用語集
レシプロエンジン(reciprocating engine)とは、燃料の燃焼による熱エネルギーを作動流体の圧力(膨張力)として、まず往復運動に変換し、ついで回転運動の力学的エネルギーとして取り出す原動機のこと。燃焼エネル…
JIS Q 9100(ジスキュー)とは、航空機部品の製造、加工の品質保証管理に対する日本の工業標準のこと。米国のAS9100、欧州のEN9100と同じ様式・内容で、国際相互認証されている。
型式証明(かたしきしょうめい/type certificate)とは、ある航空機の型式の設計が安全性及び環境適合性の基準を満たしていることを証明するものを指す。日本では、国土交通省が定める基準に基づき国土交通大臣が発…
クルーガー・フラップ(Krueger flap)とは、主翼前縁に折りたたんでいたフラップを前下方へ突き出すことで主翼面積を増加させるもの。クリューガーフラップともいう。
コールドセクション(cold section)とは、運転中のタービン・エンジンの、比較的温度の低い部分を指す。反対に、燃焼ガスに常時曝される部分をホットセクションという。
耐空証明(airworthiness certificate)とは、航空機の強度・構造・性能が安全性及び環境保全の為の技術上の基準に適合するかを検査し、その基準に適合していることを認める証明のこと。自動車の車検にあたる。日本…
非循環部品(non-rotable parts)とは、故障や損傷した場合に、原則として修理をしない部品をいう。非循環部品は、経理上の流動資産として扱われるが、特に取り卸しと同時に廃却処理される部品を消耗部品という。
複合材料(composite material)とは、2つ以上の異なる材料を組み合わせた材料のこと。強化のための強化材料と、それを支持するための母材(マトリクス)から構成されたものを指す。単一素材からなる材料よりも優れ…
ボーイング777X(Boeing 777X)とは、2020年に登場予定のボーイングの新型旅客機のこと。世界最大の双発ジェット機で、ボーイング777をベースにし、たくさんの改良が行われている。まず第一に、複合材料による折り畳…