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真空注型

真空注型の製造工程

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真空注型 製作工程  / 2022年01月25日 /  産業機械機器 ロボット 家電・AV

真空注型は、プラスチック成形品を小ロット生産します。

 

真空注型は、最短3日で頭だし可能です。

 

シリコンゴム型を利用した真空注型により、ウレタン樹脂・エポキシ樹脂などのプラスチック成形品を製作します。

精密かつ短納期、低コストで試作開発を中心に活用されてきました。

 

しかし、多品種少量生産が求められる現在においては、真空注型で部品を量産する事例が増えています。例えばABS樹脂製カバーなどを、真空注型での小ロット生産でご検討されてはいかがでしょうか。年間100セット以下であれば、生産対応可能です。

 

指定色での着色・塗装はもちろん、インサートを使用した同時注型も可能です。

 

 

真空注型品の製造工程

 

共栄デザインの真空注型工法の製造工程について、説明します。

 

非常に粘度が高い樹脂を使用するため、ポンプで槽の中を減圧して真空に近い状態をつくり、型の中に樹脂を流し込みます。
気圧差を利用して型の隅々に樹脂が行き渡り、気泡ができにくいのも特長です。

 

1)製品データ受け取り・製作打ち合わせ

真空注型による製造の元となる、2次元図面や3次元データを受け取り

2)プログラミング・CAD/CAM

元データ・図面より、CAD/CAMを使用して最適化された3Dデータを作成

3)マスターモデルを製作

 

作成した3Dデータより、マスターモデルを製作

4)マスターモデルから独自手法でシリコン型を製作

マスターモデルを転写し、シリコン型を製作

5)真空注型装置による複製品を製造

真空注型装置にシリコン型をセット

樹脂を流し込み→硬化

 

真空注型装置などの主要設備はこちら

6)仕上げ・真空注型品の完成

 

仕上げを施し、真空注型品が完成

※マスターモデル完成後、最短3日で頭だし可能!

7)三次元測定機による測定・検査

品質管理部により

CNC三次元座標測定機による寸法測定

検査治具や嵌合確認など

 

高品質な製品と測定データを一緒に納品します

 

 

 

真空注型品のお問い合わせ

 

真空注型により、ウレタン樹脂・エポキシ樹脂などの精密なプラスチック製品を短納期かつ、低コストでお届けできます。
図面など仕様を頂ければ、最適な材料・加工方法でお見積もりをさせていただきます。

精密注型品について、共栄デザインまでお気軽にお問い合わせください。