No.1136 2010年10月4日
● 液状の危険物を収納する「IBC」容器の振動試験を開始
大型三次元振動台と温湿度環境再現室により、各種振動試験や温湿度試験を
受託する株式会社MTI様。輸送中に貨物が遭遇する振動や動揺を再現する試
験を通じ、輸送貨物の最適な積付方法の検討やダメージの原因を究明します。
このたび同社では、液状の危険物を収納する「IBC」容器の振動試験を開始
しました。
※※※※※※※※※※【 ここにフォーカス 】※※※※※※※※※※
新試験基準追加に伴い体制整備。(財)日本舶用品検定協会の確認済み
他社に先駆け「IBC」容器の振動試験開始
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■ 大型機による輸送振動再現試験に幅広い対応力
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同社が保有する大型三次元振動台は、輸送中の貨物が遭遇する振動・衝撃・
動揺や、兵庫県南部地震クラスの地震動を忠実に再現。貨物の最適な梱包・
積み付け方式の検証や製品設計に対して、高精度で信頼性の高いデータを提
供します。また、温湿度環境再現室は-15~80℃の温度を再現できるため、
輸送貨物や製品の耐熱性評価試験に利用されています。
また、北米大陸横断鉄道やトレーラ輸送の実輸送波形を再現できるほか、
JIS規格、IEC規格の鉄道車体用取付部品の振動試験にも対応。温湿度環境再
現室と振動台を組み合わせた複合試験も可能です。このように大型機による
輸送振動再現試験に幅広い対応力と実績があるのが同社です。
■ 現在「IBC」容器の振動試験に対応できる唯一の企業
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同社では、他社に先駆けて、液状の危険物を収納する「IBC」容器の振動試験
を開始しました。2011年1月1日以降に製造、修理、改造される液状の危険物
を収納する「IBC」容器に適用される試験基準に対し、新たに加わった規格を
満たす振動試験に対応できる体制を整えています。
「IBC」容器の振動試験については、今年8月末に財団法人日本舶用品検定協
会の立ち会いのもとで振動試験を実施。同社の試験設備や試験方法に問題が
ないことが確認されています。現時点で同社でしか対応できない試験として
注目されています。
物流環境における耐振性能評価や防振対策などを行う、振動試験・耐震性能
評価のスペシャリストである同社。「IBC」容器の振動試験、貨物輸送振動
再現試験のほか、輸送改善製品など様々な付帯サービスも提供しております。
お気軽にお問い合わせください。
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