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事例

EQUINOX 100 X線回折装置を用いた 医薬品の動的構造解析

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X線回折装置(XRD)  / 2024年01月29日 /  医療・バイオ 化学・樹脂 試験・分析・測定

X線回折(XRD)は、医薬品において構造および相の特性評価に、非常に重要な役割を担っています。またXRDは、創薬からプレフォーミュレーションおよび製剤化、安定性および品質管理に至るプロセスにおいて最も一般的に使用される技術の1つです。APIの固形剤形、結晶化度、およびバイオアベイラビリティの研究に応用されています。

 

特にXRDは、特定のAPIの多形体、塩、共結晶の研究に日常的に使われています。加えて、制御された環境において、最終製品の結晶化度、製剤の安定性や反応性を決定するため、製品の結晶状態を追求するためにも使用されています。

 

アプリケーションや必要とされる測定に応じて、さまざまなタイプのXRD装置が使用されます。卓上型XRD装置は、QA/QCラボで初期の多形や塩のスクリーニングおよび物質の結晶化度を決定するために最もコストパフォーマンスの高いソリューションです。

 

Thermo Scientific ARL EQUINOX 100 X線回折装置の主な特長の1つは、独自のcurved position sensitive(CPS)検出器であり、APIおよび関連製品の構造的および結晶学的変化をリアルタイムで2θ全範囲(~110°)の測定を可能にします。さまざまなパラメーターを活用し、同じ試料に対して非常に高速な測定ができるため、分析者はより迅速により多くの試料の処理を行うことができます。

 

当ページでダウンロードできるアプリケーションノートではこのような当装置の特長とその活用例を詳しく紹介します。

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