集中衝撃試験　ASTM D6344 （【輸送試験】ASTM D4169 評価試験）

【輸送試験】ASTM D4169は輸送中の10のハザード要因別対応試験が規定されており、実輸送環境に合わせそれら試験を組合わせて全体試験を構成しています。

Schedule Jの集中衝撃試験（ASTM D6344）についてご説明します。

ASTM D6344は、包装貨物の積み込みの際に隣接する別貨物との衝突や、物流センターのベルトコンベヤ等の自動仕分け機（ソーター）等による局所的など、輸送中に遭遇する包装貨物に対する衝撃的外力が局所的に生じる影響について検証する試験です。

ASTM D4169 試験方法一般通則においては、680g ±15gの既定の衝突体（写真参照）を、包装貨物の表面に対して80cmの距離から垂直落下もしくは振り子方式による側面衝突を行い、包装貨物への影響を検証します。

• 局所的衝撃が生じ得る包装貨物の面に対して実施します。
  （小口貨物であれば、6面全て）
• 破裂強度が、275psi（もしくは、44ECT）以上の包装貨物は、
  当該試験を省略可能です。
• ASTM D4169に含まれる一連の試験は、
  弊社でワンストップで実施可能です。

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