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「ラマン分光計、顕微ラマン」一覧

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  • ラマン顕微鏡 RAMANwalk

    ラマン分光計、顕微ラマン  / 2025年01月20日 /  産業機械機器 試験・分析・測定 先端技術

    RAMANwalk / ラマン顕微鏡

    RAMANwalk

    RAMANwalk は、ラマンイメージングに対する独創的な発想を採用した共焦点ラマン顕微鏡で、最小限の時間で高いスペクトル品質の洗練された全体イメージやプレビューイメージを生成できます。

    確率論で顕微ラマン分光をもっと効率よく

    サンプルの事前情報がなくても、RAMANwalkはラマンデータの測定に最適な経路を認識できます。これにより、従来の走査方式を採用するラマン顕微鏡の5倍以上の速さでラマン画像を取得します。
    特徴的なラマン散乱パターンが検出されると、システムは自動的に体系的な検索プロセスを開始し、必要なデータの取得を加速します。

    ポイントレーザー走査のデモンストレーション
    RAMANwalk
    レーザークラス1遮光カバーを装着したRAMANwalk

    RAMANwalkは、従来のラマン顕微鏡と比べて新たなアプローチを採用することで、他のレーザーラマン顕微鏡からから一線を画す存在となっています。極めて質の高いスペクトルと高速にラマンイメージのプレビューを取得でき、ルーチンの測定に対する完璧な選択肢を提供します。(ルーチン測定に最適です)

    RAMANwalkの特長
    • ランダムウォーク技術によりイメージング時間を削減
    • ガルバノミラーによるレーザー走査
    • 高スペクトル分解能・高空間分解能
    • 完全に自動化されたハードウェア
    • 2D/3Dラマン画像の強力な解析ツール
    • 自動較正・自動アライメント機能

    ポイントレーザーのランダムスキャンと従来のラスタースキャンとの
    比較

    基本的原理
    従来のラマン顕微鏡では、レーザー光は測定領域の左上から右下に向かって一列(または一行)ずつステージ走査によって移動します。これとは違い、RAMANwalkはガルバノミラーを用いることでより早くよりスマートにレーザー光を移動することができます。

    加えて、ナノフォトンは能動的にラマン信号を探索する新たなスキャン方法を実装しました。見た目では違いが分かりにくいサンプルでも、ラマンスペクトルの持つ化学構造の情報をもとにレーザー光が見つけてくれます。

    装置がラマン信号を識別するとき、その周辺領域からも同様の信号が出ていないかを確認します。もし信号が見つからなければ、この領域に対する重要性は低いと判断し、他の領域の測定に素早く移ります。
    基本的原理
    実例
    PMMA(紫)とポリスチレン(緑)のビーズからなる例を見てみましょう。可視画像では、PMMAの粒子はポリスチレン粒子よりもわずかに小さいだけで見分けがほとんどつきません。

    RAMANwalkのランダムウォークを開始して40秒で、既に大まかな状況が分かります。最終的な測定画像にはまだほど遠いですが、サンプルが何でできているかという一つ目の重要な情報を得ることができました。

    3分後、より細かい状況も見え始めます。この時点でユーザーは既に最後までラマンの測定を続けるかどうかを決めることができます。待つことおよそ27分後、完全なラマン画像が得られました。
    実例
    ラマンプレビュー画像の威力は明白です。
    RAMANwalkのランダムウォークアルゴリズムは、極めて素早くラマン画像のプレビューを行い、ルーチンのラマン分析業務の効率を劇的に向上します。もう一つの例を見てみましょう。

    ここでは、砂糖とポリ酢酸ビニル(PVA)のラマン画像を見てみます。完全なラマン画像の取得には約50分かかりますが、PVA(青)のかけらを砂糖の粒の間に検出しました。

    今、PVAによるコンタミネーションにのみ知りたいとしましょう。
    RAMANwalkのランダムウォークアルゴリズムを用いれば、わずかおよそ5分で「このサンプルにPVAは含まれているか?」の結論を得ることができます。

    一方、従来のラマン顕微鏡が採用するラスタースキャン方式では、全体の僅か10%しか測定出来ておらず、PVAはまだ見えていません!

    特に、詳細な測定を割愛できる場合や詳細なラマンイメージング対象範囲の取捨選択が必要な場合のように、素早さが求められる分析業務では、RAMANwalkがユーザーの貴重な時間を節約します。

    懸命にではなく賢く働く。
    ラマンプレビュー画像の威力

    RAMANwalk仕様

    空間分解能 XおよびY方向 350 nm, Z方向 1 µm
    対物レンズ 5x, 10x, 20x, 50x, 100x
    スペクトル分解能 <1.5 cm-1 (回折格子による, 回折格子3つまで装着可)
    ステージ詳細 30 * 30 * 35 mm XYZ電動ステージ
    較正 標準ランプ、標準試料を用いた自動較正
    調整機能 光軸の自動調整機能
    レーザー安全基準 インターロック機構を搭載したクラス1レーザー製品

    お気軽にお問い合わせください

    コンパクトでポータブルなルーチンシステムから協力な研究用分光計まで多彩な製品を取り揃えております。また、装置導入前のデモ測定やサンプル測定は随時受付。セミナーの実施、主要展示会にも多く出展しています。

    お問い合わせはこちらから
  • ラマン顕微鏡 RAMANtouch

    ラマン分光計、顕微ラマン  / 2025年01月17日 /  産業機械機器 試験・分析・測定 先端技術

    RAMANtouch / ラマン顕微鏡

    RAMANtouch

    RAMANtouchは、独自のレーザー走査技術により、世界最速・最高品質のラマンイメージングを実現した最先端の共焦点ラマン顕微鏡です。

    卓越したイメージングスピードと精度をもつ共焦点ラマン顕微鏡

    線状のレーザービーム照射と2次元CCD検出器により400スペクトルを一度に取得できるナノフォトンの技術。ガルバノミラーでレーザーを走査することで、RAMANtouchは高速かつ正確に数十万ピクセルからなるラマン画像を数分のうちに取得できます。EMCCDは必要ありません。

    ライン照明走査のデモンストレーション
    RAMANtouch
    レーザークラス1遮光カバーを装着したRAMANtouch

    RAMANtouchは、従来のラマン顕微鏡とは全く新しいアプローチをとることで、不可能だったことを実現しています。スペクトルの質や空間分解能を落とすことなく最速のイメージングを実現しました。

    RAMANtouhの特長
    • 超高速ラマンイメージング
    • 高スペクトル分解能・高空間分解能
    • 完全に自動化されたハードウェア
    • 2D/3Dラマン画像の強力な解析ツール
    • 自動較正・自動アライメント機能

    ガルバノミラーによるレーザー走査

    ガルバノミラーによるレーザー走査

    ガルバノミラーを用いるという革新的な走査方法により、レーザービームを対物レンズ下の点を自由に走査できます。サンプルステージを動かさなくても大丈夫!精度とスピードの両方において、従来の「ステージ走査」方式にはるかに勝ります。

    さらに、レーザービームは、視野の中心でも端でも、試料の観察面に対して垂直に入射します。これにより、次の測定モードでの測定が可能になります

    ライン照明走査
    高スペクトル分解能・高分解能の条件でも、最速・最高精度で試料表面を走査。
    ポイント照明走査
    測定したいエリアに絞って測定し、各部分のスペクトルの実際の相違によって、測定範囲全体のイメージを素早く作成します。
    AreaFlash測定
    ライン上のレーザーを視野全体にわたって高速走査することで、面の情報をくまなく拾い、平均スペクトルを取得します。これによって広範囲の超高速測定が可能になります。

    どの測定モードでも最大のパフォーマンスを

    ライン照明モード
    • ライン照明による超高速ラマンイメージング
    • 視野全体において均一かつひずみの無いライン照明
    • EMCCD不要
    ライン照明モードのデモンストレーション
    ポイント照明モード
    • 視野のエッジ部分でも焦点にレーザーをきれいに集光
    • ステージ走査に比べて圧倒的に高速
    • 10 nmに達する位置決め精度
    ポイント照明モードのデモンストレーション

    優れた3Dラマンイメージング性能

    共焦点光学系により、サンプルの内部のラマン分析を非破壊で実現します。これにより透明な試料の3Dラマンイメージを作成できます。RAMANtouchのライン照明と高精度ステージを用いることで、これまでにないスピードと品質で3Dラマン画像を測定し、試料の内部構造と成分分布を知る手掛かりを提供します。

    測定事例動画
    • 透明な繊維の内部をラマンで検出
    • 試料:芯鞘繊維(クラッド:ポリエチレン、コア:PET)
    • 測定時間:20 - 30分
    • 黄色い点: TiO2
    2本の繊維の3Dラマンイメージ

    最高のラマンイメージング分解能

    XZ面内における深さ方向のラマンイメージングにより、多層膜のような試料を非破壊で分析できます。油浸対物レンズを使うことで、空間分解能が格段に向上し、300 nm程度の極薄層の検出も可能です。

    最高のラマンイメージング分解能

    最高のラマンイメージング分解能

    ラマン分光は、結晶多形のような、有機材料や無機材料の識別になくてはならない情報を提供してくれます。赤外分光と違い、ラマンにはサブミクロンの空間分解能や水を含む試料の分析も可能なことなどの強みがあります。

    サブミクロン領域をのぞき見る

    RAMANtouch仕様

    空間分解能 X方向 500 nm, Y方向 350 nm, Z方向 1 µm
    対物レンズ 5x, 10x, 20x, 50x, 100x
    スペクトル分解能 <0.9 cm-1 (回折格子による, 回折格子3つまで装着可)
    ステージ詳細 30 * 30 * 35 mm XYZ電動ステージ
    較正 標準ランプ、標準試料を用いた自動較正
    調整機能 光軸の自動調整機能
    レーザー安全基準 インターロック機構を搭載したクラス1レーザー製品

    お気軽にお問い合わせください

    コンパクトでポータブルなルーチンシステムから協力な研究用分光計まで多彩な製品を取り揃えております。また、装置導入前のデモ測定やサンプル測定は随時受付。セミナーの実施、主要展示会にも多く出展しています。

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