社団法人計測自動制御学会

社団法人計測自動制御学会の事業概要

SICE（サイス）は、社団法人 計測自動制御学会の英文名The Society of Instrument and Control Engineersの頭文字を取った略称です。SICEは、その名の通り計測と制御の理論と応用を基とし、情報化やシステム化のノウハウを含む、他学会にはない知的財産をもった学会として、44年の歴史をもちます。電気、機械、化学などの個別分野に留まるのではなく、それらを横断する基幹技術である計測、制御とシステムの情報化、統合化の分野の発展に努めてきました。
　SICEは、鉄鋼、化学、電機、機械、自動車などの製造業はもとより、交通、通信、環境、建築、土木、医療、福祉、金融など社会の広い分野で発生する課題を解決する技術者，研究者の交流の場となっています。会誌「計測と制御」には、専門分野とともに関連分野の多彩な解説記事が掲載され、会員に有益な情報を提供しています。そして、会員の研究成果を発表する場である論文集のレベルは、非常に高いという評価を得ています。
　研究や技術における深い議論をする場として、SICEでは部門を設けています。現在は、計測、制御、システム・情報、システムインテグレーション、産業応用、先端・融合の6部門からなり、その下に、部会、研究会等を設けて、活発な活動をしています。また、全国に8支部を設け、地域に密着した活動もしています。