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イベント

【Live配信/アーカイブセミナー 11/26】高分子材料の構造,物性分析 -基礎から応用まで-

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化学・エレクトロニクス:セミナー 医薬品/医療機器・材料/食品/化粧品:セミナー  / 2025年10月09日 /  自動車 化学・樹脂 電子・半導体
イベント名 高分子材料の構造,物性分析 -基礎から応用まで-
開催期間 2025年11月26日(水) ~ 2025年12月05日(金)
【Live配信】2025年11月26日(水)10:30~16:30
【アーカイブ(録画)配信】 2025年12月5日まで受付(視聴期間:12月5日~12月15日まで)
会場名 ZOOMを利用したLive配信
会場の住所 東京都※会場での講義は行いません
お申し込み期限日 2025年12月05日(金)15時
お申し込み

 <セミナー No.511216>

 

【Live配信セミナー】【アーカイブ配信セミナー】

    

高分子材料の構造,物性分析

-基礎から応用まで-

 

★ 各種分析法の原理、評価法から、構造と物性の関係まで解説!

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■講師

龍谷大学 先端理工学部 応用化学課程 教授 博士(理学) 中沖 隆彦 氏

 

■聴講料

1名につき55,000円(消費税込・資料付き) 

1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)

大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくはお問い合わせください。

 

 ■Live配信セミナーの受講について

・本講座はZoomを利用したLive配信または アーカイブ配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。

・下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
 → https://zoom.us/test

・開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
 セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。

・Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
 Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。

・パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。

・セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
 お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。

・当日は講師への質問することができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。

・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。

・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
 複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。

・Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
 万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

 

プログラムあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

 

【講座の趣旨】
 高分子材料は工業用途、日常用途として幅広く用いられている。しかし新規材料を開発するとき、あるいは材料の物性改善を行う時には、開発方針を立てる必要があります。そのためには詳細な分子構造解析を行う必要があり、分析手法ばかりでなく高分子構造の知識を修得することが必要不可欠です。
 本講座では高分子の分子構造ついての基礎知識と最新の分析手法による評価法について述べると同時に高次構造が物性とどのように関係づけられるかを述べます。その結果、材料開発、物性改善に役立つヒントが得られることを期待しています。

 

【習得できる知識】
・高分子の結晶構造と高次構造についての知識
・立体規則性、分子量、結晶化度、力学物性などの求め方
・熱分析、X線回折、振動分光、固体NMR、電子顕微鏡、引張試験などの測定原理


1.高分子材料の歴史
 1.1 “高分子”という概念がなかったときの高分子材料開発(セルロイド、加硫ゴムなど)
 1.2 分子量が1万を超える“高分子”という概念の確立
 1.3 戦後の高分子材料の発展

 

2.高分子の結晶と高次構造
 2.1 分子量と分子量分布
 2.2 立体規則性
 2.3 らせん構造
 2.4 結晶格子と高次形態
 2.5 相構造(結晶、非晶、中間相)
 2.6 分子鎖の配向

 

3.分子量測定法
 3.1 粘度法
 3.2 浸透圧法
 3.3 光散乱法(LS)
 3.4 サイズ排除クロマトグラフ(SEC)
 3.5 質量分析(MALDI-TOF-MS)

 

4.密度法による結晶化度測定

 

5.熱分析
 5.1 測定装置(DSC)
 5.2 融点、ガラス転移温度、平衡融点
 5.3 結晶化度
 5.4 熱重量測定(TG-DTA)

 

6.X線解析
 6.1 線回折装置と回折の原理
 6.2 X線広角散乱(WAXS)による結晶構造解析と結晶化度
 6.3 X線小角散乱(SAXS)による長周期とラメラ厚

 

7.振動分光法(赤外吸収とラマン散乱)
 7.1 振動分光の基礎
 7.2 赤外吸収におけるランベルト・ベールの法則
 7.3 対称性と因子群解析
 7.4 吸光係数と定量(水素結合、架橋度の解析例など)
 7.5 ラマンスペクトルの応用

 

8.固体高分解能13C NMR
 8.1 NMRの基礎
 8.2 液体測定と固体測定の違い
 8.3 CP/MAS法と90°シングルパルス法
 8.4 縦緩和時間(T1)と横緩和時間(T2)
 8.5 飽和回復法とCPT1パルスによる縦緩和時間測定
 8.6 固体NMRの応用~結晶、非晶、中間相の評価~

 

9.電子顕微鏡と走査型プローブ顕微鏡
 9.1 電子顕微鏡の基礎
 9.2 走査型電子顕微鏡(SEM)
 9.3 透過型電子顕微鏡(TEM)
 9.4 原子間力顕微鏡(AFM)

 

10.粘弾性と力学
 10.1 粘弾性の基礎
 10.2 引張試験(ヤング率、最大応力、破断伸び)
 10.3 動的粘弾性

 

【質疑応答】

 

セミナーの詳細についてはお気軽にお問い合わせください。