No.1106 2010年07月23日
● 0.005mmのフィルムが切れる破砕機
LEDランプや液晶フィルム、自動車や航空機部品にと、プラスチックの用途
は広がるばかりです。粉体機器メーカー、槇野産業株式会社様では、プラス
チックを破砕して粉にしたり、ダストを除去したりする機器を開発・提案し
ています。
0.005mmのフィルムが切れる独自構造で、他に類を見ないシャープな切断が
可能な「粉細機」、プラスチックペレットのダスト、ストリーマーを除去す
る「ペレトロン・ディダスター」をご紹介します。
※※※※※※※※【 ここにフォーカス 】※※※※※※※※
リサイクルに最適。プラスチックの粉を作る、粉を取る。
「粉細機」「ペレトロン・ディダスター」
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■ 0.005~3mmの薄物を破砕し、粒や粉にする「粉細機」
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プラスチックは溶かして成型できることから、成型途中で発生する端材や不
良品は破砕してリサイクルされます。また、粉状にして塗布し、熱を加える
ことで皮膜を作ったり、粉状プラスチックと粉末添加剤を高精度混合し、ペ
レット化することで異なった性質を作りあげることもできます。
同社の「粉細機」なら、極薄フィルムのや人口毛髪のような細い原料までも
切ることができ、0.005~3mmの薄物の破砕に対応可能。
プラスチックは弾力があり、常温の衝撃粉砕が難しいため、粉状にするには
液体窒素を用いた凍結状態での粉砕や、目を立てたディスクで削る粉砕が主
流ですが、「粉細機 微粉タイプ」なら、カッティング技術と空気の流れを
利用することで、所定の粒度に達した粉砕品を常温で生産できます。
■ 光学系のプラスチックで高い評価「ペレトロン・ディダスター」
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プラスチックのペレットには、製造工程中や搬送途中で発生する非常に微細
な粉が含まれています。この粉は粒と溶解スピードが異なるために焦げが発
生したり、ホッパー壁に付着して供給スピードをばらつかせたり、不溶解の
小さなダマはフィッシュアイを生じさせたりします。
「ペレトロン・ディダスター」は、プラスチックペレットに含まれる切り粉、
ファイン、粉状フロス、帯状フロス(空気輸送などの途中で混入)などのペ
レット内ダストを分離除去。本装置のXPシリーズは、特に要求の厳しい光学
系のプラスチックで高い評価を得ています。
同社では実機を常設し、破砕効果の確認ができます。「粉細機」や「ペレト
ロン・ディダスター」の能力はぜひテスト機でご確認ください。
詳細カタログや資料も無料で発送。原料の形状・性状により適応する破砕・
粉砕機を各種取り揃えています。
経験豊富な同社スタッフにお気軽にご相談・お問い合わせください。
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