【自動運転という車のビジョンを実現する】LOCTITE ABLESTIK NCA 3218、ADASセンサーのレンズ接着で優れた性能を発揮

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 / 2023年03月22日 / 

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ヘンケルは、自動車用ADASカメラやLiDARモジュールの接着用に特別に設計された新たな革新的デュアル硬化型接着剤を発売しました。独自のUVカチオン・熱デュアル硬化エポキシを用いたLOCTITE ABLESTIK(ロックタイト・エイブルスティック)NCA 3218は、鏡筒とハウジングの接着やレンズハウジングと回路基板の接着などに最適なソリューションです。

ヘンケルADAS事業開発部長のMichael Caiは、「今日の先進運転支援システム(ADAS)は高解像度センサーと広範なデータベースでドライバーの能力をシームレスにサポートし、より安全な運転への根本的なシフトを可能にします」と説明します。「今後ADASは運転に欠かせない、安全評価システムに必要な機能となるため、自動車部品メーカーやOEM各社は、安全上重要なアプリケーションに必要な性能と製造効率との最適なバランスを模索しています。ヘンケルは自動車業界の長年にわたるパートナーとして、こうした課題を達成する新たな材料やプロセスを開拓していきます。LOCTITE ABLESTIK NCA 3218は、ADASセンサーという非常に要求の厳しい分野に最適化された材料で、この取り組みを実証しています。

LOCTITE ABLESTIK NCA 3218は、1液タイプのデュアル硬化型非導電性接着剤で、ディスペンサーによる塗布が可能です。ガラス転移温度(Tg)が高いため界面の応力は低減され、PCBや各種プラスチック(PBT、PPS)、アルミニウムの基材に対して優れた接着性を示します。また、熱膨張率(CTE)が低く、安定した低収縮性により硬化後の寸法変化は極最小限となります。LOCTITE ABLESTIK NCA 3218は、ADASセンサーの全寿命を通じ長期的な堅牢性と信頼性の高い性能を実現します。光学用途に最適なグレー色であるため、意図しない光の透過を防いで最適な遮光性を確保し、センサーの品質保証をさらに高めることができます。

LOCTITE ABLESTIK NCA 3218は国際的な製品安全規格を満たす設計で、CMR、高懸念物質(SVHC)、アンチモンフリー、REACHに準拠しています。

アクティブアライメント接着剤の塗布に関する詳細や技術情報については、アクティブアライメント接着剤サイトのホワイトペーパー Automotive ADAS Camera White Papers - Henkel Adhesives をご覧ください。

LOCTITE®は、 ヘンケルおよび(または)米国、ドイツなどのヘンケルの系列会社の登録商標です。

※本プレスリリースは、2023年1月9日にドイツ・ヘンケル本社が発表したプレスリリースの日本語訳版です。本プレスリリースは英語が原本であり、その内容・解釈については英文プレスリリースが優先します。

@engineer