ヤマダ精機 4つの「解決力」 (解決力01のご紹介)

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 / 2013年11月08日 / 
 〇 解決力01 - 難形状 具現力 -    
 
■ 3次元CAD/CAM
 「設計者の意図・製品の用途を反映する」

 MODELING・NCパス作成は図面に忠実であることはもちろん、設計者の意図と製品の用途とを反映していなければなりません。私達は「CAD/CAM はあくまでも TOOL の一つ」というスタンスに立ち難形状を具現化します。

 MODELINGにおいては、普段から定義の曖昧な形状を排したMODELINGに努めることでCAD技能を高めてきました。この経験を活かし、難形状であっても意図・用途を反映した形状にMODELINGします。

 CAMも同様です。3D CAMのパスでよいのか、私達はここから考えます。3D CAMは選択肢の一つであり唯一の方法ではありません。私達は意図・用途を反映する最も適切なNCパスを最も適切な手段で作成します。
 
■ 同時5軸加工
 「難形状だからこそやりがいがある」

 機械加工技術の最高峰の一つ、同時5軸加工によってインペラーに代表されるアンダーカット部のある製品にも対応しています。 また、3軸で加工可能な製品についても必要に応じて同時5軸加工を行うことにより高品質・高能率を実現しています。 さらに、多面加工機として利用することで素形材加工においてもその能力を存分に発揮しています。

 

 同時5軸加工は複雑な動きをするためシミュレーションが欠かせません。 実機運転の前にPC・制御装置内にてシミュレーションし、NCプログラムのチェックと共にMC構成部品・冶具・工具ホルダー・ワーク間の干渉チェックを行うことで、トラブル要因を事前に検出・排除しています。

                              

@engineer