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「1冊でまるわかり!放電加工技術の最前線2017」に弊社記事が掲載されています
/ 2017年03月29日 / 航空・宇宙 自動車 先端技術■日刊工業新聞社「型技術」3月臨時増刊号
日刊工業新聞社から出版されています、「型技術」の3月臨時増刊号「1冊でまるわかり!放電加工技術の最前線2017」が発売されました。
その中の<放電加工 これがわが社の強み>欄に「ライフワークとして取り組む放電加工のスペシャリスト集団」として弊社の記事が掲載されています。
■購入について
弊社の記事以外にも、大学での研究事例や、放電加工の最新機能などなど、いろいろな情報が詰まった一冊となっています。
興味を持たれた方は、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
購入は『NikkanBookStore』にて購入が可能です。
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/ 2016年07月02日 / IT・情報通信 電子・半導体 先端技術
■「究極の微小深穴対決 放電加工VSドリル」
高い水準を誇る日本のものづくり。その技術力の限界は、どこまで高めることができるのか?
不可能を可能にする技術者の「凄ワザ」が世界を変える!
ということで、今回のお題は
『シャープペンシルの芯(0.5mm)を縦方向(60mm)に穴を開ける事は出来るのか?』
私たちは、放電加工で参加することになり1か月ぐらい取材を受け、無事収録を終えました。
■放送日のお知らせ
前編・後編で2週に分かれて放送されます。
前編
7月 9日(土) 午後7時30分~午後8時00分
後編
7月16日(土) 午後8時15分~午後8時45分
■再放送予定日時のお知らせ
再放送も予定されているのでその予定日時も。
前編
7月28日(木) 午後4時20分~午後4時50分
後編
8月 4日(木) 午後4時40分~午後4時50分
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Ti電極での放電加工による新表面硬化法の開発(産学連携共同研究)
Ti電極での放電加工による新表面硬化法の開発
~ 金型表面・刃物の耐摩耗性の向上 ~工具や金型の長寿命化のために様々な表面処理方法が開発されており、大きな効果を上げているが、これらの表面処理方法の大きな問題点として、装置の導入の費用が極めて高価である事があげられる。
そこで、放電加工は工作物の除去加工を行うための技術であるが、放電加工による放電生成物を利用する新しい技術について検討することとした。
超硬エンドミルの刃先に放電表面処理
密着力の大きい高硬度の表面改質層を形成
放電焼結によるチタン電極にて形彫り放電加工を実施した時、工作物表面に電極のチタンと加工油の熱分解によって生じた炭素とが化合して炭化物のTiCとなり、転移付着して密着力の大きい高硬度の表面改質層を形成することが期待できる。
耐摩耗性向上のための実験を実施
どのような電気的条件で加工を施すと厚く高硬度な改質層を得ることができるのか、各種条件下で実験を実施し評価を行い、この結果から、最適条件を見いだした。
さらにこの結果を金型表面の耐摩耗性並びに、刃物の耐摩耗性の向上等に活用する事を目的に実験を実施した。
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■(財)広島市産業振興センター 自動車関連新技術支援事業「新型加工技術研究会」
◆共同研究機関
広島市工業技術センター
(有)寄高技術研究所(アドバイザー)
シージーケー (株)
チューリップ(株)
(株)久保田鐵工所
(株)明光堂
(株)真末鉄工所
(株)めいでん
(有)平長鉄工所
松本重工(株)
中国工業技術研究所
(株)橋川製作所
◆研究開発期間
1999年8月~2001年3月------------------------------------------------------------------------------------
【このページの関連ページ】
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小径深穴加工の限界性能向上を図る新放電加工技術の開発(産学連携協同研究)
小径深穴加工技術の限界性能向上のために
~求められる放電加工~
高品質で高精度な小径深穴加工は切削加工や研削加工では限界があり、放電加工に依存する割合が比較的高くなっています。
特に、ノズルやピアシング・ダイス用の小径深穴は近年増加傾向にあります。ディーゼルエンジン燃焼噴射ノズル
様々な微小径穴加工事例
- 銅パイプ電極を使用した100倍以上の高アスペクト比の深穴加工例
最小径でφ0.12x深20mmの貫通穴加工が可能。 - タングステン電極を使用した微細穴加工例
φ0.07x深2mm、φ0.05x深0.8mmの貫通穴加工が可能。 - パイプ電極が使用出来ない場合
φ0.1以下の微細穴に関しては、従来アスペクト比が10倍以上の深穴加工は極めて困難であったが、最大38倍まで限界性能を飛躍的に高める事が可能。
細穴専用治具
傾斜割出し治具
実験用リニア放電加工機
WEDGユニット
(微細電極成形治具)
ブロック突き当て法による成形
電極径φ0.033xL2.300
(ストレート1.500)
穴径別加工可能最大深さデータ
仕上がり穴径 限界深さ アスペクト比 使用工具径 φ0.02 0.12 6倍 φ0.010 φ0.03 0.25 8倍 φ0.018 φ0.04 0.40 10倍 φ0.026 φ0.05 0.80 16倍 φ0.036 φ0.06 1.40 23倍 φ0.046 φ0.07 2.00 29倍 φ0.056 φ0.08 2.60 33倍 φ0.066 φ0.09 3.20 35倍 φ0.074 φ0.10 3.80 38倍 φ0.084 板厚別加工可能最小径データ
板厚 仕上がり穴径 アスペクト比 使用工具径 0.1 φ0.018 5.5倍 φ0.008 0.2 φ0.026 7.5倍 φ0.016 0.3 φ0.034 9倍 φ0.024 0.4 φ0.040 10倍 φ0.030 0.5 φ0.044 11倍 φ0.034 0.8 φ0.050 16倍 φ0.038 1.0 φ0.054 18倍 φ0.042 2.0 φ0.070 24倍 φ0.050 2.5 φ0.078 32倍 φ0.066 3.0 φ0.088 34倍 φ0.074 3.5 φ0.096 36倍 φ0.082 4.0 φ0.104 38倍 φ0.090 -------------------------------------------------------------------------
◆共同研究機関
東京大学生産技術研究所
広島県立西部工業技術センター
(株)橋川製作所
◆研究協力機関
岡山大学 工学部
(有)寄高技術研究所
(株)明光堂
(株)ソディック◆研究開発期間
2000年7月~2001年3月◆補助金事業
平成12年度 広島県集積技術高度化補助金 400万円
------------------------------------------------------------------------- - 銅パイプ電極を使用した100倍以上の高アスペクト比の深穴加工例
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放電・レーザ併用ハイブリッド精密微細加工システム(共同研究開発)
~ 放電加工・レーザ加工 ~
ハイブリッド精密微細加工システムの開発
極限状態で使用される超高硬度材料(ダイヤモンド焼結体<PCD>や超硬合金等)の高アスペクト比の精密微細加工を効率的に行うために、放電加工とレーザ加工を併用した加工システムを同一の加工機上に構築する新しいハイブリッド精密微細加工システムを開発し、従来不可能であった加工の実用化を図るための試作機を製作しました。
ハイブリッド精密微細加工
( 航空機噴射燃料ノズル)
放電加工・レーザ加工併用ハイブリッド精密微細加工システム
Φ0.1mm以下でアスペクト比10倍以上の小径深穴の高速対応を図るシステム提案であるが、微細穴の下穴なので、同軸同芯度が完璧でないと、良い物が出来ないため、現時点ではレーザの下穴を狙った位置に垂直に照射するのは非常に厳しいので、Φ0.3~Φ0.5程度のもう少し大きい穴の下穴としてしか活用が難しいことが明らかとなった。
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◆共同研究機関
(財)中国技術振興センター(プロジェクト管理法人)
岡山大学工学部
岡山県工業技術センター
(株)化繊ノズル製作所(株)橋川製作所
◆研究開発期間
2000年3月~2001年3月◆委託研究事業
通産省・NEDO平成11年度ベンチャー企業支援型 地域コンソーシアム研究開発事業 9,996万円
---------------------------------------------------------------------------【このページの関連ページ】
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「超精密微細加工技術」が中国経済産業局長賞をいただきました。
世界初!次世代材料の 超精密微細加工技術 の開発と実用化
日本の産業・文化の「ものづくり」の、さらなる発展をさせていくため、「ものづくり」に携わっている人材で、特に優秀と認められた人材に対して表彰される「ものづくり日本大賞」。
橋川製作所の「超精密微細加工技術」はそこで、「製品・技術開発分 中国経済産業局長賞」をいただきました。
■次世代材料の、超精密微細加工技術とは…
「軽・薄・短・小」化のニーズに応えるために、軽量で反りや歪みや経年変化が少なく、優れた材料特性を有する次世代材料(導電性セラミックス・金属ガラス・超硬合金・長耐熱耐蝕合金 等)の開発が進んでいるが、硬脆性・難削材ゆえに欠けやわれの発生リスクが高く、保持方法や加工効率の向上などの面でも課題が指摘されていました。
▲携帯電話用内部機構部品の樹脂金型(拡大図)
そこで、橋川製作所では課題解決に向けて、非接触高精度化対応の放電加工をコア技術と位置づけ、最適加工条件のチューニング手法による実験研究を重ねました。
結果、導電性材料は放電加工と高速ミーリング仕上げ加工という最適な組み合わせを見いだすとともに、職人技と最先端技術の融合により、任意の複雑微細形状を低コストで高速・高品位・高精度(面粗度 0.4μmRa、寸法精度 5μm以下)に追加工できる、世界初!3次元超精密微細加工技術を開発しました。
中でも止まり穴底面の平滑化技術は秀逸で、職人によって工具の自作や工作気化の調整を行うなど、他の追随を許さないオンリーワン技術です。
◆超精密微細加工の事例
携帯電話 内部機構部品樹脂金型
材質:ジルコニア系の導電性セラミックス
サイズ:Φ6.66×Φ5.50×Φ1.60
深さ:0.8~1.8mm3次元超精密微細加工技術にご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
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