株式会社ジェイ・エム・エス

ディスポーザブル医療分野：
ＪＭＳでは輸液セットや注射針をはじめ、シリンジポンプ等の輸液輸血システム関連製品、さらに手術用縫合糸、不織布製品（マスク、シーツ）、プラスチック手袋等の多彩な医療器具を開発・製造。

高度医療分野：
「人工腎臓システム」「心臓血管システム」といった、最先端の医療機器もＪＭＳの得意分野です。人工腎臓システムは、ダイアライザーを中心とする血液浄化に関する製品群で、ディスポーザブル医療器具と並ぶ大きな柱となっています。心臓血管システムは、心臓手術の際、患者の生命維持を担う人工心肺装置、ペースメーカーなどで構成される製品群。人工心肺装置については、リスクが小さく、長時間の手術を可能とする膜型人工肺を早くから製品化し、心臓外科の新たな領域を開拓しました。

在宅医療分野：
腎不全など、腎臓の機能が低下する疾患では、体内の老廃物を除去するための血液透析治療が必要となります。大型設備を用いる通常の血液透析は、週に数回の通院を要し、なおかつ１回の治療が長時間に及びます。行動の制限がもたらす患者の身体的・精神的苦痛、あるいは経済的負担を何とか軽減したい──。そんな思いで開発したのがＣＡＰＤシステム（連続携行式腹膜透析）です。これは患者自らが、透析液を腹腔内に注入し、排出する画期的な透析療法。
また、患者自らが痛み止めを随時注入したり、さまざまな薬液をそれぞれの処方にあわせて精密注入できる携帯型多機能ポンプなどＪＭＳでは、在宅医療の途を広げる多彩な研究を展開。多くの患者の支持を集めています。

自動腹膜灌流装置