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今までにない破砕方式。プラスチックを常温で微粉砕[槇野産業]

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メールマガジン  / 2011年01月20日 /  産業機械機器 化学・樹脂 繊維・紙・パルプ

No.1184 2011年1月20日

● 鋏で切れるものなら、何でも粉砕

粉砕機と粉体製造機器メーカーである槇野産業株式会社様では、このたび、
「微粉細機」を新たに発売開始しました。フィルム粉砕で養った技術を元に、
今までにない常温の粉砕方式を採用している点に注目です。


   ※※※※※※※※【 ここにフォーカス 】※※※※※※※※

     新発想の粉砕方法。プラスチックを常温で微粉砕。
           槇野産業「微粉細機」

   ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


■ 回転する鋭利な刃物で切断しながら微粉に
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粉体塗装やマスターバッチを製造する際、プラスチックの微粉砕が必要にな
ります。プラスチックは叩いても割れないため、液体窒素を使って凍らせて
粉砕する「凍結粉砕」が行われています。しかし、ランニングコストが非常
に高いのが欠点で、常温粉砕では、目立てをしたディスクで挟んで削る粉砕
機とフルイ分けを繰り返す方式がとられています。

樹脂によっては条件がぶれるとメルトしたり、「ひげ」と呼ばれる飴を伸ば
したような糸状の生成物が生まれたりします。そこで同社では、フィルム粉
砕で養った技術を元に新発想の常温での粉砕方法を採用。粉砕室内で、回転
する鋭利な刃物でプラスチックを細かく切り刻み、所定の粒度になったもの
を風に乗せて排出する「微粉細機」を開発しました。


■ テスト機による性能確認も可能
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同社の「微粉細機」は、プラスチックペレットやリサイクルペレットなどに
最適です。スクリーンを使用していないので、過粉砕を防止。微粉砕品の粒
度調整は、風量で調整が可能です。

粉粒体はその特性などにより、操作上の問題点の究明は机上ではできにくい
ことが多々あります。こうした問題点の確認・解消のため、同社では千葉工
場に各種粉砕・破砕テスト設備を常設。もちろん、「微粉細機」の性能も確
認できます。ぜひ、お試しになってみてはいかがでしょうか。


原料の形状・性状により、適応する粉砕機を各種取り揃えています。詳細カ
タログ・資料は無料にて発送いたします。経験豊富なスタッフがご相談に応
じますので、お気軽にお問い合わせください。

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