ランダム振動試験　ASTM D4728 （【輸送試験】ASTM D4169 評価試験）

【輸送試験】ASTM D4169は輸送中の10のハザード要因別対応試験が規定されており、実輸送環境に合わせそれら試験を組合わせて全体試験を構成しています。

Schedule D or Eのランダム振動試験（ASTM D4728）についてご説明します。

ASTM D4728は、輸送中における振動により、包装や製品に与える影響を評価するために使用されます。

ASTM D4169 試験方法一般通則においては、実際の輸送手段に応じて、「トラック(Truck)」 ・ 「航空機 (Air)」 ・ 「鉄道 (Rail)」の3種類が規定されており、それぞれ3段階の厳しさがあります。

Schedule Dでは、実輸送において積み重ねが生じる場合には、振動試験において供試品の上に積み重ね荷重を搭載した状態で加振します。

Schedule Eでは、実輸送において包装貨物の向きが未知となる場合には、包装貨物の向きを3方向加振することを推奨しております。

• 小口貨物からパレットなどの大型貨物でも試験が可能です。
• 近年、輸送環境におけるランダム振動試験においては低周波領域までの周波数範囲を要求されておりますが、当社ではストロークの長い加振機を保有しておりますので、試験対応可能です。
• ASTM D4169に含まれる一連の試験は、弊社でワンストップで実施可能です。

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