高機能、長寿命化に。カーボン材料の可能性を切り拓く「セラミック溶射」[姫路メタリコン]
No.1585 2013年5月29日
● カーボン材料をセラミック溶射で高機能・長寿命化
重防食塗装やセラミック・金属の溶射コーティングによる表面処理加工を手
がけてきた姫路メタリコン株式会社様。基材にバルク材に近い特性を持つ溶
射皮膜を施すことで、高機能化。活用範囲をより一層拡大します。
軽量で耐熱性が高いために、炉内などの高温環境で使われているカーボン材
料も同社のセラミック溶射加工でその能力をさらに引き出すことが可能にな
ります。
※※※※※※※※【 ここにフォーカス 】※※※※※※※※
高温下のカーボン材料の耐熱性アップと熱反応対策に
最大2メートルの基材にまで対応
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■ セラミック溶射がカーボン材料を高機能化
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耐熱性が高く高温になる環境で使われるグラファイトや炭素複合材などのカ
ーボン材料ですが、高温下では材料中の炭素が製品内の元素と反応してしま
うという問題があります。
同社のセラミック溶射なら、カーボン材料の表面にセラミックを溶射してコ
ーティング。高温下での反応を防止します。
最大2メートルの基材にまで対応し、アルミナ、ジルコニアなど、さまざま
な種類のコーティングが可能です。
耐反応性のアップだけでなく、電気絶縁性の付加、耐摩耗性の向上による長
寿命化・低コスト化にも活用いただけます。
■ プラズマ溶射で高融点セラミックを自在に成膜
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同社のセラミック溶射加工では、プラズマでコーティング材料を溶かすため、
融点の高い材料での成膜が可能です。
また、融点が1600℃以上と高く、他の方法では困難だった固体電解質材料の
成膜化についても、同社独自の溶射法により実現しています。
中温域での発電特性に優れた固体燃料電池セルの開発に貢献しています。
溶射による金属表面処理加工を短納期で対応。テストピース、試作の他、対
応サイズについてもお気軽にご相談ください。
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