【Live配信セミナー 7/30】抗バイオフィルム剤の新しい製品開発とその評価
イベント名 | 抗バイオフィルム剤の新しい製品開発とその評価 |
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開催期間 |
2025年07月30日(水)
13:00~17:20 |
会場名 | Zoomを利用したLive配信 |
会場の住所 | オンライン※会場での講義は行いません |
お申し込み期限日 | 2025年07月25日(金)14時 |
お申し込み |
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<セミナー No.507105>
抗バイオフィルム剤の
新しい製品開発とその評価
★ 抗バイオフィルム評価試験方法(ISO 4768)について試験方法の詳細・留意点を解説!
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■講師
【第1部】 一般財団法人日本食品分析センター 多摩研究所 微生物研究課 エキスパート 太田 知克 氏
【第2部】 大阪化成(株) 代表取締役社長 浅見 晴洋 氏
【第3部】 鈴鹿工業高等専門学校 生物応用化学科 准教授 小川 亜希子 氏
【第4部】 山口大学 大学研究推進機構 中高温微生物研究センター 教授 阿座上 弘行 氏
■聴講料
1名につき49,500円(消費税込、資料付き)
1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき44,000円(税込)
大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
詳しくはお問い合わせください。
■Live配信セミナーの受講について
・本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
・下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
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・パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
・セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。
・当日は講師への質問することができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
プログラム
【13:00~14:00】
【第1部】 硬質表面上における各種材料の抗バイオフィルム試験の実施手順と評価
一般財団法人日本食品分析センター 多摩研究所 微生物研究課 エキスパート 太田 知克氏
【講座主旨】
バイオフィルムとは微生物が固体表面で増殖し,細胞外重合物質(EPS)を産生することで形成される生物膜で,水まわりで発生する"ぬめり"の原因となっています。
本講演では硬質表面上におけるバイオフィルムの抑制を目的とした加工製品の評価方法であるISO 4768:2023について,試験方法の詳細・留意点をご説明するとともに,抗菌製品技術協議会(SIAA)による認証制度についてご紹介いたします。
【講座内容】
1.バイオフィルムについて
2.抗バイオフィルム評価試験方法(ISO 4768)
1) 試験法の流れ
2) 試験実施上の留意点
3.抗菌製品技術協議会(SIAA)における認証基準
1) SIAAの活動
2) SIAAマークについて
3) 抗バイオフィルム加工製品の性能基準
【質疑応答】
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【14:15~15:00】
【第2部】 フェノール系抗菌剤のバイオフィルム形成阻害効果
大阪化成(株) 代表取締役社長 浅見 晴洋 氏
【講座主旨】
バイオフィルム(BF)は、我々の生活空間の様々な場所、例えば浴室内の洗面器の底,洗面台や台所等の流し口などにできるヌメリ、歯周病の原因となる歯垢(プラーク)などに見られ、これらは時として人の健康に害を及ぼすことがある。本セミナーでは、抗菌剤イソプロピルメチルフェノール(IPMP)のBF形成阻害効果について、虫歯原因菌であるミュータンス菌を対象事例として取り上げ、IPMPのBF形成阻害効果とその推定メカニズムについてご報告する。
【講座内容】
1.細菌、カビ、ウイルスの比較
2.一般的な抗菌剤
3.身の回りのバイオフィルム
4.抗バイオフィルム効果の試験手順
5.抗菌剤のバイオフィルム形成阻害効果
~イソプロピルメチルフェノールの事例を中心に~
6.バイオフィルム形成阻害メカニズムに関する考察
7.おわりに
【質疑応答】
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【15:10~16:10】
【第3部】 材料表面の化学・物理的性質がバイオフィルム形成に与える影響
鈴鹿工業高等専門学校 生物応用化学科 准教授 小川 亜希子 氏
【講座主旨】
バイオフィルムは、微生物とそれらが分泌するEPS(Extracellular Polymeric Substances:細胞外高分子物質)から構成される複合的な構造体です。固体表面への微生物の不可逆的な付着から始まり、高密度な増殖とEPSの産生を経て成熟したバイオフィルムへと発展します。このように、バイオフィルムは多段階の動的プロセスを経て形成され、その各段階において「足場」となる材料表面の化学的・物理的性質が大きく影響します。
本講座では、バイオフィルム形成に関与する環境要因を概観するとともに、バイオフィルムの形成を促進・抑制する材料表面特性について、具体的な研究成果を交えて紹介します。
【講座内容】
1.バイオフィルム形成のステージ
2.材料表面の特性とバイオフィルム形成の比較
①金属材料における付着傾向の違い
②高分子材料・コーティングの影響評価
3.バイオフィルム抑制に向けた材料設計と応用事例
【質疑応答】
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【16:20~17:20】
【第4部】 微生物の付着・定着を抑制する成分の検索
山口大学 大学研究推進機構 中高温微生物研究センター 教授 阿座上 弘行 氏
【講座主旨】
本講座では、様々な口腔バイオフィルムの阻害剤の検索とクオラムセンシングをターゲットとしたバイオフィルム阻害剤の開発について解説する。
【講座内容】
1.食品成分からのバイオフィルム阻害剤の検索
1.1 茶カテキンによるバイオフィルム阻害
1.2 キノコ抽出物によるバイオフィルム阻害
2.AIの不活化によるバイオフィルムの制御
2.1 E. corrodensにおけるAI-2の不活化によるバイオフィルムの制御
3.細菌が生産するバイオフィルム阻害剤
3.1 植物内生放線菌からのバイオフィルム阻害剤の検索
3.2 南極で分離した細菌からのバイオフィルム阻害剤の検索
【質疑応答】
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