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固形潤滑剤ワックスで車輪、レールが3倍以上長持ち。耐熱温度は250℃で広がる用途。[トッキ]

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メールマガジン  / 2015年09月09日 /  自動車 造船・重機 産業機械機器

No.1988 2015年9月9日

● 潤滑皮膜を絶えず自己形成。車輪やフランジ部に理想的な皮膜を維持

有限会社トッキ様の固形潤滑剤ワックスは、車輪やフランジ部などの摺動面
や回転体に押し当てると、クレヨンで画用紙に色を塗るように絶えず潤滑被
膜を自己形成できるのが特長です。

油だれやオイルの飛散がないため、クレーン周りが汚れず安全。機器の取り
付けも潤滑剤の交換も簡単。一度皮膜が生成されれば、4カ月以上交換しな
くていいので経済的です。


■□――――――――― 【 ここにフォーカス 】 ―――――――――□■

フランジの潤滑剤に、まだ油やグリースをお使いですか?
比べものにならない潤滑効果 「固形潤滑剤ワックス」でコスト削減

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■ 潤滑油では金属面がささくれ立つのはなぜ?
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例えば、大型クレーンの車輪フランジ面に潤滑油と固形潤滑剤ワックスを塗
布して比べてみると、違いがひと目で分かります。

潤滑油塗布の金属面は、触ると油が指にベトベト付くのに、金属は指に刺さ
るほどささくれ立っています。一方、ワックス塗布の金属面は鏡面仕上げし
たかのようにツルツル。この違いは、クレーン車輪のような極圧加重での摺
動面は、潤滑油では油膜の吐き出し現象が生じ、金属母材同士のフレッティ
ング摩耗が発生するためです。

固形潤滑剤ワックスは、金属表面に数ミクロン付着していれば被膜を作り、
横滑り現象で低摩擦の効果を発揮します。


■ 高温環境下でも使用可能。直接塗布する筒型タイプも。
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同社では、車輪フランジ面ではなく、直接レールや車輪にワックスを塗布す
る筒型タイプの平面塗布装置も製作。ワイヤ―操作で車輪を動かすコンテナ
クレーンや、ごみ焼却炉のようにレールの上をそのままスライドしたりする
ものにも最適です。

ワックス耐熱温度は250℃まであり、高温領域で使用されるレールにも対応
できます。詳細は同社までお気軽にお問い合わせください。
 

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