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記事 | 幾何公差での平面度の評価方法

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コラム ポータブル3次元測定器  / 2025年11月12日 / 

平面度ASME

 

 

この記事では、幾何公差で平面度を評価する複数の方法を取り上げ、どれが最適なアプローチであるかを判断します。

 

 

平面度は、概念的にはシンプルな幾何公差です。ASME Y14.5規格によれば、これは「表面がその間に位置しなければならない2つの平行な平面によって定義される公差を指定」します。

 

ASME幾何公差平面度の例図1. ASME幾何公差平面度の例

 

 

図1は、この概念を非常によく示しています。上の図は、平面度の公差が0.25の図面を示しています。規格によると、これは上面が完全に最大0.25の間隔の2つの平行な平面の間になければならないことを意味します。平行な2つの平面の間に、可能な限りきっちりと表面を挟み込むイメージで、0.25より近づけることができれば公差はクリアできます。図1の下の図でわかるように、2つの平行な平面は必ずしも何かに沿っているわけではないことに注意することが重要です。

 

ハイトゲージを使用した平面度の評価

 

 ハイトゲージでの平面測定

図2. ハイトゲージで平面度を評価

 

応用として、物理的に平面度を測定する1つの方法は、図2に見られるように、ハイトゲージを使用することです。ハイトゲージを正しく使用するには、まず測定する部品を高さ調節可能な3本の支柱の上に置きます。次に、ハイトゲージを表面に沿って動かし、針の振幅を確認します。測定作業者は、針の振幅が最小になるように3つの支柱を調整します。平面の配向を調整して、理論上最小の二平面を導き出します。ご想像のとおり、この方法には多大な忍耐と訓練が必要です。

 


 

記事では、続いてデジタルでの平面度の評価方法について述べています。ハイトゲージは取り扱いが難しく測定に時間がかかり、熟練度に依存することもあります。デジタルでの測定方法の出現により、速く正確に平面度を評価することができるようになりました。詳しくは下のリンクから記事全文をお読みください。

 

 

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