤 – シラン化合物
  3.4.3 架橋剤 – カルボン酸
  3.4.4 架橋剤 – イソシアナート類
  3.4.5 イソシアナートのマスク化
  3.4.6 引張試験
  3.4.7 耐熱性
  3.4.8 耐溶剤性
 3.5 エポキシ接着フィルム
  3.5.1 層間接着フィルム
  3.5.2 プリプレグとの比較
  3.5.3 架橋剤配合量とTg
  3.5.4 接着性の付与
  3.5.5 配合設計概念図
  3.5.6 接着フィルムの特性

 

4.結言

 4.1 結論
 4.2 今後の課題

 

5.質疑応答

 

セミナーの詳細についてお気軽にお問い合わせください。
「2名以上同時にお申込される場合、2人目以降の方の情報は【弊社への連絡事項がございましたら、こちらにお書きください】欄にご入力をお願いいたします」