株式会社京都製作所

・包装機械
京都製作所で扱っている代表的な包装機械は、大きく分類すると次のようになります。

○ カートナー
カートンボックス(ボール紙でできた化粧箱)に商品を詰める機械。
カートンボックスの利用目的は、小ロットの商品の流通を容易にするため、店頭に
商品をディスプレイするために用いる

○ ケーサー
ダンボールケースに商品を詰める機械。
ダンボールケースは商品を流通させるために用いる。直接商品を梱包する場合と、商品が入ったカートンボックスを梱包する場合がある。

○ シュリンク包装機
商品をフィルムで包み、熱を与える事によりフィルムだけを収縮（シュリンク）させる機械。中の商品が見えやすく低コスト、省資源包装を実現します。

○ パレタイザー
ダンボールケースをパレットという大きなトレイに積み上げる装置。フォークリフトや自動倉庫ラインを使ってダンボールケースを搬送する際は、パレットにワークを乗せる。

・システムエンジニアリング
カートナー、ケーサー、パレタイザー、自動倉庫と続く工場の生産ラインを京都製作所がシステムで受注し、包装ラインのプロ集団として包装材料の調達方法や工場のレイアウトなども含め、機械の製作に留まらず、生産のコンサルティングから施工、ノウハウまでを提供するのがシステムエンジリングです。最もユーザの期待にお応えできる、私達が目指す最も高度なサービスです。

・デジタル媒体関連製品
カセットテープの普及以来、京都製作所は磁気記録媒体の包装生産機械に寄与してきました。
カセットケーサー、ＦＤ検査装置、ＦＤ包装装置、ＦＤクリーニング装置など数多くの機械を開発してきました。今日では以下の機械が定番商品として活躍しています。

○ ＣＤ−Ｐケーサー
前工程で生産されたコンパクトディスクやタイトルカード、歌詞カード（マニュアル）をプラスチックの蓋やトレイを組立ながら、ＣＤを完成させる装置です。ＣＤの需要増に伴い爆発的に販売しており、国内市場はほぼ制覇、海外市場でも高いシェアを誇っています。

○ ＭＤ組立機
音楽用として需要が急激に伸びているミニディスクを組み立てる装置です。ＣＤ−Ｐの精密組立技術を応用して、シェル、メディアなどバラバラの部品からＭＤを完成させます。

○ ＤＶＤ Ｐケーサー
国内市場はもとより、海外でも映画ソフトなどで今後大きな需要が期待され、特に欧米で急速に普及しているディジタルビデオディスクの全自動システムです。世界初登場でありＣＤ−Ｐ同様、世界制覇を狙っています。