レアメタル・レアアースの分析に。どんな形でも評価可能。GDMSはICPの代替に。[ナノサイエンス]
No.1934 2015年5月21日
● 最低限の試料前処理だけで、微量の不純物を測定 ~ICPの代替に~
標準試料を作成しにくいレアメタルやレアアースですが、GDMS(グロー放電
質量分析)なら、それらの不純物評価や純度の決定にも対応できます。
レアメタルに限らず、ほぼ全ての金属・非金属・セラミックス・半導体など
に含まれる不純物を同定し、濃度を調べることができるのがGDMSです。
金属の分析によく利用されるICP-OES(高周波誘導結合プラズマ発光分析)
は、試料を溶かして分析するのに対し、試料をそのままの形状で分析・評価
できるのがGDMSの特長。ナノサイエンス株式会社様では、ICPの代替として
GDMSによる分析をお勧めしています。
■□――――――――― 【 ここにフォーカス 】 ―――――――――□■
レアメタルほか、ほぼ全ての金属・非金属・特殊セラミックスに対応
形状はそのままで、微量の不純物分析・純度評価が可能「GDMS」
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■ さまざまな金属・合金材料の不純物調査に
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同社がICPの代替としてGDMSを提案するのは、GDMSは試料が粉状・板状・塊
など、どんな形状でもそのまま分析・評価できる手軽さからです。
ICPでは一度、試料を溶かす必要があるうえ、その際に汚染や損失が起こる
リスクを伴います。
さらにGDMSは、周期律表上で安定同位体を持つ元素の70以上を同時に測定可
能。さまざまな金属・合金材料の不純物調査に有効で、溶射膜なども調べる
ことができます。
■ リチウムイオン電池の不純物・構成元素評価
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GDMSは、リチウムイオン電池など、二次電池材料の不純物分析にも適してい
ます。GDMSの場合、通常、試料は導電性を持つものが好ましいとされていま
すが、同社では、半導体・絶縁物質なども安定して測定できる技術を保有。
酸化物・窒化物・炭化物中の高精度な不純物評価ができます。
そのため、リチウムイオン二次電池の正極材料(電池用単結晶材料)の不純
物および、構成元素、主成分濃度の分析・評価にも適用されています。
■ あらゆる表面分析に対応 無料セミナーも開催
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米国を中心にワールドワイドな分析を展開するエバンスアナリティカルグル
ープ(EAG社)の質の高い分析技術を、日本で唯一提供する同社。GDMSの他
にも、あらゆる表面分析・組織評価・形態観察に対応します。
試料や状況に応じた最適な手法で、リーズナブルな分析・評価を提案します。
お気軽にお問い合わせください。
また、同社は7月に「プロセスエンジニア向け分析基礎セミナー」を開催し
ます。ビギナー向けに企画した参加無料のセミナー(ランチ付)です。
先着30名様ですので、ご興味のある方はお早めにお申し込みください。
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