事例
PSD指定による耐久試験の状況です。
2か所の制御点(トラテープ部)のフィードバックが下記記載のPSD(動画内下部中央グラフ)と一致するように加振します。
・過大入力によるダメージ防止のため、-6dBから加振スタートします。
・1:15で-4dB、2:15で-2dB、3:00で0dB(規格の目標)に加振レベルを上げ、その後1分程度を記録しています。
・実試験では各軸方向とも0dBで30分の加振をしています。
このようにフィードバックを確認しながら加振する試験ですので、実際の加振波は試験毎に変わります。
【試験仕様】
・ETSI EN 300 019-2-4, 4.7, Mechanical tests, Vibration Class 1, Random
・PSD 10~50Hz 0.04m2/s3、5~10Hz +12dB/oct、50~100Hz -12dB/oct
注 ETSI:European Telecommunications Standards Institute(欧州電気通信標準化機構)
2-4:耐候性の無い場所を想定した環境試験
【試験場の特徴】
・鉛直±250mm、水平±200mmという大ストローク
→変位の大きな実地震の再現ができるので、迫力が凄いです!!
・鉛直1200kN、水平464kNの大きな加振力
→20トンまでの重量物の試験に対応できます。
・液体入り貨物の試験や長時間連続加振も受託可能
→油圧式試験機だから、広いご要望に対応できます‼
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