工業用ロール製品を生産されておられますA社様は、お客様納品時にロール端面にズレが発生するというお悩みをここ数年来、抱えておられました。
製品は海外へ出荷されていましたが、納品時のクレーム対応として代替品を航空機による
緊急出荷せざるを得ない場合も有、大きなコスト負担も生じておられました。
そこで今回、フォワーダーを通じて弊社へご相談頂き、弊社が所有している輸送振動波形を利用した試験を実施した結果、
・ダメージの発生状況を可視化でき、
さらに
・対策の効果確認
もたった二日で完了、と、ご満足頂ける結果を得られました。
以下、試験を終わってのお客様の声を掲載させて頂きます。
Q1.試験場試験では10分~20分で試験体にダメージが認められたと認識しています。これは実輸送の何キロ分、あるいは、何時間分に相当しますか?
A1.6時間相当です
Q2.試験場試験の前に実輸送試験も実施されていると思いますが、試験場試験は如何でしたか?
【メリット】
A2-1.その場ですぐ試験結果を見ながら、試験の長さの調整ができる
A2-2.コンテナ側面に観察用の穴が開いているので、リアルタイムで試験体の動きを見ることができる
【デメリット】
A2-3.実輸送試験に対して10倍のコストが掛かった
Q3.トータルとして、試験場試験の評価をお聞かせください。
A3.コストがかかりましたが、不具合の現象がリアルタイムで確認でき、対策の効果確認することもできました。他製品で輸送中の不具合があればまた試験を実施し素早く問題解決したいです。
この度は弊社試験場をご利用いただき、誠にありがとうございました。
もし、類似ダメージ発生の場合には、お気軽にご相談ください。
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