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電気分解で汚泥ゼロ、滞留不要の「廃水処理装置」[日立パワーソリューションズ]

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メールマガジン 受託分析/試験機器  / 2014年10月28日 /  環境 産業機械機器 先端技術

No.1833 2014年10月28日

● 電気分解で気候などに影響されず、安定的、効率的な廃水処理を実現

株式会社日立パワーソリューションズ様では、電気分解による「アンモニア
性窒素分解処理装置」を開発しました。

今までの微生物による廃水処理とは違い、外的環境に影響されることなく、
安定的、効率的な廃水処理を実現。汚泥(廃棄物)が発生しないので、環境
負荷の低減にも寄与し注目されています。


■□――――――――― 【 ここにフォーカス 】 ―――――――――□■

廃棄物最終処分場や、化学工場の廃液処理に最適。
滞留不要、処理容積は1/5に低減。「アンモニア性窒素分解処理装置」

■□――――――――――――――――――――――――――――――□■


■ 3工程→1工程、汚泥ゼロで手間と時間を削減
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本装置は、電気分解技術を応用した廃水処理に対応。廃棄物最終処分場や化
学工場など、大規模な廃水処理に最適です。微生物処理と違い気温や降水量
といった外的環境に影響を受けることなく、安定的に効率良くアンモニア性
窒素の分解処理ができます。

微生物処理時の滞留時間(約4日)・滞留槽が不要で、「硝化槽、脱窒槽、
汚泥処理槽」の3工程を1工程で行えるので、装置の小型化を実現しています。
処理後の容積は約1/5程度で、汚泥(廃棄物)も発生せず日々のメンテナン
スは一段と容易になります。


■ 廃水量に合わせた装置構成が可能
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電解処理槽は複数台設置できるので、廃水量に合わせた装置構成が可能です。
1基当たりの処理能力は50m3/日で「アンモニア性窒素」以外に「1,4-ジオキ
サン」や廃水中「高濃度COD」成分も分解できます。
 

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