No.1759 2014年5月26日
● 溶射で材料の寿命、耐食性、耐摩耗性がアップ
溶射はメッキ等と比べ多種多様な材料をコーティングできます。例えば鉄基
材の上にアルミニウム、亜鉛をコーティングすることで錆を防ぎ、あるいは
超硬材料をコーティングすることで耐摩耗性をアップさせ、長寿命を実現し
ます。
近年、橋梁や高速道路の橋脚といったインフラへの補修対策として溶射が注
目されています。姫路メタリコン株式会社様では、溶射コーティングによる
金属などへの表面処理加工を手がけた実績は50年以上です。
■□―――――――― 【 ここにフォーカス 】 ――――――――――□■
メッキ加工ができない金属~木材、紙、樹脂まで様々な素材の改善に。
現地での防錆施工にも対応可能な「溶射による表面処理加工」
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■ メッキより優れた耐食性、施工性
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例えば亜鉛メッキが数十ミクロン程度の薄膜なのに対し、溶射は数百ミクロ
ンの厚膜が可能。膜厚の分だけ寿命を延長させることが可能です。また、メ
ッキ槽に浸ける必要がないので、大きさに制限がなく歪みを抑制できます。
溶射加工は、基材への熱影響が少ないのも特長です。例えば、融点が非常に
高いセラミックス材料のコーティングでは100℃程度の熱影響しかなく、歪
みの発生や組織の変態を抑制し、基材への付加価値に貢献します。
■ 溶射だけで簡単な電子回路基板も作成
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溶射に封孔処理(溶射皮膜内の気泡を埋める処理)と上塗り塗装を組み合わ
せれば、防錆効果も高くなり、橋梁の支承を長年維持することも可能。この
ように小さなネジから橋梁まで、さまざまな表面処理改善に有効な同社の溶
射加工をぜひ、ご利用ください。
溶射は耐摩耗性、耐食性を向上させるだけではありません。同社では絶縁体
と導電体を使い分けて溶射することで電子回路基板を作成したり、固体燃料
電池の電解質膜に利用するなど、様々なアプリケーションに応用が可能です。
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