RoHS2.0 フタル酸エステル類分析にも対応
電気・電子機器などの製品に含まれる微量なカドミウム、鉛等の含有がヨーロッパ諸国を中心に環境問題の観点から注目されております。これらの規制で許容レベルを超えると判断された場合は、製品の出荷が困難になります。
OKIエンジニアリングでは、RoHS指令対応(ELV指令、WEEE指令)のための既存製品の部品別評価・材料別評価から新製品(新設計品)の評価、出荷受入検査業務をワンストップでご提供します。
分析方法はご希望の定量下限値などを考慮して提案いたしますので、ご相談ください。
■主な分析方法
分析試料 | 分析方法 |
カドミウム・鉛 ・全クロム・水銀 |
1.マイクロウェーブ分解装置による高温高圧分解法で前処理 2.高周波アルゴンプラズマ発光分光度計(ICP-AES)・高周波 アルゴンプラズマ質量分析計(ICP-MS)にて定量分析 |
六価クロム |
1.試料を温水中に浸漬し超音波抽出を行う前処理方法、 またはご指定の前処理方法 2.分光光度計(UV-VIS)を使用したジフェニルカルバジド 吸光光度法で定量分析 |
臭素系難燃剤 ・フタル酸 |
1.有機溶媒抽出を行う前処理方法 2.ガスクロマトグラフ質量分析装置で分析 |
簡易分析 |
・蛍光X線による簡易分析 ・鉛・カドミウム・クロム・水銀・臭素の5成分を分析 ・ただし、六価クロムはクロムとして、臭素系難燃剤は臭素として評価 |
化学分析や成分分析に関するお問い合わせ
RoHS指令の規制物質、REACH規則で定められた高懸念物質(SVHC)のスクリーニング分析から精密分析まで、成分分析については、OKIエンジニアリングまでお気軽にお問い合わせください。
お見積りのご依頼や試験可否については、製品や部品の品名情報、詳しい試験や分析の条件についてお知らせいただけるとスムーズです。
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