株式会社ワクイの設備紹介
プレス
金属などの被加工材を金型の間に挟みこみ、強い力を伴った上下動により被加工材を金型表面に押し付けて、金型と同じ形状を作りだす(いわゆる絞り加工)。用いられる金型によって、被加工材を曲げたり、せん断加工することも可能である。いずれの加工にせよ、加工時に発生する力を機械の系の中で支えるのがプレス機械の特徴である。
タレットパンチプレス
タレットパンチプレスとは、形状の異なった多数の金型を円状または扇状の「タレット」とよばれる金型ホルダーに配置し、NC制御によって、任意の金型で材料(ワーク)の所定の位置に所定の打ち抜き、成形加工をおこなう。汎用金型を連続して打ち抜くこと(追い抜き、ニブリング)で、板金を任意の形状に打ち抜くことが可能で多品種少量生産に適しています。
タレットパンチプレス EMK3510NT
メーカー:アマダ2012年導入
新開発のACサーボ・ダイレクトツインドライブで高速のヒットレート500min-1、高生産性を実現。さらにオイルレスでコスト削減、消費電力量削減に大きな威力を発揮。
また、新機構のエアジェットバキュームでカス上がり対策も万全、ファインコンタリング加工で高品質な仕上がりと自由形状の加工を可能にしました。
プレス能力 (kN) | 最大加工範囲 (mm) | ヒットレート (25mmピッチ/ 5mmストローク) (min⁻¹) | 加工精度 (mm) | タレット (ステーション) | |
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EMK3510NT | 300 | 2000×1270 | 500 | ±0.1 ± 0.07 (FAモード時) |
70(2Al) |
NCベンダー
ベンダー加工とは、ベンダー(曲げ加工機)を用い、ワーク(主に金属)を型に合せて特定の形状・角度に変形させる加工のこと。対象となるワークには板材と管材があり、板材の曲げ加工機はプレスブレーキとも呼び、管材の曲げ加工機はパイプベンダーと呼称する。加工時に生じるワークの延伸や厚さの変化に対応するため、NC化により自動で加圧プログラムを作成する機種も最近では多くなってきています。
ワクイでは様々な折り曲げ形状に対応出来る様に多くの金型を保有しています。それらを熟練したオペレーターが使うことにより精密多様な加工を実現しています。
溶接
溶接(ようせつ)は、材料の接合部に連続性を持たせ接合すること。熱又は圧力もしくはその両方、さらに必要があれば適当な溶加材を使用して、部材を接合する方法です。
アルゴン溶接
大気中で金属を溶かすと大気中の酸素と、高温で活性化された金属が反応してしまい、健全な溶接部が得られません。
一般的な棒溶接では、溶接時の高温で溶接棒からガスが発生し、溶融金属を大気から遮断し金属の酸化を防ぎながら溶接を行います。
アルゴン溶接は溶着金属そのものの成分の溶接棒を用います。
タングステン電極の周りから保護ガス(アルゴンガス)を放出し、大気から溶融金属を遮断し溶接を行います。
スポット溶接
スポット溶接とは、抵抗溶接の一種。溶接したい金属に電気を流し、その抵抗熱で金属を溶かして接合する。薄い金属板の接合に適しているが、金や銀、銅、アルミのように電気を流しやすい金属は抵抗が少ないので溶接しにくく、ある程度の電気抵抗があるニッケルやステンレスなどはスポット溶接に適している。
シーム溶接
抵抗溶接の一種。ローラーの形をした電極で複数の板金を抑えると同時に、抵抗熱で溶接を行う。スポット溶接と違い、線状の溶接が可能。薄い板金を連続的に接合する。この溶接法は、気密性が必要な部品や防水性が必要な部位などに使われている。(缶詰やジュースの缶など。)
プラズマアーク溶接
プラズマ溶接とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語の一つで、アーク溶接の溶接方法に定義される用語の一つです。
プラズマ溶接は、アークを熱源とする溶接であるアーク溶接のうち、プラズマアーク(機械的・電気的に収束されたプラズマ柱をもつアークで、高密度の熱を発生させるために使用するアーク)を熱源として行う溶接のことです。
プラズマ溶接には、プラズマアーク溶接とプラズマジェット溶接とがあります。
プラズマアーク溶接は、電極と母材との間に発生させるトランスファアークを利用して行うプラズマ溶接です。
その他