No.1616 2013年7月26日
● 高い気密性を実現。ガラスと金属の気密接合(封着)
ガラスと金属を接合物質を使うことなく、気密接合する技術を有する富士通
特機コンポーネント株式会社様。金属製のパイプなど、一部をガラス化する
ことで内部確認、光を通す、レーザーを当てる、といった幅広い用途での利
用が可能になります。
接着剤を使用せず、ガラスと金属を直接封止するコバールシール接合では、
有機溶剤による封止箇所の剥離や発ガスもなく、広温度範囲(-196~450℃)
で確実に気密封止することができます。
■□□■□□■□□━━ 【 ここにフォーカス 】 ━━□□■□□■□□■
短納期・少ロットに対応「ガラス-金属の直接気密接合」
直接接合だから、気密性が違う。まずは、動画をご覧ください。
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■ ガラス-金属変換チューブは外径φ50mm程度まで製作可能
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ガラスと金属の直接接合は、熱膨張係数の一致した金属コバールとコバール
ガラスによるコバールシールを適用。更に金属コバールは溶接・ろう付けに
て各種フランジやコネクタ部品に変換することもできます。
コバールガラスは段継ぎ接合により、熱膨張係数の異なるパイレックスや石
英管などの異種ガラス管に接続していくことが可能です。段継ぎ加工製品は
最大φ50mm程度まで対応。また段継ぎ加工が不要なコバールガラス製品での
実績最大加工径はφ135mmです。
形状に関するご相談も、簡単な手描き図と必要なスペックをご連絡いただけ
れば、同社の技術担当者がお客様のニーズに合わせた設計をご提案します。
1個だけの試作品など小ロット品にも対応します。
■ 金属材料を酸化させずに異種金属同士を気密ろう付け接合
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近接した複数個所での接続を要する複雑形状の気密部品には、ろう付け(ブ
レージング)加工をお勧めします。様々な金属部品が精密に組み合わされた
電子管の製造ノウハウを活かした同社ならではの接合技術です。
ろう付けは還元雰囲気で行うため、金属材料を酸化させることなくノーフラ
ックスでの接合が可能です。
また、メタライズ処理を行うことにより非金属材料であるアルミナやサファ
イアも金属部品とろう付け接合することができます。
ガラス-金属接合、異種金属接合などのろう付け接合について、お気軽にお
問い合わせください。
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