| イベント名 | パワーモジュールの高放熱化技術と高熱伝導材料の開発動向 |
|---|---|
| 開催期間 |
2026年01月19日(月)
10:30~17:00 |
| 会場名 | ZOOMを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません |
| 会場の住所 | オンライン |
| お申し込み期限日 | 2026年01月16日(金)15時 |
| お申し込み |
|
<セミナー No.601403>
パワーモジュールの高放熱化技術と
高熱伝導材料の開発動向
★高放熱化を実現する実装技術、放熱性と絶縁性を両立する放熱材料の開発状況
-----------------------------------------------------------------------------------------------
■講師
1.富山県立大学 工学部 機械システム工学科 教授 真田 和昭 氏
2.三菱電機(株) 先端技術総合研究所 先進パワーデバイス技術部 パッケージング技術グループ グループマネージャー 山本 圭 氏
3.Astemo(株) 技術開発統括本部 技術プラットフォーム本部 材料技術開発部 チーフエンジニア 石井 利昭 氏
4.(株)Niterra Materials 営業推進担当 兼 事業企画担当 那波 隆之 氏
■聴講料
1名につき66,000円(消費税込・資料付き)
1社2名以上同時申込の場合1名につき60,500円(税込)
大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくはお問い合わせください。
■Live配信セミナーの受講について
・下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
→ https://zoom.us/test
・開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。
・セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。
・当日は講師への質問することができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
プログラムああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
<10:30~11:50>
1.高熱伝導コンポジット材料の分散・充填技術と高熱伝導化
富山県立大学 真田 和昭 氏
【本講座で学べること】
・フィラーの分散・充填技術が学べる。
・フィラーの表面改質技術が学べる。
・フィラーのハイブリッド化技術が学べる。
・フィラー充填複合材料のコンピューターシミュレーション技術が学べる
【講座概要】
近年、サーマルマネージメント材料として熱伝導性フィラーを用いたポリマー系コンポジットが幅広く使用されている。ポリマー系コンポジットの熱伝導率を向上させる微視構造設計手法として、フィラーの最密充填技術、フィラーのハイブリッド化による伝熱ネットワーク構造形成技術が注目されており、現在、窒化物フィラーが有効な熱伝導性フィラーとして期待されている。本セミナーでは、窒化物フィラーを中心として、フィラーの分散、充填、表面改質、ハイブリッド技術について概説し、高い熱伝導率を有するポリマー系コンポジットの開発ノウハウを習得することを目指す。
1.フィラーの種類と熱伝導率
1.1 フィラーの種類と熱伝導率
1.2 フィラーの形状
1.3 フィラーの粒度分布
2.フィラーの高充填技術
2.1 フィラー粒度分布を考慮した粘度予測理論
2.2 フィラー最密充填理論
2.3 フィラー最密充填によるポリマー系コンポジットの高熱伝導率と低粘度の両立
2.4 コンピューターシミュレーションを活用した新しいフィラー充填構造設計手法
3.フィラーのハイブリッド化技術
3.1 ナノフィラー活用によるネットワーク構造形成事例
3.2 ナノ・ミクロハイブリットフィラーを用いた熱伝導率向上事例
4.フィラーの表面改質技術
4.1 フィラーの表面改質方法
4.2 窒化物フィラーの表面改質事例
5.高熱伝導性ポリマー系コンポジット開発事例紹介
5.1 窒化物フィラーを用いたポリマー系コンポジットの開発動向
5.2 アルミナとカーボンナノチューブのハイブリッド化
5.3 窒化ホウ素とアルミナナノワイヤーのハイブリッド化
5.4 窒化ホウ素とアルミナ粒子のハイブリッド化
------------------------------------------------------------------
<12:40~14:00>
2.高熱伝導絶縁材料を用いたパワーモジュールの開発動向
三菱電機(株) 山本 圭 氏
【本講座で学べること】
・パワーモジュールの基本構造と求められる特性
・有機絶縁材料(絶縁シートなど)の高熱伝導化技術
・無機絶縁材料(セラミックス基板)の開発動向
・新規モジュール構造や開発トレンド
【講座概要】
パワーエレクトロニクス機器の小型化・高出力密度化ニーズを背景に、高放熱パワーモジュールの開発が盛んである。新材料・新構造技術を適用したパワーモジュールの高放熱化が進化を遂げており、中でも放熱性と絶縁性の両者機能を担う絶縁材料がキーマテリアルとなっている。本報では、セラミックス・有機材料を複合化した高熱伝導絶縁材料の開発状況と、それを用いたモジュール高放熱化技術の開発トレンドを紹介する。
1.背景
パワーモジュール市場動向など
2.パワーモジュール開発状況と構成材料
パワーモジュールの基本構造や求められる特性など
3.有機絶縁型モジュールの進化
高熱伝導絶縁シート適用パワーモジュールなど
4.無機絶縁型(セラミックス基板)の開発状況
セラミックス基板の開発トレンドなど
5.絶縁層一体型新規モジュール構造
ヒートシンク一体型モジュールの紹介など
6.最新パワーモジュールの開発トレンド
7.おわりに
------------------------------------------------------------------
<14:10~15:30>
3.EVパワーモジュールの高出力密度化と実装材料の開発動向
Astemo(株) 石井 利昭 氏
【本講座で学べること】
・各地域のサーキュラエコノミー、カーボンニュートラル施策の最新動向
・自動車向け実装材料の基礎知識
・電気自動車の性能向上に貢献する最新パワーモジュール実装技術
1.サーキュラエコノミーと各国の脱炭素化政策
1.1 サーキュラエコノミープラン
1.2 各国の脱炭素政策の動向と電気自動車の位置づけ
2.電気自動車の市場・開発動向
2.1 地域ごとのEV市場
2.2 インバータおよびパワーモジュール市場
2.3 EV用インバータの開発動向
2.4 インバータの構造と出力密度比較
2.5 パワーモジュールの構造および開発動向
3.パワーモジュールの高性能化
3.1 実装技術と課題
3.2 高出力密度化
3.3 実装材料技術
3.4 高耐熱化技術
3.5 高耐圧化技術
------------------------------------------------------------------
<15:40~17:00>
4.パワーデバイス向け窒化ケイ素セラミックス基板の開発動向とその応用
(株)Niterra Materials 那波 隆之 氏
【本講座で学べること】
・パワーデバイスで適用される各種回路セラミックス回路基板の特徴
・窒化ケイ素基板開発の歴史と主要特性
・窒化ケイ素基板の応用事例
・xEV動向を踏まえた窒化ケイ素基板の将来展望
【講座概要】
世界的にカーボンニュートラルに向けた取り組みが加速しており,パワーエレクトロニクスによるエネルギー資源有効活用の重要性がますます高くなっている。パワーエレクトロニクスにおける中核部品であるパワー半導体製品には、小型化・高出力化(高パワー密度化)や高信頼性・軽量化が当然のように求められており,近年では高密度実装化が一段と進んできている。本講座では、パワー半導体製品には欠かせない絶縁放熱材料である各種セラミックス基板の特徴や、特に高信頼・高密度実装化要求の強いxEV(PCU)向けで規模拡大が続く窒化ケイ素(Si3N4)基板に関連する機械的特性や熱抵抗特性等の諸特性について試験方法を含めて解説し,それらを踏まえた応用事例について紹介する。
1.パワーデバイス向けセラミックス基板の概要
1.1 セラミックス基板への要求特性
1.2 分野別材質適用動向
1.3 各種セラミックス回路基板の種類と特徴
1.4 各種セラミックス回路基板の応用経緯
1.5 熱伝導特性向上について
2.窒化ケイ素基板の主要特性
2.1 放熱性
2.2 電気的特性
2.3 機械的強度特性
2.4 熱膨張特性
3.窒化ケイ素基板の応用事例と将来展望
3.1 パワーモジュール(デバイス)の基本断面構造
3.2 PCUへの応用
3.3 新構造への適用
3.4 将来展望
4.まとめ
セミナーの詳細についてはお気軽にお問い合わせください。
2名以上同時にお申込される場合、2人目以降の方の情報は【弊社への連絡事項がございましたら、こちらにお書きください】欄にご入力をお願いいたします。
- サイト内検索
- セミナー・書籍新着情報
-
- 【Live配信 or アーカイブ配信】リチウムイオン電池用バインダーの開発動向と今後の要求特性 (2025年10月30日)
- 【Live配信セミナー 1/19】パワーモジュールの高放熱化技術と高熱伝導材料の開発動向 (2025年10月30日)
- 【Live配信 or アーカイブ配信】積層セラミックコンデンサの故障メカニズム、解析事例と品質向上 (2025年10月30日)
- 【Live配信 or アーカイブ配信】エアロゾルデポジション法の原理、メカニズムとセラミックス膜の成膜技術 (2025年10月30日)
- 【Live配信セミナー 12/24】データセンターの冷却技術の最新動向 (2025年10月29日)
- カテゴリー別
- 技術情報協会アーカイブ


![足で稼ぐ営業を見直しませんか?[営業支援サービスのご案内] 足で稼ぐ営業を見直しませんか?[営業支援サービスのご案内]](https://www.atengineer.com/pr/gijutu/color/images/btn_wps.png)