大阪府にある 株式会社金田機械製作所の会社情報です。
事業概要 などを掲載しています。

株式会社金田機械製作所の事業概要

紙庫設備
1.立体紙庫
 多段ラック式の巻取紙貯蔵システム。2列のラックの間を走る走行クレーンで巻取紙の出し入れを操作。
2.傾斜床式紙庫
 コンベヤー等で搬送されてくる巻取紙をキッカーで傾斜床に蹴り出し、自然転送で順次貯蔵する。
3.巻取紙搬入設備
 巻取紙の芯穴を使う「ロープ吊り式」や鏡面を挟んで吊り上げる「サイドクランプ式」などがある。ほかに搬入巻取紙のワンプに貼付されてい るバーコードを読み取り、入庫管理に役立てるシステムもある。

給紙関係設備
1.自動紙継支度装置(PPR)
 輪転機での紙継ぎ支度を自動で行う装置。巻取紙表層部の一枚目を“めくり切り"して両面粘着テープをV字に貼りながら、テープに沿って切断する「V字型」、横一文字または斜め一文字に切断処理する「一文字型」がある。
2.ワンプ処理装置(WSP)
 鏡面は除去ずみの巻取紙包装を自動的に剥離・除去する。
3.鏡面処理装置(HSP)
 完全包装の巻取紙について両鏡面を自動除去。
4.鏡面・ワンプ処理一体型装置(HSP/WSP)
5.ワンプ処理・PPR一体装置
 巻取紙包装の除去と紙継ぎ支度をまとめて自動処理。

巻取紙搬送設備
1.モータードーリー(MD)
 包装除去や紙継ぎ支度が完了した巻取紙を輪転機まで搬送する自走電動トロッコ。床面の溝内に張り巡らせたトロリーダクトで給電する方式、あるいはバッテリー方式がある。
2.簡易型自動巻取紙搬送装置(AGS)
 磁気誘導で前・後進、曲線走行などが行える簡易型の自動搬送台車。
3.自動巻取紙搬送装着(AGV)
 AGSの搬送機能にリフト機能をプラス、輪転機への巻取紙装着を担う給紙トラバーサー役も果たせる自動搬送台車。
4.オートリールローダー(ARL)
 MDやAGSで搬送されてきた巻取紙を輪転機に自動装着する装置。

新聞紙搬送=キャリア=関係装置
1.KSキャリア(片づかみ)
 印刷され輪転機から出てくる新聞紙の片側をグリッパーでくわえ、発送場まで搬送する。搬送経路設定の自由度が大きい。
2.KBSキャリア(両づかみ)
 輪転機から出てくる新聞紙の両側をグリッパーでくわえ、搬送。2ページの新聞から48ページの多ページ紙まで無調整で対応。
3.センターグリップキャリア
 輪転機からの紙列を一部ずつ、中央部でくわえ搬送する。
4.切り換えキャリア
 片づかみ、あるいは両づかみキャリアで運ばれてくる新聞紙列を他経路に自動切り換えする装置。同一系列のカウンタースタッカー台数に応じて2段から4段まで対応。
5.発送室新聞搬送装置
 カウンタースタッカーから出てくる新聞束を包装・梱包機まで搬送する「スタックラインコンベヤー」、新聞梱包のバーコードを読み取り、指定行き先ゲートに脱荷させる「バンドル仕分け読取装置」、包装梱包された新聞束を自動仕分けして所定のトラックゲートまで運ぶ「バンドルコンベヤー」など。
6.新聞紙搬送補助装置
 輪転機での検紙や紙継ぎ(ペースター)の際の排紙から選別した、商品価値のある良紙をまとめて既設キャリアに供給する「サービスフィーダー」、良紙と損紙を選別するための「損紙処理装置」など。

製版設備
1.CTPシステム(コンピュータートゥープレート=直接製版装置)
 伝送されてくるコンピューター編集の新聞紙面をフィルムを介さず、カラーマークなども含め刷版に直接描画。現像、折り曲げなど、必要な一連作業も人手なしで自動処理する。
 NECと共同開発の純国産システムで日本新聞協会の2001年度技術開発奨励賞を受賞。外面ドラム描画という、当社独自開発の精密機械とITを融合させる先端技術を駆使。銀塩、フォトポリマー版材に対応できる。サーマル版対応や将来のCTC(コンピュータートゥーシリンダー)への展開も視野に。
 新聞の見開き紙面に対応できる2L2Wと縦2ページ・1L2W両用のMARK2A型と1L2W対応のMARK3型がある。
2.刷版搬送装置
 製版・折り曲げが完了した刷版をグリッパーつきチェーンラインで製版室から輪転室に搬送、指定場所に必要枚数を脱荷する自動装置。

企業プロフィール

企業名
株式会社金田機械製作所
企業名かな
かねだきかいせいさくしょ
住所
〒555-0011
大阪府大阪市西淀川区竹島4丁目11番54号
代表者名
代表取締役社長 芝 則之
ホームページ
株式会社金田機械製作所のホームページ

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