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最大加速度70Grms、温度変化率60℃/min以上。パナソニックのHALT試験で製品の弱点を抽出[パナソニック株式会社 解析センター]

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メールマガジン 受託分析/試験機器  / 2016年03月14日 /  電子・半導体 試験・分析・測定 EMS

No.2072 2016年3月14日

● パナソニック製品で培われた信頼性評価技術として「HALT」を提供

「HALT」とは高加速限界試験(Highly Accelerated limit Test)のことで、
製品に強いストレスを加え、試験の合否判定ではなく、仕様に対する余裕
(稼動マージンや破壊マージン)がどのくらいあるかを明らかにします。
試験は製品を壊すことを前提に行います。

パナソニック株式会社 解析センター様では、幅広い分野で活用されるパナソ
ニック製品で培われた信頼性評価技術のひとつとして、HALTを提供していま
す。
不具合発生の事前防止、市場で発生した不具合の再発防止、HALT装置を使っ
た製品出荷検査(HASS)、定量的な加速試験への応用などに活用できます。


■□――――――――― 【 ここにフォーカス 】 ―――――――――□■

振動ストレスがパワーアップ。最大加速度70Grms(従来比140%)
パナソニック製品で培われた信頼性評価技術「HALT」で製品の弱点を抽出

■□――――――――――――――――――――――――――――――□■


■ HALTを活用し、様々な商品の評価や不具合を再現
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同解析センターのHALTは、振動ストレスのパワーアップにより最大加速度が
70Grms(従来比140%)になりました。
強熱衝撃と複合ストレスでの相乗効果で、試作品・製品の弱点をさらにパワ
フルに、短時間で抽出します。

基本の5ステップストレス試験(低温→高温→急速温度変化→振動→温度・
振動)以外にも、評価目的によっては、5つのうちの特定のステップのみを
行うこともできます。

同解析センターではHALTを活用した、様々な製品の評価や、不具合の再現に
多くの実績があります。


■ 弱点を改善し、信頼性を向上
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同解析センターではご要望に合わせて、3つの試験コースで対応します。
※供試品や条件により日数は変わることがあります
・弱点があるかを複合ストレスで確認する「お試しコース(~1日)」
・5つのストレスで動作・破壊限界を見極める「通常HALTコース(2~3日)」
・HALT装置を使った製品出荷検査(HASS)「定例HASSコース(~1日)」

製品に強いストレスをかけ、壊れるまで試験することで、数日程度で製品の
弱点を明らかにします。弱点を改善することで、製品の信頼性の向上に繋が
ります。
 

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