製品・技術
マイクロドリル加工
合成繊維紡糸ノズルの製造で永年培った精密加工技術
精密加工技術を用いたマイクロドリル加工では、小孔径で且つ、深孔の高アスペクト比を実現します。深孔で難しいといわれるストレート部にも対応でき、安定して高精度に加工することが可能です。
マイクロドリル加工とは
マイクロドリル加工とは、微細ドリルを用いた切削方式の孔加工(穴加工)を指し、ノズルや電子機器基盤などの加工に用いられます。
ドリルの材質は、従来は高速度工具鋼が用いられていましたが、現在はより高硬度(高剛性)な超硬合金に耐摩耗性の高いコーティングを施すことが主流となっており、生産性が飛躍的に向上しています。
■マイクロドリル加工の特長
当社の原点ともいえる合成繊維紡糸ノズルの製造で永年にわたり培った精密加工技術です。マイクロドリル加工では、微細孔で深孔の高アスペクト比(L/D)と、高品位な内面仕上がりを実現します。
■高アスペクト比孔加工事例
ノズル
アスペクト比:100倍 孔径:φ0.1mm 長さ:10mm 材質:SUS630
サンプル全体
L/D100割断部拡大
小孔壁面
小孔壁面
(中間部)
ノズル
アスペクト比:100倍 孔径:φ0.15mm 長さ:15mm 材質:SUS630
小孔入口 食い込み量
小孔入口(天面)拡大
■仕様
- 材質
- :ステンレス(SUS)、非鉄金属等
- 最小孔径
- :φ0.02mm
- アスペクト比
- :10~20倍(※φ0.1mm程度の場合)
特殊対応で50~100倍も可能。
材質・孔径によって変わります。
詳細はお気軽にお問合せ下さい。 - 加工精度
- :±2μm
こんな時にご相談ください
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