静電気対策のパイオニア シシド静電気

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 / 2015年01月05日 / 

 シシド静電気は1938年に静電気対策装置の開発に着手し、それ以来静電気対策機器メーカーとして歩んできております。特に小型交流高圧電源を採用したイオナイザでは多くのお客様にご使用いただいております。イオナイザは棒状以外にも送風型やスポット型、高圧電源も高周波型や直流型など特徴を生かしたシステムを多数揃えております。

イオナイザ以外にもロータリーセンサーヘッド搭載の静電気測定器DZ4や、イオナイザの除電特性評価に欠かせないDP、静電気対策靴の抵抗測定に特化したSHOETESTERⅡや表面抵抗を疎KぅていするMEGARESTAⅡ、樹脂などの静電気減衰特性測定用のオネストメータH0110-S4+V2-S1など豊富な測定器も取りそろえております。

また静電気を強制的に発生させることで保護紙貼り付け等に使用されるスタチラー35S3や、カチオン界面活性を採用した帯電防止剤まで幅広く開発販売しております。

 

除電革命

長期にわたる除電性能の安定

 弊社の開発したHDC-AC方式は、パルス入力を用いた交流高圧トランスシステムです。周波数が約200Hzを採用し小型で制御しやすい高圧電源となっています。HDC-AC搭載のイオナイザは長期間清掃が不要となるなどメンテナンス性が大幅に向上しており、メンテナンスを行っていないことによるトラブル発生を低減することに成功しました。

 棒状のイオナイザCABXは、小型で高圧配線のない特徴と、除電特性の安定性、省エアタイプや放電針の種類、350mmから3100mmまで幅広く取りそろえた長さのバラエティーなどを組み合わせて自由に除電システムを構築できます。また異常微放電や過電流を検知し警報出力を出すなど機能も豊富にあり、オプションの放電針ノズルガードで作業者への安全性も考慮しています。

CABXは除電特性の長期安定性が優れ、長期間にわたって特性変化が少なく除電不良を低減します。

 

製品概要 CABXはHDC-AC方式を採用した高圧電源内蔵のイオナイザです。放電針は標準のタングステン意外にもシリコン放電針が選択可能で、コンタミネーション防止に役立ちます。またエアー流量を抑える省エアー型も選択可能で、長さの選択肢とともに多くの使用環境に対応が可能となっています。200Hzの周波数を採用しており、逆帯電などのムラのない除電を実現しました。
特徴 長さ 350mmから3100mmまで250mmピッチを選択
流量 L(低流量) または H(大流量)
放電針 W(タングステン) または S(シリコン)
警報出力 微放電あるいは過電流検知時に警報出力及びLED表示
規格 CE規格対応
製品名・型番等
シリーズ名
CABX長さ-流量タイプ-放電針種類

@engineer