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石膏鋳造から真空注型まで精密鋳造の株式会社共栄デザイン
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「石膏鋳造」一覧

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  • 石膏鋳造の製作工程_

    石膏鋳造  / 2018年06月14日 / 

    石膏鋳造の製作工程

     

    金型を使わない石膏鋳造は、抜き勾配なしでも製作が可能です。

    精密な鋳造試作品、少量生産品を短納期、低コストでお届けできる石膏鋳造法の製作工程をご紹介します。
    石膏鋳造による製品は抜き勾配ゼロでも対応可能です。

     

     

    石膏鋳造法による製作工程

     

    金型無しで、アルミダイカストと同等のクオリティを実現
    石膏型(金型なし)による石膏鋳造法は、アルミダイカストと同等のクオリティを実現できます。

    石膏鋳造の製作工程を詳しくご紹介します。

     

    1)製品データ・図面受け取り・製作打ち合わせ

    石膏鋳造法による製作の元となる、2次元図面や3次元データを受け取り。

    2)プログラミング・CAD/CAM

    元データ・図面より、CAD/CAMより最適化された3Dデータを作成。
    仕上げ加工が必要な部位の判定、素材取り代・削り代および伸尺などを付加。

    3)マスターモデルを作成 (MC切削・光造形)

    作成した3Dデータより、マスターモデルを製作。
    精度の確保および面粗度を確保するため、切削加工品にて製作。
    ※光造形など、造形品でのモデル対応も可能

     

    鋳物の収縮率を考慮し、<10/1000>±<2/1000>を上乗せした寸法で制作。
    ※収縮率は製品の形状・寸法によって異なる

    4)一次型(シリコン型)作成 モデルを転写

    マスターモデルを転写し、シリコン型を製作。
    ※石膏鋳造法では、マスターモデルから精密な転写が可能

    枠を組んだ箱の中に、液状のシリコンゴムを流し込み
    ※マスターモデルは外枠の中に固定

    材料の中に混入した空気を、真空機で脱泡。

    シリコンゴムを流入後、約一昼夜で硬化。
    硬化したシリコンゴムをパーティングラインに沿って、メスで切り分け、シリコンの一次型が完成!

    5)二次型(シリコン型)作成 一次型を転写

    一次型(シリコン型)を母型として転写、二次型(シリコン)を製作。

    外枠を組んだ箱の中に、一次型を固定しシリコンゴムを流し込み、約一昼夜でシリコンゴムが硬化。

    マスターモデルを転写した一次型を、反転した二次型(反転型)から抜き取り、二次型を主型とし、石膏の鋳型を造形。


    6)石膏型を作成

    ※石膏型は製品の必要個数分を作成

    水で溶いた石膏をシリコン型(二次型)に流し込み、12時間放置すると石膏が硬化し、石膏鋳型を造形。

    石膏鋳型の組立前の写真
    材質は石膏ですが、一次型のシリコン型と同じ形状


    7)本鋳造(テスト鋳造・型バラシ)

    初回品はトライアルを行い、製品個々に鋳造条件を設定。

    初回品はトライアルを行い、製品個々に鋳造条件を設定。
    トライアルの鋳造にて、良品が得られない場合、鋳型の改造・方案の変更を行う。

     

    鋳造後は鋳型を崩し、中から製品を取り出す。
    細かい部分は、高圧水洗浄にて石膏を除去。


    8)石膏鋳造品の仕上げ(後加工)

    鋳造した製品は、湯口(ゲート)処理、バリ仕上げをして素材完成。


    機械加工、アロシン処理、クロメート処理、焼付け塗装といった二次加工(仕上げ)を行い、必要に応じて熱処理・アルマイト処理・防錆処理などの後処理を行う。


    ※石膏鋳造法の場合、仕上げおよび二次加工に手間がかからないため、他の鋳造法に比べ、工程日数を大幅に減らせるのがメリット。

    9)塗装・印刷(表面処理)

    必要に応じて、塗装・印刷などの後処理を施す。

    10)検査(測定)

    三次元測定機による倣い輪郭測定を行い、高品質な製品と測定データを一緒に納品。安心もお届け!

     

    石膏鋳造法に使用する主要設備はこちら

     

     

    石膏鋳造品(アルミ鋳造品)のお問い合わせ

     

    石膏鋳造により、アルミ・亜鉛合金などの精密な試作、少量生産が可能になりました。共栄デザインの真空注型および精密石膏鋳造技術を御社の試作開発にぜひご利用ください。

    図面など仕様を頂ければ、最適な材料・加工方法でお見積もりをさせていただきますので、その旨をお知らせください。

     

  • 石膏鋳造の事例紹介_

    石膏鋳造  / 2018年06月14日 / 

    石膏鋳造の事例紹介

     

    共栄デザインでは、ダイカスト製品に極めて近いアルミ・亜鉛合金製の精密試作品、少量生産を、独自の石膏鋳造により実現しています。
    完成した鋳造品は、品質管理部が3次元測定機により寸法及び幾何偏差の検査を実施して、品質を保証します。

     

    金型無しで、アルミダイカストと同等のクオリティを実現

     

    ダイカスト石膏鋳造での作成例では、自動車部品、エンジン周辺部品、車載用小型カメラ部品、業務用ビデオカメラの部品、配管部品、ノートPC、産業用ロボット部品などの産業用途のほか、 LEDなどの家電、医療機器、音響機器、イベントの装飾品、テーマパークのアトラクションなど、実に幅広い分野でご利用いただいております。

     

     

    また、この石膏鋳造法によって、プラスチック成形の簡易金型へ応用できます。

     

      

    高放熱性合金DMSシリーズの石膏鋳造事例

     

    ADC12に比べて約2倍の高熱伝導性を持つ「DMS合金」を使った石膏鋳造品です。

    ヒートシンク(放熱板)や、LED照明などの試作品・小ロット製造に実績があります。

     

    ヒートシンク

    大きさ:150×130×100

     

     

    ヒートシンク

    大きさ:250×180×130

     

     

    LED照明部品

    大きさ:φ50×60

     

     

    LED照明部品

    大きさ:φ500×95

     

     

    LED照明フレーム

    大きさ:300×120×150

     

     

    ダイカスト用高熱伝導性アルミニウム合金DMSシリーズの詳細はこちら

     

     

    自動車部品、エンジン周辺部品、車載用小型カメラ部品など

     

    自動車のリフレクター

    大きさ:400×250×250

     

     

    自動車のキーシリンダー

    大きさ:150×100×80

     

     

    放熱フィン

     

     

    2輪のエンジンジョイント部品

    大きさ:80×70×50

     

     

    業務用ビデオカメラの部品、ノートPC、産業用ロボット部品

     

    デジカメ

     

     

    屋外カメラ

     

     

    石膏鋳造による、精密な装飾品

     

    バラの形状をした石膏鋳造品

     

     

     

    拡大写真

     

     

    トンボの形状をした石膏鋳造品

     

    φ200×200

    トンボ:石膏鋳造

    台座:真空注型

     

     

    拡大写真

     

     

    欠陥の少ない鋳造製品

     

    完成した石膏鋳造品が良好でない場合には、石膏型を改造し、簡単に鋳物方案の変更ができます。

     

     

    石膏鋳造品(アルミ鋳造品)のお問い合わせ

     

    石膏鋳造により、アルミ・亜鉛合金などの精密な試作、少量生産が可能になりました。共栄デザインの真空注型および精密石膏鋳造技術を御社の試作開発にぜひご利用ください。

     

    図面など仕様を頂ければ、最適な材料・加工方法でお見積もりをさせていただきますので、その旨をお知らせください。

     

  • 石膏鋳造とは_

    石膏鋳造  / 2018年06月14日 /  自動車 産業機械機器 ロボット

    石膏鋳造とは

     

    真空注型のパイオニアとして培った型技術を応用し、独自の石膏鋳造法を確立しています。
    金型で作るほどの量産品ではないが、精度や複雑な形状が求められるという場合に最適な工法です。
    金型を使わない石膏鋳造法なら、鋳型の改造が個々にできるので、精度の高い試作品を安く、スピーディに提供できます。

     

     

     

    石膏鋳造の特徴

     

    • 石膏鋳造により、ダイカスト品並みの美しい鋳肌、寸法精度が得られます。
    • 精密試作・小ロット品、少量多品種の鋳造品に最適です。
    • 転写性が良く、凹凸文字なども可能です。
    • 機械加工では製作が難しい複雑形状、薄肉、中空形状の造形が可能です。
    • 抜き勾配ゼロ、多少のアンダーカットも可能です。
    • 精密・精巧な試作品を短納期・安価に提供できます。
    •   マスターがあれば、最短5日で鋳造品頭出しが可能です。
    • 金型と違い、個々に鋳型の改造ができます。

     

     

    石膏鋳造は、アルミ・亜鉛など軽金属材料の精密鋳造に最適

     

    対応する主な材質・素材

    • アルミ二ウム合金(AC2A、AC2B、AC4B、AC4C、AC7A、AC8A など)
    • ダイカスト用アルミ合金 (ADC12、ADC1、ADC6、耐摩耗合金NH41)
    • 亜鉛合金(AZC1,AZC2,AZC3)
    • ダイカスト用高熱伝導性アルミニウム合金 「HT-1」「DMSシリーズ:DMS1、DMS3、DMS5、DMS6」

     

     

    精密鋳造品 肉厚:0.5mm~5mm、複雑形状に対応

     

    対応サイズ

    石膏鋳造の工法見直しにより、

    500×300×200mm以上が可能になりました。

    ご相談ください。

    肉厚
    0.5mm(部分的)~5mm 平均では、2.5mm

    ※抜き勾配ゼロで製作可能
    重量
    約5Kgまで

     

    詳しい事例紹介へ

     

     

    石膏鋳造成形品の機械的特性・物性値(アルミ合金、亜鉛合金)

     

    合金の種類 アルミ合金 亜鉛合金
    合金名 ADC-12 AC4C ZDC-3
    製造方法 ダイカスト 石膏鋳造

    ロストワックス

    鋳造

    砂型鋳造 石膏鋳造
    処理
    F:鋳ばなし
    T6:熱処理
    F F T6 T6 F T6 -

    機械的

    特性

    引張強さ
    kg/mm2
    20-25 16-20 26-28 >23.2 11-16 20-24 23-28
    伸び
    %
    2-4.4 3-5 0.5-2.0 >3.0 2-6 1-5 3-4
    圧縮強さ
    kgf/mm2
    45-59 35-42 51-42 >48 21-34 44-50 54-60
    せん断強さ
    kgf/mm2
    14-18 9-14 18-22 >16 7-10 14-17 12-17
    硬度
    HB
    28-38 50-65 70-90 70-105 55-60 75-85 95-105
    内部状態 組織の密度
    巣の状態

     

     

    石膏鋳造成形品の機械的特性・物性値(高熱伝導性AL合金)

     

    ダイカスト用高熱伝導性アルミニウム合金

    「DMSシリーズ」

     

    ヒートシンクやLED照明用の鋳造に最適。
    ADC12の約2倍という高い放熱性を持つ素材として注目されています。


    「DMSシリーズ」物性表のダウンロードはこちら

     

     

    精密な石膏鋳造 寸法公差表

     

    石膏鋳造は、ダイカストとほとんど変わらない寸法精度が出せます。
    ヒケ巣が発生しやすい石膏鋳造ですが、弊社は独自のノウハウの鋳造方法を構築。欠陥の少ない素材造りに注力しています。

     

    寸法区分
    α=寸法値
    石膏鋳造 ダイカスト ロストワックス 金型鋳造 砂型鋳造
    PLに対して
    水平方向
    PLに対して
    垂直方向
    <α≦25 ±0.1 ±0.1 ±0.2 ±0.3 ±0.3 ±0.5
    25<α≦50 ±0.3
    50<α≦75 ±0.2 ±0.2 ±0.4 ±0.4 ±0.4 ±1.0
    75<α≦100 ±0.5
    100<α≦150 ±0.3 ±0.3 ±0.7 ±0.5 ±0.5 ±1.2
    150<α≦200 ±0.7 ±0.7 ±1.4
    200<α≦300 ±0.5 ±0.5 ±01.0 ±0.9 ±0.9 ±1.6
    300<α≦400 ±1.0 ±1.0 ±1.8
    400<α≦500 ±1.3 ±1.3 ±2.1
    500<α≦ ±1.0  -  -  -  - ±2.5

     

     

    石膏鋳造に関するお問い合わせ

     

    石膏鋳造により、アルミ・亜鉛合金などの精密な試作、少量生産が可能になりました。共栄デザインの真空注型および精密石膏鋳造技術を御社の試作開発にぜひご利用ください。
    図面など仕様を頂ければ、最適な材料・加工方法でお見積もりをさせていただきますので、その旨をお知らせください。

     

     

  • 第2回 ロボデックスに出展します!

    石膏鋳造 試作品 展示会 ロボット  / 2017年12月18日 /  産業機械機器 ロボット 先端技術
    イベント名 第2回 ロボデックス -ロボット 開発・活用展-
    開催期間 2018年01月17日(水) ~ 2018年01月19日(金)
    10:00~18:00 (最終日のみ10:00~17:00)
    会場名 東京国際展示場(東京ビッグサイト)
    ブース番号 W9-9
    会場の住所 東京都江東区有明3-11-1
    地図 http://www.bigsight.jp/access/map/

    第2回 ロボデックスに出展します

     新入社員 営業部 Nです。

    おはようございます。この頃一気に寒くなってきました。

    とあるイベントについてです。 

    当社はこれまで様々な展示会に出展させていただいております。

     

    なんとこの度、第2回 ロボデックスに出展いたします!!!

    そして、当社今回初出展いたします。

    以下のような製品など、展示させていただいております!!!

    他にもたくさんの試作品展示しているものもあるので、是非お越しいただければと思います。

     自社製作ロボット

    一枚目 ロボットですが。

    別の展示会の方で、こちらのロボットなにでできているのか聞かれるお客様が何名かいらっしゃいました

    実は当社の切削加工、真空注型、石膏鋳造で各パーツを試作、組み立て、までいたしました。!

    どのパーツがどの製法なのか気になりましたら、展示会にお越しいただいて、当社ブース

    説明員の方にお気軽にお声掛けしていただければと思います。

    二枚目 アルミホイールですが

    こちらのアルミホイール社内で鋳造、仕上げ、塗装いたしました。

    社内で、ウ〇トラ〇ンカラーと呼ばれているホイールも展示する予定ですので

    展示会の方でご覧になって、本当にウ〇トラ〇ンカラーだ!ってなると思います。

    是非お越しいただければと思います。

    よろしくお願いいたします。

     

  • 展示会のためにホイールを鋳造しました‼②

    石膏鋳造 展示会 試作  / 2017年12月08日 /  自動車 鉄/非鉄金属 先端技術

    展示会のためにホイールを鋳造しました‼

     

    こんにちは

    営業部 Nです。

     

    ①の続きになります。

    ①の方では展示会で展示していたホイールについてでした。

    今回は展示していなかったホイールを紹介いたします!

     

    展示出来なかったホイールを見た時の私たちは最初ウ〇トラ〇ンかな?と思いました...

    カラーリングがそうなのです。ですがこちらもとてもかっこよく仕上がっています

    それがこちらです。

    こちらも塗装品 (レッド&シルバー)

    同じく製造部の部長が塗装してくださいました。

     

    このホイールが社内で眠っていては勿体無いです...

    ですが、このホイール来年に開催されます、展示会で展示することが決まりました!

    ホイール 3点

    全部で3つ展示する予定です。

    ぜひ見に来ていただければと思います‼

     

    他にも色々なものを展示いたしますので、ご来場のほどお待ちしております。

    展示会の詳細につきましてはまた更新いたしますので、そちらご覧いただければと思います。

    よろしくお願いいたします‼

     

     ご覧いただきありがとうございました。

     

     

     

    製品概要 アルミホイール 鋳造
    380×380×140(㎜)
    特徴 試作
    製品名・型番等
    シリーズ名
    アルミホイール
  • 展示会のためにホイールを鋳造しました‼①

    石膏鋳造 展示会 試作  / 2017年12月07日 /  自動車 鉄/非鉄金属 先端技術

    展示会のためにホイールを鋳造しました‼

     

    こんにちは!

    新入社員

    営業部のNです。

     

    先日ありました、新価値創造展ではお越しいただきありがとうございました。

    お越しいただくことが出来なかったお客様もこちらをみてどんな物が展示してあったのか

    知っていただければと思います。

     

    今回は新価値創造展の方でも展示いたしました、アルミホイールを紹介させていただきます。

    展示会の方で展示していたアルミホイールは、2つだけでしたが実は全部で3つあったのです!

    スペースの問題上3つは置くことはできませんでした... 

     

    展示していたのは、こちらのふたつです。

     ホイール(素材) ホイール(塗装 ゴールド&ブラック) 

    1つ目が、素材の状態の物

    2つ目が、塗装品(ゴールド&ブラック)

    どちらもとても綺麗に鋳造されています。

    塗装の方はうちの製造部の部長がやってくださいました。

     

    残りの1つは展示会のためにホイールを鋳造しました‼②で紹介させていただきます。

    ご覧いただきありがとうございました。

     

     

     

     

    製品概要 アルミホイール 鋳造
    380×380×140
    特徴 試作品
    製品名・型番等
    シリーズ名
    アルミホイール