事例
水産飼料開発に伴う「甲殻類投餌試験」
うみの株式会社では、海水生物を用いた様々な試験を企画・提案しています。
なかでも、新製品開発に欠かせない、有効性評価試験の実施例をご紹介します。
日本で良く消費される水産物の中にエビ類があります。
中でもクルマエビやバナメイエビは消費量が多く、
その大半は養殖により賄われております。
ただ近年は病害や環境変化に伴う生残率の悪化や、
原料価格の上昇による採算性の悪化が課題となっています。
そこで弊社では、成長改善や環境水への負荷を低減することが期待される新規添加物の評価のため、クルマエビの稚エビを用いた投餌飼育試験を実施しました。
以下の項目を測定し、対象成分の有効性評価を行います。
- 成長率(体長、体重)推移
- 生残率推移
- 水槽内の環境変化(水温、pH、溶存酸素)
試験結果の例
上記事例では稚エビを用いた試験を実施しましたが、食用として流通するサイズまで大きく成長させたエビを用いた試験も対応可能です。
また、クルマエビ以外にもバナメイエビ等、入手可能な種であれば対応可能です。
もちろん、機能性を評価したい資材のみ納入いただければ、飼料加工について処方から弊社および協力機関で相談し、ご用意する事が可能です。
またご希望の試験期間によっては、成果物のご報告だけでなく、経過報告を追加したプランもご用意しています。
詳細、ご依頼方法・価格・納期など、お気軽にご相談ください。
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