超精密微細溝加工の紹介

超微細溝加工技術は、主にダイヤモンド工具を用いて、ワークとの相対運動により、工具刃先形状をワーク表面へ転写します。

徹底された防震、恒温・恒湿管理の下でナノオーダーレベル制御で多様な形状の超精密切削加工を行います。加工形状の種類も角溝、半円溝、格子溝、台形溝、ディンプル加工など数多く取り揃えています。

光学ディスプレイ関連部材やナノインプリントの金型など幅広い分野に応用されています。

任意面に対し凹凸を形成するもので、その工法によって形成される溝品質は様々です。

溝を形成する手段は多数存在しますが、東レ・プレシジョンでは、機械加工、電気加工、高エネルギー加工を得意としており、各種高精度な機械を用いて溝加工を行っております。

フィルム表面への高精度、高精細な形状付与が可能
微細金型を用いてフィルムへの熱インプリント加工を承ります。少量のサンプルテスト加工、お客様のご要望に応じた形状、材料の提案もさせていただきます。

■熱インプリントとは

フィルム表面への高精度、高精細な形状付与を可能とする技術です。

独自の高速加熱冷却システムやフィルム剥離機構により、高スループットを間欠／連続で成形可能です。また、モスアイ構造・高アスペクト比・離散配置・両面成形など各種パターン成形が可能です。

■加工例

• インプリントサンプル例

  

  離散配置パターン

  

  微細カップ

• 金型形状とフィルム形状

  

  金型形状

  

  成形フィルム形状

超精密切削加工機を用いた被削材表面への高精度な形状加工を実現。
ダイヤモンドバイト工具を用いた鏡面仕上げ、シャープエッジを有した形状の創生が可能です。

金型外観

V溝：形状高さ50μm

V溝：加工断面

■加工材質例

• SUS304
• SUS316L
• SUS420J2（HRC52）
• 純チタンTP340C
• Mo
• Ta

■応用例

• 導光板金型
• 光学部品
• レアメタル形状加工

超精密微細加工のご紹介

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