当社では、大型三次元振動台による振動・動揺・耐震などの各種試験を受託します。
実輸送振動波形による最適な積付/包装貨物の検証に利用できるだけでなく、東日本大震災において震度7を観測した築館波や、阪神・淡路大震災の神戸波、新潟中越地震の小千谷波などの地震動も再現できます。
1995年の運用開始以降、貨物輸送再現試験だけでなく、IBC容器の評価試験、精密機器や家具類などの耐震性能試験にも広く利用されています。
「IBC容器」の振動試験
2011年1月1日以降に製造、修理又は改造される液状の危険物を収納するIBC容器に適用される試験基準に新たに加わった当該規格を満たすIBC容器振動試験を実施できる体制が整っています。電動油圧式のため、動電型に比べ万が一の液漏れにも対処できます。
IBC容器の振動試験
<概要>
大型三次元振動台は、輸送中の貨物が遭遇する輸送環境(振動・衝撃・動揺など)のほか、耐震性試験が実施可能です。東日本大震災などの地震動を忠実に再現した3軸振動試験や動揺試験を行い、貨物の最適な梱包・積み付け方式の検証や製品設計に対して、高精度で信頼性の高いデータを提供します。
<特長>
・実輸送振動波形で加振します。
自動車専用船、北米大陸横断鉄道やトレーラー輸送の実輸送波形を再現することができます。
・JIS規格やIEC規格などに準拠した振動試験を行うことができます。
JIS Z 0200/0232、IEC61373、ISO13355、ISO4180など規格の振動試験を行うことができます。
・内外で計測された地震波や人工地震波による耐震試験を行うことができます。
兵庫県南部地震波、宮城沖北部地震波、タフト地震波などの実地震波形やNTT人工地震波、NEBS人工地震波を加振できるとともに、EN規格、IEC規格に準拠した耐震試験を行うことができます。
・最大傾斜角度が20°です。
船舶の動揺を再現することができます。
<事例紹介>
- 電機機器メーカの依頼により、輸送中の振動を再現し、電機機器の梱包・積み付け方法の評価試験を実施しました。
- 車両用装置メーカの依頼により、車両走行中の振動を再現し、車両振動に対して十分な強度を持つ装置であることを実証しました。
- 制御機器メーカの依頼により、製品の納入先の耐震仕様を満たすことを確認するため、IEC規格に規定されている制御機器の耐震性能評価試験を実施しました。
三次元振動台の仕様を紹介
・振動台システム
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液状の危険物を収納する「IBC容器」の振動試験をはじめ、その他振動試験、耐震試験について、お気軽にお問い合わせください。
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