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新たな特許“ホットフォーミング + エンボス”で強度と剛性を両立[深井製作所]

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メールマガジン  / 2012年01月10日 /  自動車 産業機械機器 鉄/非鉄金属

No.1359 2012年1月10日

● 車体の軽量化をさらに進める特許「高剛性ホットフォーミング」

等価剛性で-30%の薄板・軽量化を実現できるハニカム・エンボス加工
「embrella」の開発で知られる株式会社深井製作所様。得意とするエンボス
技術をさらに一歩発展させ、新たに『高剛性ホットフォーミング』という
加工技術を開発。特許を取得しました。


  ※※※※※※※※※【 ここにフォーカス 】※※※※※※※※※

    エンボスが成形された鋼板の加圧成形方法で特許を取得
  「高剛性ホットフォーミング」をクルマの軽量化技術展でご紹介

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■ 新発想で“ホットフォーミング+エンボス”のジレンマを解消
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ここ10年、ハイテン材などの高強度材料の使用や薄板化による軽量化が進み、
車体ではその60%を達成しているともいわれています。更なる軽量化を図る
ため、ホットプレスも発展していますが、剛性低下という弱点があります。

そこで、ホットフォーミング部品に同社のエンボス加工「embrella」を組み
合わせる「高剛性ホットフォーミング」工法をご提案します。

・エンボス形状の板を全面金型に密着・加圧させることは不可能・・・
・ホットフォーミング成形時に熱した平板にエンボス加工するには、複雑な
 金型設計が必要・・・
・量産/メンテナンス時ともに課題が多く、現実性がない・・・

といったジレンマを、発想の転換で解決。
強度・剛性を共に上げることができるため、薄板化の可能性が広がります。


■ 1,500MPaの超高強度で、剛性との両立に成功
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通常は強度UPによる薄板化に比例して、剛性が犠牲になってしまうところを
「高剛性ホットフォーミング」では、強度と剛性を両立させることに成功。
1,500MPaの超高強度と、エンボス効果による高剛性を両立した、全く新しい
技術として、さらなる軽量化への道を切り拓くことが期待されます。

同社では、この「高剛性ホットフォーミング」と「embrella」両特許の概要
を、第2回「クルマの軽量化技術展」にて説明予定です。
サンプルや多数の実例も展示しますので、手にとってご確認いただける絶好
のチャンスです。ぜひブースにお立ち寄りください。


薄板・軽量化技術「embrella」に、超高強度を得るホットフォーミングを組
み合わせ、「高剛性ホットフォーミング」を確立。技術についての詳細や
サンプルのご依頼など、お気軽にお問い合わせください。

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