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広範囲の放射線量を数秒で測定[日立協和エンジニアリング]

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メールマガジン  / 2012年06月19日 /  環境 試験・分析・測定 先端技術

No.1449 2012年6月19日

● 最新システムを用いた放射線量の測定サービス

除染作業では、対象地域の空間線量率(放射線量)の測定が必要とされます。
日立協和エンジニアリング株式会社様では、最新の測定システムを用いた
空間線量率の測定サービスを開始しました。除染作業の効率化、作業者や
住民の被ばく低減対策や、がれき搬入による影響調査に貢献します。


  ※※※※※※※※※【 ここにフォーカス 】※※※※※※※※※

       最大20m範囲の放射線量を数秒で迅速に測定
  サーベイメータでは見逃す可能性があったホットスポットも検出

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■ 広範囲に及ぶ地域の放射線量も短時間で測定
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空間線量率の測定は、従来、サーベイメータを用いていましたが、対象点し
か測定できず、広範囲の測定には、膨大な時間が必要となっていました。

そこで、広範囲に及ぶ地域の測定を短時間で行うために開発されたのが、
ガンマ線空間線量当量率測定システム「D-phod(ディー・フォッド)」です。
同社では、このシステムを用いた測定サービスを実施しています。


■ サーベイメータよりも確実、水中の測定も可能
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この測定サービスは、最大20mの範囲で、空間線量率の平均値を“数秒”で、
また、10cm毎の空間線量率分布を“数分”で測定できます。

シンチレーションファイバ(放射線に反応して発光する光ファイバ)を利用
しているため、ファイバに沿った線状の範囲を網羅的に、かつ正確に測定可
能。従来のサーベイメータでは見逃す可能性があったホットスポットも、
確実に検出できるほか、水中での測定も可能です。


同社では、このほかにも、食品、水質、土壌、環境空気、飼料などの放射能
自主検査に対応。セメント、工業製品・原料、梱包資材などもご相談に応じ
ています。


空間線量率の測定や、様々な対象物の放射能受託分析について、ご質問・
ご相談などお気軽にお問い合わせください。

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